コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

中国、雇用不安でデフレの足音 消費者物価11月も下落 中国・台湾 2023年12月9日 18:00

2023-12-09 21:16:50 | 日記
中国、雇用不安でデフレの足音 消費者物価11月も下落
中国・台湾
2023年12月9日 18:00

【北京=川手伊織】中国国家統計局が9日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は2カ月連続で前年同月比マイナスとなった。自動車など耐久財が値下がりした。雇用や所得への不安を拭えない家計の財布のひもは固い。デフレの足音が迫っている。

11月の下落率は0.5%で、2020年11月以来の大きさとなった。食肉消費の6割を占め中国人の食卓に欠かせない豚肉が3割超下落した。

【米国市況】底堅い経済指標で株続伸、国債利回り上昇-145円付近 2023年12月9日 6:55 JST ブルームバーグ

2023-12-09 20:47:10 | 日記

【米国市況】底堅い経済指標で株続伸、国債利回り上昇-145円付近
Rita Nazareth
2023年12月9日 6:55 JST ブルームバーグ

S&P500種は週間で2019年来最長の6週連続高
ドル買われ、一時145円21銭-米2年債利回り一時14bp上昇




Traders work on the floor of the New York Stock Exchange Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

8日の米金融市場は堅調な雇用と消費者センチメントの統計で揺れる展開となった。株式相場は米経済がリセッション(景気後退)を回避できるとの観測から続伸して終了。一方、米国債市場では来年の利下げ観測が後退し、利回りが急伸した。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4604.37 18.78 0.41%
ダウ工業株30種平均 36247.87 130.49 0.36%
ナスダック総合指数 14403.97 63.98 0.45%

  S&P500種株価指数は週間ベースで2019年11月以来最長の6週連続高。「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティー指数(VIX)は新型コロナウイルス禍前の水準に戻った。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザカレリ氏は「景気がようやく軟化しつつあると思った矢先に、強さの兆候が引き続き示されている」と指摘。「当社は相場に関して強気な姿勢を維持している。景気に関して強気だからだ」と述べた。

  11月の雇用統計では雇用者数が前月比19万9000人増と、市場予想を上回った。失業率は3.7%に低下し、平均時給は予想を上回る伸びを示した。12月のミシガン大学消費者調査(速報値)ではマインド指数が大きく改善し、すべての市場予想を上回った。1年先のインフレ期待は22年ぶりの大幅低下となった。

11月の米雇用統計、広く力強さ示す-市場の早期利下げ期待くじく (3)

米消費者マインド大幅改善、1年先インフレ期待低下-ミシガン大 (2)

Bull Run | S&P 500 has longest weekly win since 2019


米国債

  米国債は下落。早ければ3月にも政策転換があるとの見方を示唆するハト派的な取引が大規模に巻き戻されることになった。

  景気の強さはハードランディングに関する不安を後退させるが、それは米金融当局が金利をより高くより長く維持せざるを得なくなる可能性も意味するとの見方が広がった。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.30% 4.8 1.14%
米10年債利回り 4.23% 7.6 1.83%
米2年債利回り 4.72% 12.8 2.79%
米東部時間 16時52分

  2年債利回りは一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.74%。金利先物スワップ市場に反映される3月の利下げ確率は40%。雇用統計発表前は50%を超えていた。

  タイタン・アセット・マネジメントのジョン・リーパー最高投資責任者(CIO)は、「米経済は引き続き好調だ」と指摘。「先月見られた米国債利回りの大幅な低下は、すでに少し行き過ぎていたようだ。雇用統計を受けて国債利回りは跳ね上がり、流れは反転しつつある。来年の利下げ観測は後退しており、『より高くより長く』のテーマが復活している」と述べた。

米雇用統計、投資家の利下げ期待に冷や水:市場関係者の見方 (2)

Fed-Cut Bets Dimming
Markets price 110bp of cuts for end-2024 v. 125bp priced Thursday close
Source: Bloomberg

Change in Fed's interest-rate target implied by overnight index swaps and SOFR futures. Fed dots use interpolation.
外為

  外国為替市場ではドルが上昇。米雇用統計とミシガン大学消費者調査を受けて、米国債利回りが上昇したことが背景。

  ドルは対円でも買われ、一時0.8%高の1ドル=145円21銭を付けた。円は日本銀行の早期政策シフト観測で、週間ベースでは値上がりした。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1241.85 2.31 0.19%
ドル/円 ¥144.98 ¥0.85 0.59%
ユーロ/ドル $1.0763 -$0.0031 -0.29%
米東部時間 16時52分

  マッコーリー・キャピタル・マーケッツ・カナダのデービッド・ドイル氏「米利上げサイクルは終了しており、初回利下げが来年4-6月(第2四半期)に実施されると引き続き考えている」と述べた。

  デレク・ハルペニー氏ら三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の為替アナリストは「当社では対円でのドルショート取引で利益目標水準を達成した」とリポートに記述。「来週の中銀政策会合を控え、今度は対ユーロで円のロングポジションを再構築した。中銀会合はどちらかと言えばユーロにマイナスとなる可能性がある」と続けた。

  BofAのストラテジストは、円相場は来年1-3月(第1四半期)に1ドル=155円まで下落した後、同年末までに142円まで上昇するだろうと予想した。日本銀行が今月にも利上げを開始する可能性があるとの観測から円が一時141円台を付けた後でも、従来の予想を維持した。

  BofAは1月に日銀がマイナス金利とイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を解除することを基本シナリオとし、解除は遅くとも4月までに起きるとみている。

ドル円は1-3月に155円の予想維持、日銀利上げ観測後も-BofA
原油

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米雇用統計や米戦略石油備蓄(SPR)補充の計画などが意識された。ただ世界的な供給過剰懸念がある中、週間ベースでは7週連続安と、2018年以来の長期下落局面となった。

  石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は11月30日にオンライン形式で会合を開き、追加減産の実施で合意した。ただ、原油相場は同日から6営業日連続で下落した。米国などからの供給増に対抗するには、OPECプラスの減産では不十分だとの見方が背景にある。

Oil Heads for Seventh Straight Weekly Declines | Increased non-OPEC supply, poorer demand outlook pressuring prices





  需要の先行きを巡る懸念もある。ブルームバーグの調査では、2024年の中国の石油消費量は日量50万バレル増加すると予想されているが、これは23年の増加量の3分の1を下回る水準だ。米経済については、多くのエコノミストが来年のリセッション(景気後退)突入を予想している。

  一方、現在の原油市場には「センチメントと現実」の間で大きなギャップがあると、トラフィグラのグローバル・チーフエコノミスト、サード・ラヒム氏は指摘。2023年の年次リポートで同氏は「コモディティーに対する需要は減退すると予想されていたかもしれない。しかし実際には、いくつかの市場では消費が過去最高を記録している」と記した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比1.89ドル(2.7%)高の1バレル=71.23ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.4%上げて75.84ドル。


  ニューヨーク金相場は急反落。スポット価格は一時1オンス=2000ドルを下回った。米雇用統計で来年早期の利下げ観測が後退したことが背景。金利の低下は通常、利息を生まない金の投資妙味を高める。

  金価格は今週に入って最高値を更新したが、その後は失速。結局、週間ベースでは9月下旬以来の大きな下げとなる。

Gold Has Wiped Out This Week's Gains | Metal hit all-time high in chaotic session on Monday



  サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は、金価格の急伸は「時期尚早だった」と指摘。最近の上昇はヘッジファンドやその他のモメンタム投資家が主導していたとし、「投機筋は自分のポジションと『結婚』している訳ではないので、テクニカル面もしくはファンダメンタル面の見通しが変われば調整に動くことを留意すべきだ」と述べた。

  注目された雇用統計を通過し、市場参加者の焦点は来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に移っている。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は31.90ドル(1.6%)安の2014.50ドルで取引を終えた。

原題:Stock Bulls Score Longest Weekly Win Since 2019: Markets Wrap(抜粋)

S&P 500 Now Set for Longest Weekly Win Since 2019: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Set For Weekly Gain After Jobs, Yen Shines: Inside G-10(抜粋)

Oil Posts Small Rebound Amid Longest Losing Streak in Five Years(抜粋)

Gold Dips Below $2,000 as Jobs Data Undermine Rate Cut Bets(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE

米国株、ダウ続伸し130ドル高 1年11カ月ぶり高値 ナスダックも年初来高値 米国・欧州株概況 2023年12月9日 6:30

2023-12-09 06:34:48 | 日記
米国株、ダウ続伸し130ドル高 1年11カ月ぶり高値 ナスダックも年初来高値
米国・欧州株概況
2023年12月9日 6:30

【NQNニューヨーク=矢内純一】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比130ドル49セント(0.36%)高の3万6247ドル87セントと1週間ぶりに年初来高値を更新した。2022年1月以来およそ1年11カ月ぶりの高値。朝発表の11月の米雇用統計は総じて強い内容だったが、米連邦準備理事会(FRB)が一段と金融引き締めをするほどではないと受け止められた。米景気悪化への懸念も和らぎ、主力株の一部に買いが入った。

11月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月に比べ19万9000人増え、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(19万人増)を上回った。失業率は3.7%と前月の3.9%から低下した。平均時給は前月比の上昇率が0.4%と市場予想の0.3%より高かった。

雇用統計の発表を受け、米債券市場では長期金利が上昇(長期債価格が下落)し、株式の相対的な割高感を意識した売りが先行した。その後は次第に買いが優勢となった。市場では「雇用統計は景気が大幅に落ち込むことへの懸念を和らげ、株買いを促した」(FHNファイナンシャルのクリス・ロウ氏)との見方があった。

ミシガン大学が8日発表した12月の消費者態度指数(速報値)は前月から改善した。1年後の予想インフレ率は3.1%と前月(4.5%)を下回り、21年3月以来の低水準となった。消費者マインドが上向き、期待インフレが下がったことも、株式相場には追い風となった面がある。

個別では、航空機のボーイング、金融のゴールドマン・サックスが上昇した。石油のシェブロンや半導体のインテルも上げた。半面、機械のハネウェル・インターナショナルと小売りのウォルマートが下落した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。前日比63.979ポイント(0.44%)高の1万4403.973と、およそ5カ月ぶりに年初来高値を更新した。22年4月以来の高値。半導体のエヌビディア、交流サイトのメタプラットフォームズなどが買われた。

多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数も続伸した。前日比18.78ポイント(0.40%)高の4604.37と、22年3月以来の高値となった。

ドル円は1-3月に155円の予想維持、日銀利上げ観測後も-BofA 2023年12月9日 2:15 JST ブルームバーグ

2023-12-09 05:32:34 | 日記

ドル円は1-3月に155円の予想維持、日銀利上げ観測後も-BofA
Anya Andrianova
2023年12月9日 2:15 JST ブルームバーグ

円相場は来年1-3月(第1四半期)に1ドル=155円まで下落した後、同年末までに142円まで上昇するだろうと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが予想した。日本銀行が今月にも利上げを開始する可能性があるとの観測から円が一時141円台を付けた後でも、従来の予想を維持した。

  BofAは1月に日銀がマイナス金利とイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を解除することを基本シナリオとし、解除は遅くとも4月までに起きるとみている。

  「われわれの基本シナリオでは、米経済は世界の残り地域とのリカップリングを始め、米国のディスインフレは続き、米金融当局は金利を引き下げる。これがリスク志向を後押しし、ドルを買われ過ぎの水準から押し下げる」とBofAは説明した。

原題:BofA Keeps 1Q View of Yen at 155 per Dollar After BOJ Hike Talk(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE

11月の米雇用統計、広く力強さ示す-市場の早期利下げ期待くじく2023年12月8日 22:36 JST 更新日時 2023年12月9日 0:32 JST ブルームバーグ

2023-12-09 05:10:20 | 日記

11月の米雇用統計、広く力強さ示す-市場の早期利下げ期待くじく
Molly Smith
2023年12月8日 22:36 JST 更新日時 2023年12月9日 0:32 JST ブルームバーグ

非農業部門雇用者数は前月比19万9000人増-失業率3.7%に低下
平均時給は前月比0.4%増-今年最大の伸び率に並ぶ



A worker moves a pallet of grocery items at an ACME and Safeway Distribution Center in Denver, Pennsylvania, US. Photographer: Hannah Beier/Bloomberg

11月の米雇用統計では雇用者数と賃金の伸びが市場予想を上回り、労働市場の力強さが示された。米金融当局が来年早期に利下げに動くとの市場の期待をしぼませる内容だ。
キーポイント

11月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比19万9000人増
エコノミスト予想の中央値は18万5000人増
前月は15万人増
家計調査に基づく11月の失業率は3.7%に低下-前月3.9%
市場予想は3.9%
平均時給は前月比0.4%増-今年最大の伸びに並ぶ
市場予想は0.3%増
前月は0.2%増

  11月の雇用者数では、ストライキを実施していた自動車メーカー従業員の職場復帰が3万人の押し上げにつながった。労働参加率も小幅に上昇。

US Jobs Data Point to Strong Labor Market | Unemployment rate unexpectedly fell in November



  全米自動車労組(UAW)のスト終結に伴い製造業分野の雇用が上向いたことに加え、医療や娯楽・ホスピタリティー、政府部門が全体の伸びをけん引。他の分野では伸びが小幅にとどまるか、小売りのように減少するかだった。

  今回の統計で示された労働市場の力強さは、インフレ率を確実に目標水準に下げるため高水準の借り入れコストを維持するという金融当局の方針を裏付けている。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週開く会合で政策金利を据え置くと、市場では広く予想されている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこれまで、市場で強まる早期利下げ期待を繰り返し押し返している。

  LHマイヤー/マネタリー・ポリシー・アナリティクスのエコノミスト、デレク・タン氏は「1-3月(第1四半期)を皮切りに来年数多くの利下げが行われるとの期待は後退しそうだ」とし、「金融当局はこの機会を捉え、辛抱強さとより長期にわたる金利据え置きを呼び掛けるだろう」と分析した。

  雇用統計が堅調な内容となったことを受け、市場の注目はインフレ指標に移る。物価上昇ペースの一段の鈍化が示されれば、労働市場がより持続的な再加速を見せない限り、FOMCを利下げ姿勢に傾かせる可能性が高くなる。

  BNPパリバの米国担当シニアエコノミスト、エレーナ・シュルヤティエバ氏は「今回のデータの全体像を見れば、FOMCはインフレ率を確実に目標に戻すため辛抱強い姿勢を維持できるだろう」と述べた。

  平均時給は前月比0.4%増と、今年最大の伸び率に並んだ。前年同月比では4%増。

  労働参加率は62.8%に上昇。男性の参加率上昇が全体を押し上げた。25歳から54歳までの労働参加率は変わらずだった。労働力の供給がさらに増えれば、賃金の伸び緩和につながる可能性がある。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Labor Market Defies Slowdown Forecasts in Broad Strengthening(抜粋)
(市場関係者のコメントを追加し、更新します)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE