コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 円高が重荷、自動車や銀行売られる 国内株概況 2023年12月14日 15:25

2023-12-14 21:31:13 | 日記
東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 円高が重荷、自動車や銀行売られる
国内株概況
2023年12月14日 15:25

14日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は240円10銭(0.73%)安の3万2686円25銭だった。一時1ドル=140円台後半まで急速に進んだ円高・ドル安進行を受けた輸出関連株や株価指数先物への売りが優勢で、特に輸出採算の悪化を懸念した自動車株の下げが目立った。午後に下げ幅は一時400円を超えた。

13日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米利上げ停止や来年の利下げ転換への思惑が強まり、米長期金利が低下。東京市場では銀行株や保険株などの売りを促した。岸田文雄内閣の一部閣僚交代など国内政治情勢を巡る不透明感も意識され、午後に入ると海外勢とみられる円買いや日本株売りの動きが強まる場面があった。

朝方は買いが先行した。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど主要株価指数が上昇した流れを引き継いで高く始まった。金利低下を受けて半導体などグロース(成長)株の一角には資金が向かい、相場を下支えした。後場中ごろからは売り方の買い戻しや個人による押し目買いも入り、やや下げ幅を縮めた。

東証株価指数(TOPIX)は反落。終値は33.57ポイント(1.43%)安の2321.35だった。JPXプライム150指数も反落し、終値は8.41ポイント(0.81%)安の1035.75だった。

東証プライムの売買代金は概算で4兆4634億円、売買高は18億9652万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1221と全体の7割強を占めた。値上がりは404、横ばいは36だった。

 三菱UFJやトヨタ、デンソーが売られた。一方、リクルートやソフトバンクグループ(SBG)、アドテストは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ512ドル高で最高値 来年の利下げ期待強まる ナスダック続伸 米国・欧州株概況 2023年12月14日 6:34

2023-12-14 06:23:15 | 日記
米国株、ダウ512ドル高で最高値 来年の利下げ期待強まる ナスダック続伸
米国・欧州株概況
2023年12月14日 6:34

【NQNニューヨーク=川上純平】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比512ドル30セント(1.40%)高の3万7090ドル24セントで終えた。2022年1月に付けた過去最高値を更新し、3万7000ドル台に乗せた。米連邦準備理事会(FRB)は13日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5.25~5.5%に据え置いた。2024年に利下げに転じるとの予想を示し、米経済の先行き不安が和らいだことから買いが膨らんだ。

FRBがFOMC後に公表した参加者の政策金利見通しは24年末が中央値で4.6%だった。現在の水準からみて0.25%の利下げ3回分に相当する。25年末には3.6%とさらに引き下げる見通しだ。FRBの利上げ局面が終了し、今後の利下げが米経済を支えるとの見方が米株の買いを誘った。

FRBのパウエル議長の記者会見が始まると、ダウ平均は上げ幅を拡大した。パウエル議長は「インフレは失業率の大幅な上昇を伴うことなく緩和してきた」との認識を示した。「我々は政策金利が今回の引き締め局面のピークか、それに近い水準にあると考えている」とも述べた。市場では「24年はインフレを抑えつつ経済成長を加速させることができるとの期待が高まった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声があった。

24年内の利下げ観測を背景に米長期金利は急速に低下。一時は4.00%と8月以来の低水準を付けた。金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れたのも買いを促した。

ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやホームセンターのホーム・デポ、化学のダウの上昇が目立った。半面、通信のベライゾン・コミュニケーションズやIT(情報技術)のIBMは下げた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比200.567ポイント(1.38%)高の1万4733.964と22年1月以来の高値で終えた。半導体のエヌビディアや動画配信のネットフリックスが上昇した。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は5日続伸。前日比63.39ポイント(1.36%)高い4707.09で終え、22年1月以来の高値となった。

1分で読める海外市場(13日)NYダウ史上最高値3万7090ドル、一時1ドル=142円台 Market Morning Briefing 2023年12月14日 6:19

2023-12-14 06:23:15 | 日記
1分で読める海外市場(13日)NYダウ史上最高値3万7090ドル、一時1ドル=142円台
Market Morning Briefing
2023年12月14日 6:19


株式

ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比512ドル高の3万7090ドルで取引を終えた。1年11カ月ぶりに史上最高値を更新した。3万7000ドル台に乗せるのは初めて。米連邦準備理事会(FRB)が2024年に3回の利下げを実施する予想を示し、過度な引き締め維持で景気が急減速するとの懸念が薄れた。

S&P500種株価指数とハイテク株中心のナスダック総合株価指数もそれぞれ1.4%上げ、そろって年初来高値を更新した。
債券

ニューヨーク債券市場で国債利回りは急低下(価格は上昇)し、政策金利の動きに敏感な2年債利回りは一時、前日比0.3%ほど低い4.4%台前半を付けた。長期金利の指標になる10年債利回りは4.0%程度まで下げる場面があった。
為替

ニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場は一時、1ドル=142円90銭台まで上昇した。13日の東京市場終値から3円近い円高・ドル安が進んだ。その後も143円近辺で推移している。
商品

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の1月物は前日比0.86ドル(1.3%)高の1バレル69.47ドルで取引を終えた。週間の米石油在庫統計で原油在庫が減少し、需給の引き締まりが意識された。前日に期近としては6月下旬以来の安値を付けた後で、値ごろ感からの買いが入った面もあった。
ワンポイント

2023年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が13日、終わりました。米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25〜5.50%に据え置くと決めました。9月時点では年内にあと1回の利上げを見込んでいましたが、物価上昇の勢いが減速傾向にあるため、3会合連続で見送りました。24年末の政策金利の見通しは4.6%と9月時点の見通しの5.1%から引き下げました。通常の利下げ幅(0.25%)で3回分の引き下げに相当します。

市場では22年3月に始まった利上げ局面が終了したとの見方が広がり、ダウ平均は初めて3万7000ドルを突破し、史上最高値を更新しました。パウエル議長は会合後の記者会見で「FOMC参加者は追加利上げの選択肢を排除することは望んでいない」と話しましたが、その可能性は高くないとも述べ、市場は既に利上げは終わったとみて、関心は利下げの開始時期に移っています。

【関連記事】

・NYダウ急伸、初の3万7000ドル台 金利急低下・円高進む
・FRB、3会合連続利上げ見送り 来年は利下げ3回分を予想
・FOMC声明要旨、「インフレ率は緩和も依然高止まり」

FOMC、3会合連続で金利据え置き-24年に複数回利下げを予想 2023年12月14日 4:07 JST 更新日時 2023年12月14日 5:18 JST ブルームバーグ

2023-12-14 05:39:57 | 日記

FOMC、3会合連続で金利据え置き-24年に複数回利下げを予想
Catarina Saraiva
2023年12月14日 4:07 JST 更新日時 2023年12月14日 5:18 JST ブルームバーグ

24年に3回の利下げを見込む-FOMC参加者の予測中央値
「適切であれば、追加利上げに動く用意がある」-パウエル議長



Jerome Powell Photographer: Kevin Dietsch/Getty Images

米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月12-13日に開催した定例会合で、主要政策金利を2001年以来の高水準で据え置くことを全会一致で決定した。金利据え置きは3会合連続。また2024年に複数回にわたって金利を引き下げるとの見通しを示し、積極的な利上げキャンペーンが終了したとのシグナルをこれまでで最も明確に発した。

FOMC声明:インフレは緩和したが依然高水準、経済活動の伸び鈍化

  フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは5.25-5.5%。FOMC参加者の予測中央値では、今後追加利上げはないとの見通しが示された。予測中央値で追加利上げの見通しが示されなかったのは2021年3月以来。

The Fed's December Dot Plot
FOMCの金利予測分布図(ドットプロット)
出所:ブルームバーグ

  24年については合計で0.75ポイントの利下げを当局者らは予測。9月時点での予測より利下げペースが急になっている。24年末時点でのFF金利については、予測中央値は4.6%だが、FOMC参加者個々の予測はばらつきが大きい。

  8人は0.25ポイントの利下げが3回未満とみている一方、5人はそれ以上の利下げを予想している。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は会合後の記者会見で、予測はあらかじめ決められた計画ではないと強調。物価上昇圧力が再び台頭しないようにするため、追加利上げの選択肢を外す用意はないとした。

  パウエル氏は「政策金利は今回の引き締めサイクルにおけるピーク、ないしそれに近い水準にある可能性が高いが、パンデミック以降、経済はさまざまな形で予想家を驚かせてきた。2%のインフレ目標に向けて続いている進展も保証されているわけではない」とし、「適切であれば、追加引き締めに動く用意がある」と述べた。

  FOMCのトーンの変化は、会合後に発表された声明での文言修正でも浮き彫りとなった。声明では「インフレ率を時間とともに2%に戻すために追加引き締めが適切となり得る場合、その程度を決定する上で、委員会は金融政策の累積的な引き締めや、金融政策が経済活動とインフレに与える影響の遅効性、経済や金融の情勢を考慮する」と記述。前回の声明には、「場合」との文言は含まれていなかった。

  またその他の変化として、インフレについて「この1年で緩和したが、依然として高い水準にある」と指摘。さらに、大半の参加者は物価上昇に対するリスクはおおむね均衡が取れているとみている。

原題:Fed Holds Rates Steady Again and Pivots Toward Cuts in 2024 (1)(抜粋)
(パウエル議長の発言や声明の情報を追加し、更新します)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE