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米国株、ダウ続伸し251ドル高 早期利下げ期待が引き続き支え ナスダックも続伸 米国・欧州株概況 2023年12月20日 6:50

2023-12-19 21:54:52 | 日記
米国株、ダウ続伸し251ドル高 早期利下げ期待が引き続き支え ナスダックも続伸
米国・欧州株概況
2023年12月20日 6:50

【NQNニューヨーク=稲場三奈】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は9日続伸した。前日比251ドル90セント(0.67%)高の3万7557ドル92セントと、連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が2024年の早期に利下げに転じ、景気に配慮しながら政策判断をするとの見方が引き続き相場の支えとなった。

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが18日に公開したインタビューで「来年に3回利下げしたとしても(政策金利は)かなり引き締め的になるだろう」と述べた。「我々は将来を見据え、物価の安定をもたらしつつ雇用を奪わないようにする必要がある」とも話した。景気に配慮しながら利下げに転じることを支持する考えを示した。

リッチモンド連銀のバーキン総裁は19日に米メディアの取材に対し、物価や雇用の現状を巡り「我々は良い位置にいると思う」と述べた。一方、アトランタ連銀のボスティック総裁は同日の講演で「我々が引き締めスタンスを緩めることへの緊急性はない」と語った。

このところFRB高官からは市場の早期利下げ観測をけん制する発言が相次ぐものの、「13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのパウエル議長のハト派的発言を押し戻すほどではない」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との見方があり、相場への影響は限定的だった。

個別では、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや建機のキャタピラー、半導体のインテルが買われた。航空機のボーイングやクレジットカードのビザ、スマートフォンのアップルも高かった。一方、IT(情報技術)のIBMや医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、通信のベライゾン・コミュニケーションズは安かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は9日続伸した。前日比98.029ポイント(0.65%)高の1万5003.223と、連日で22年1月中旬以来の高値を付けた。電気自動車のテスラや交流サイトのメタ・プラットフォームズの上げが目立った。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸し、前日比27.81ポイント(0.58%)高の4768.37と、連日で22年1月上旬以来の高値となった。

米利下げ期待で株への投資殺到に拍車、円は過小評価-BofA調査 2023年12月19日 21:13 JSTブルームバーグ

2023-12-19 21:54:52 | 日記

米利下げ期待で株への投資殺到に拍車、円は過小評価-BofA調査
Farah Elbahrawy
2023年12月19日 21:13 JSTブルームバーグ

ファンドマネジャーのセンチメント、22年1月以降で最も明るい
中国株のショートと日本株のロングも人気の取引


バンク・オブ・アメリカ(BofA)の調査によると、米連邦準備制度による政策緩和への期待が株高を後押しし、投資家は2022年初め以降で最も楽観的な見方をしている。

  マイケル・ハートネット氏率いるストラテジストは19日のリポートで、12月の調査に答えた世界のファンドマネジャーのセンチメントは、来年が過熱も冷え込みもない「ゴルディロックス」環境になるという期待から、22年1月以降で最も明るいものだったと指摘した。

  調査によれば、このような背景から投資家は米連邦準備制度が利上げを開始する前以降で最も株式をオーバーウエートにしており、現金の配分比率は4.7%から4.5%に低下し、2年ぶりの低水準となっている。

  ファンドマネジャーらはまた、過去15年間で最も債券をオーバーウエートにしている。また、コモディティーについては債券との比較で09年3月以降で最も弱気になっている。

  「ポジショニングではなく、政策」が資産価格の新たな戦術的原動力になっているとハートネット氏は説明した。

via Bank of America Corp
Source: Bloomberg

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は23年最後の会合で、来年利下げが実施されるとのハト派的観測をあおった。S&P500種株価指数は史上最高値に近づき、ナスダック100種株価指数はすでに最高値を更新した。

  ゴールドマン・サックス・グループによれば、株価上昇にもかかわらず23年の米国株ファンドへの資金流入額は950億ドル(約13兆7600億円)にとどまる一方、マネー・マーケット・ファンド(MMF)の流入額は過去最高の1兆ドル超えとなっている。

  24年には金利が低下し、インフレが緩和されるため、投資家は保有資金を株式投資に充てることが予想される。
リセッション警戒も

  BofAの調査で差し引き91%の参加者が、米当局による利上げは終わったとの見方を示した。金利が債券利回りと共に低下するとの期待は今世紀で最高水準。債券とテクノロジー株は利下げによる最大の勝ち組とみられている。

  リスクに関しては、投資家は24年のハードランディング、つまりリセッション(景気後退)を最も警戒している。とはいえ、今後12カ月に世界経済のソフトランディングを予想する投資家の割合は正味66%に上る。

  ハートネット氏によれば、ハードランディングを見込む逆張りトレードとしては、現金ロングとアップルなど「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる銘柄群のショートが最適だという。

  8-14日に行われた調査の参加者は219人、合計運用資産は6110億ドルだった。 

  その他の調査結果は以下の通り。

最も集中している取引は、マグニフィセント・セブンのロング、中国株のショート、日本株のロング
過去最高の73%が日本円は過小評価されていると回答
システミックなクレジットイベントが発生する可能性が最も高いのは中国不動産

原題:BofA Poll Shows Rate Cut Expectations Fueling Rush Into Stocks(抜粋)



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東証大引け 反発 日銀緩和維持で買い 半導体が高い 国内株概況 2023年12月19日 15:29

2023-12-19 06:17:35 | 日記
東証大引け 反発 日銀緩和維持で買い 半導体が高い
国内株概況
2023年12月19日 15:29

19日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比460円41銭(1.41%)高の3万3219円39銭だった。日銀は19日、現行の大規模な金融緩和を維持すると決めた。政策修正を想定して株価指数先物を売り建てていた短期投資家による買い戻しが活発化し、日経平均は取引終了にかけ上げ幅を広げ、この日の高値で終えた。現状維持発表後、外国為替市場では円安が進展し、自動車など輸出関連にも買いが広がった。

日銀が正午前に金融緩和策の据え置きを公表すると株価指数先物が急伸し、後場の日経平均の急騰につながった。植田和男総裁が7日に「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言したことをきっかけに、12月会合で政策修正に踏み切るとの観測から一部の短期筋が売り持ち高を積み上げていた。現状維持の発表を受け、一斉に買い戻しの動きが強まった。

日銀の会合結果を受けて円相場が対ドルで一時1ドル=143円台後半まで下落すると、トヨタが上昇に転じるなど輸出関連株に買いが優勢となった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が小幅ながら8日続伸して過去最高値を連日で更新したことも支えとなった。

日経平均は午前に下げる場面もあった。日本時間18日、米鉄鋼大手USスチールを141億ドル(約2兆円)で買収すると発表した日本製鉄は一時、前日比6%あまり下げるなど、一部主力株の下落が影響した。

東証株価指数(TOPIX)は反発。終値は16.95ポイント(0.73%)高の2333.81だった。JPXプライム150指数も反発し、10.08ポイント(0.97%)高の1045.27で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆6364億円、売買高は14億9036万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1211。値下がりは401、横ばいは49だった。

東エレクが上場来高値を更新した。アドテストとレーザーテクも高い。川崎汽は商いを伴い連日で急騰した。味の素と日本ハムが買われた。一方、三菱UFJとみずほFGは下げた。JR東海とJR西日本も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

FRB高官、市場けん制 「利下げ」視野に買い過熱 北米 2023年12月19日 5:49

2023-12-19 06:17:35 | 日記
FRB高官、市場けん制 「利下げ」視野に買い過熱
北米
2023年12月19日 5:49

クリーブランド連銀のメスター総裁は大幅利下げ観測をけん制=ロイター

【ニューヨーク=竹内弘文】米連邦準備理事会(FRB)の高官から、株式相場の高騰をけん制する発言が相次いでいる。市場では2024年の大幅な利下げシナリオを前提に楽観論が広がり、18日は連日の最高値更新が視野に入る。FRBはこうした市場の過熱が実体経済に広がり、インフレ鎮圧の妨げになるリスクを警戒している。

米東部時間18日の午後3時30分(日本時間19日午前5時30分)時点でダウ工業株30種平均は前週末比20ドル程度高い3万7300ドル台で推移している。同水準で引ければ、小幅ながら8日続伸となり、4営業日連続で史上最高値を更新することになる。

主要ハイテク銘柄で構成するナスダック100株価指数は前週末比0.8%程度高い水準にある。こちらも前週末に続いて史上最高値を更新する可能性が高い。インフレ圧力が緩まるなか、FRBの利上げ局面は既に終わり、24年には5〜6回以上の利上げがあるとの見方が市場の大勢となっている。リスク資産である株式にマネーが向かいやすい土壌ができている。

クリーブランド連銀のメスター総裁は18日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、「市場は少し先走っている」と大幅利下げの織り込みにくぎを刺した。米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通し(中央値)では24年中の利下げ回数は3回だ。

シカゴ連銀のグールスビー総裁は19日朝に米CNBCに出演し、12〜13日のFOMCでは利下げについて「議論していない」と説明。FOMC後の急速な株高など市場反応については「少し混乱した」と述べた。24年はじめに公表予定のFOMC議事要旨では「タカ派」的な文言が多く載る可能性がありそうだ。

FRB高官によるけん制を受けて米債券市場では金利上昇が進み、前週末比0.06%%高い3.97%まで上昇(債券価格は下落)する場面もあった。ただ、強気に傾く米株市場では影響は限定的だった。

米ゴールドマン・サックスは前週末、主要な指数の1つであるS&P500種株価指数の24年末目標を、従来の4700から5100へ改めた。前回の目標引き上げから1カ月程度の短期間での再度引き上げとなった。

ゴールドマンが各市場動向などからまとめる米国金融環境指数は、約1年4カ月ぶりの緩和水準にある。投資家心理の好転を反映した金融環境の緩みは、家計や企業の行動を通じて実体経済に影響する。結果、金融引き締めの効果が薄まりかねない。

物価上昇率は徐々に落ち着いてきたとはいえ、FRBの目標2%はなお上回る水準だ。金融環境の緩みが続けば、インフレ沈静化に向けた「ラストワンマイル」は想定よりも遠のく懸念がある。

日本製鉄、USスチールを1株55ドルで買収-買収総額約2兆円 2023年12月18日 20:24 JST 更新日時 2023年12月18日 20:56 JSTブルームバーグ

2023-12-19 05:50:11 | 日記

日本製鉄、USスチールを1株55ドルで買収-買収総額約2兆円
小野満剛、黄恂恂
2023年12月18日 20:24 JST 更新日時 2023年12月18日 20:56 JSTブルームバーグ


USスチールの生産施設 Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

日本製鉄は18日、米鉄鋼大手USスチールを1株55ドルで買収すると発表した。買収総額は約141億ドル(約2兆円)で、2024年第2四半期または第3四半期の実行を予定する。

  発表によると、日本製鉄はUSスチールを完全子会社化する予定。買収額には新株予約権など、その他証券取得に関する支払いも含まれる。取得価格はUSスチール株式の15日の終値(39.33米ドル)に対して40%のプレミアムを加えた価格。USスチールは現社名とペンシルベニア州ピッツバーグ本社を維持する。

  発表を受けてUSスチールの株価は急騰し、ニューヨーク時間18日早朝の時間外取引で一時28%高の50.50ドルとなった。

  日本製鉄は海外事業について、「選択と集中」によって収益力を高めるとしていた。24年にはアルセロール・ミタルとの合弁先の米国南部アラバマ州の電炉が稼働する予定。

  買収のための資金については、主として主要取引銀行からの借入金で対応する予定で、資金の手当ては確保している。また、買収の条件は関係当局の承認が得られることやその他合併契約に定める前提条件が満たされることだという。

  買収額2兆円は日本企業が関わる合併・買収(M&A)としては規模が大きい。過去の大型M&Aには武田薬品工業のシャイアー買収や、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の米スピードウェイ買収などがある。

  USスチールは身売りも含めた経営戦略の検討に乗り出すと表明。8月に同業の米クリーブランド・クリフスからの買収提案を拒否していた。ミタルやカナダ鉄鋼大手ステルコなど複数の鉄鋼会社が買収に意欲を示しているとの観測が流れていた。

  12月に入ってからは1株あたり40ドルを超える買収案をUSスチールが受け取ったという報道があった。
(USスチールの社名と本社について第2段落に、第3段落にUSスチールの株価を加えます)

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