コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

日経平均3日続落、3万3000円割れ 半導体に売りかさむ 国内株概況 2023年12月5日 15:19

2023-12-05 17:00:36 | 日記
日経平均3日続落、3万3000円割れ 半導体に売りかさむ
国内株概況
2023年12月5日 15:19


5日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比455円45銭(1.37%)安の3万2775円82銭と11月14日以来、3週間ぶりの安値で終えた。前日の米ハイテク株安を受けて、値がさの半導体関連株が売られた。下げ幅は一時500円を超えた。

4日の米株式市場では米長期金利の上昇を背景にハイテク株が売られた。この流れから、東京市場は東エレクやアドテスト、レーザーテクなどに売りがかさみ、日経平均は心理的な節目の3万3000円を割り込んだ。

中国などアジアの株式相場が下落して始まると、先物主導の売りが勢いを増し、日経平均も下げ幅を広げた。市場では「日米の株高に一服感があり、海外の短期筋が新たに株売りを出しているのではないか」(国内投信)との声が聞かれた。

ホンダやSUBARUなど自動車株の一角には買いが入った。軟調なグロース(成長)株からバリュー(割安)株に資金を移す動きが出た。日本時間夜に米経済指標の発表を控え、売り一巡後は模様眺めの投資家が多かった。

東証株価指数(TOPIX)は続落し前日比19.96ポイント(0.84%)安の2342.69だった。JPXプライム150指数は続落し、10.32ポイント(0.99%)安の1036.99だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆5833億円、売買高は13億4935万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1333。値上がりは294、横ばいは32銘柄だった。

ファストリやリクルート、安川電が下げた。一方、ファナックやニトリHD、TOPPANは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

1分で読める海外市場(4日)NYダウ反落、原油先物続落 Market Morning Briefing 2023年12月5日 7:19

2023-12-05 14:19:13 | 日記
1分で読める海外市場(4日)NYダウ反落、原油先物続落
Market Morning Briefing
2023年12月5日 7:19


株式

米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比41ドル安の3万6204ドルで終えた。前週末に年初来高値を付けた後で、主力株を中心に利益確定売りが出ている。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)が来年に利下げに転じるとの期待は根強く、相場の下値は堅い。

債券

長期金利の指標となる表面利率4.500%の10年物国債利回りは4.25%で終えた。前週末に3カ月ぶりの低水準を付けていた。今週相次ぐ雇用関連の指標発表を控え、持ち高調整の債券売りが優勢になった。

為替

4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=147円台前半で推移した。米長期金利の上昇を受けて、内外金利差の拡大に着目した円売り・ドル買いが優勢になりやすかった。

商品

米原油先物相場は続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の1月物は1バレル73ドル台前半で取引を終えた。前週に石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国からなる「OPECプラス」が協調減産を見送ったことを受けた売りが続いた。一時は72.63ドルと、期近物として11月中旬以来の安値を付けた。
ワンポイント

FRBの利上げ局面は終了したとの観測が強まっています。インフレ鈍化を映す統計が目立つほか、前週末のパウエルFRB議長の発言も市場の想定ほど金融引き締めに積極的な内容ではなかったと受け止められています。米金利の低下圧力が強まれば、高PER(株価収益率)株の追い風になるほか、内外金利差の縮小を通じて円高進行も後押しします。相場の先行きを見通すうえで大きな焦点になりそうです。

【関連記事】

・NY債券、長期債反落 10年債利回りは4.25% 雇用指標控え持ち高調整の売り
・NY商品、原油続落 協調減産見送り受けた売り続く 金は反落

「Market Morning Briefing」は海外の株式、債券、為替、商品市場の動きを素早く、コンパクトに伝えます。原則、火〜金曜の朝に配信します。

日経平均一時500円安 ファストリ株安が映す先行き不安 越智小夏 スクランブル・フラッシュ 2023年12月5日 11:55 (2023年12月5日 12:09更新)

2023-12-05 13:03:05 | 日記
日経平均一時500円安 ファストリ株安が映す先行き不安
越智小夏
スクランブル・フラッシュ
2023年12月5日 11:55 (2023年12月5日 12:09更新)


日本株が高値波乱に見舞われている。5日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を一時500円まで広げ、節目の3万3000円を割り込んだ。11月に顕著だった金利低下・株高の流れが逆回転し、株価を下押ししている。冬物販売が好調なファーストリテイリングも売られるなど、市場の不安心理が高まっている。

日経平均は3日続落で、取引時間中に3万3000円を下回るのは3週間ぶりだ。

利下げ観測行き過ぎとの見方-147円前半 2023年12月5日 6:52 JST ブルームバーグ

2023-12-05 08:05:01 | 日記
利下げ観測行き過ぎとの見方-147円前半
Rita Nazareth
2023年12月5日 6:52 JST ブルームバーグ

S&P500種はテクニカル的に「買われ過ぎ」の状態
ドル全面高、一時147円45銭-2年債利回り一時13bp上昇


New York Stock Exchange As Traders Pause After November's Blockbuster Rally
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

4日の米金融市場では株式と国債がいずれも下落。積極的な米利下げの織り込みは行き過ぎだった可能性が示唆されている。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4569.78 -24.85 -0.54%
ダウ工業株30種平均 36204.44 -41.06 -0.11%
ナスダック総合指数 14185.49 -119.54 -0.84%

  S&P500種株価指数は2022年3月以来の高値から反落。大型テクノロジー株が売られる中、ナスダック100指数は1%下げた。

  米金融当局の次のステップに関する手がかりを得ようと、今後数日に公表される一連の主要な雇用関連指標が注目される。最近は落ち着きの兆しを示していたボラティリティーが再燃する可能性もある。株式と米国債がともに先月に目覚ましい上昇を演じた後、S&P500種はテクニカル的に「買われ過ぎ」の状態で、ポジションは強気に傾いており、市場は一段と脆弱(ぜいじゃく)な状況になっている

  カナコード・ジェニュイティのトニー・ドワイヤー氏は「相場はここまで大きく上昇してきた。今は一服しているようなものだ」とブルームバーグテレビジョンで述べた。

  モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、11月に上昇した米国株は12月にはボラティリティーが高まると予想。「金利と株式の両方で短期的なボラティリティー」をもたらす可能性があるとリポートで分析した。

12月の米株市場は高ボラティリティー、モルガンSウィルソン氏が予想

  UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのジェーソン・ドラホ氏は「市場にとって最大の短期的リスクは、1カ月の驚異的な上昇の後、一服して値固めの局面が必要になるかもしれないということだ」と指摘。「多くの良いニュースは織り込み済みで、投資家は差し迫った下振れリスクをほとんど想定していないため、市場はささいな失望にさえもぜい弱だ。ただマクロ環境は当面、比較的穏やかなはずで、米金融当局は様子見モードになることが可能だ」と述べた。

  モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏は「先月の大半にわたってみられた鈍化トレンドを裏付けるかどうか確認するため、8日の米雇用統計に全ての注目が集まる」と指摘。「そうならない場合、連邦公開市場委員会(FOMC)による来年の利下げ転換は遅れるとの懸念が再燃する可能性がある」と話した。

S&P 500 Is in Overbought Territory | Some investors consider the level to be a precursor to a selloff


米国債

  2年債利回りは一時13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.67%を付けた。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.41% 2.3 0.52%
米10年債利回り 4.26% 6.1 1.46%
米2年債利回り 4.64% 9.7 2.14%
米東部時間 16時49分

  経済がソフトランディングに落ち着くにせよ、あるいはスパイラル的に悪化するにせよ、どちらのシナリオも金利の低下を示唆している。来年12月のFOMC会合までに約125bpの利下げが実施されると市場では織り込まれており、約50bpは6月までに引き下げられるとみられている。

  プラビーン・コラパティ氏らゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは、「近い将来におけるリセッションの現実的な可能性を考慮せずに市場が利下げを織り込める規模の限界に近づきつつある」とリポートで指摘した。

米利下げ期待は「行き過ぎ」、対抗するオプション選好-ゴールドマン
外為

  外国為替市場ではドル指数が7週間ぶりの大幅高。ドルは主要10通貨に対して全面高となった。米国債利回りの上昇を背景に、買いが優勢になった。8日発表される11月の米雇用統計を控えたポジション調整も見られた。

  ドルは対円では一時0.4%高の1ドル=147円45銭を付けた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1240.03 5.92 0.48%
ドル/円 ¥147.22 ¥0.40 0.27%
ユーロ/ドル $1.0836 -$0.0048 -0.44%
米東部時間 16時49分

  TDセキュリティーズの外国為替・新興国市場戦略世界責任者、マーク・マコーミック氏は「問題は市場の調整がやや行き過ぎで、早過ぎたことだ。その結果、ドルは今週値固めして、最近の下げの一部を取り戻すと考える。ポジション動向と短期のバリュエーションは伸長しており、非農業部門雇用者数が強い内容となった場合にドルが上昇するリスクが高まっている」と指摘した。
原油

  ニューヨーク原油先物相場は3営業日続落。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が先週発表した追加減産について、投資家の間には原油市場の引き締めにつながるかどうか懐疑的な見方が根強い。

  この日は、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相の発言が伝わると原油価格は一時的に上昇する場面もあったが、買いは続かずに結局は再び下げに転じた。

  同相はブルームバーグのインタビューに対し、先週発表された日量200万バレルを超える供給削減は市場の状況を考慮した上で、「段階的なアプローチ」によってのみ撤回されると発言。OPECプラスによる減産は必要であれば来年3月を過ぎても「間違いなく」継続可能だと述べた。

OPECプラス減産、4月以降も継続可能-サウジ・エネルギー相 (1) 

  マイケル・トラン氏らRBCキャピタル・マーケッツのアナリストは「OPECプラス会合以降の軟調な値動きは、リスクをどう配分すべきか依然として戸惑っている投資家層を反映している」と指摘した。

Crude Pressured After OPEC+ Meeting | Prices retreat as physical markets look soft



  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比1.03ドル(1.4%)安い1バレル=73.04ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.1%下げて78.03ドル。


  ニューヨーク金相場は大幅反落。金スポット価格は4日のアジア時間に過去最高値を更新したが、来年の米利下げを織り込む動きは行き過ぎとの見方が広がる中、ドルと米国債利回りの上昇に伴って売りに押された。

  スポット価格はアジア時間の取引では一時1オンス=2135.39ドルと最高値を付けた。ニューヨーク時間午後2時40分時点では2030ドルを下回っている。

Gold Retreats After Reaching All-Time High | Metal is weighed down by gains in bond yields and the dollar



  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の1日の発言をトレーダーは利下げへの転換に向けたシグナルと受け取り、ドルと米国債利回りが急落して金にはプラス材料となっていた。しかしゴールドマン・サックス・グループは、こうした利下げ期待は「行き過ぎ」だと指摘した。

  ただ、金相場の強さは、政府や中央銀行による買い入れや地政学的な不確実性まで、より広範な要因にも支えられてきた。ティベリウス・グループのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジャン氏は「インフレが続くかどうか、利下げが行われるかどうか、あるいは非常に高い代償を伴う戦争による不確実性が続くかどうか。現在の多くの問題への答え」が金相場にはあると語った。

  今後の米金融政策の手掛かりを得ようと、今週発表される労働指標に注目が集まっている。

  一方、過去の金相場上昇の主要な原動力となっていた金連動型上場投資信託(ETF)は今年の大半を通じて売り手となっており、前週は5営業日連続で売り越しとなった。

  ウェイン・ゴードン氏らUBSグループのストラテジストはリポートで「市場のポジショニングは、過去にこの水準を試したときと比べて軽い」と指摘。「この水準から上値を追うためには、ETFを通じた金購入の拡大という形で投資需要が増す必要がある」と論じた。

Gold Hits Record Even as ETF Holdings Contract | Bullion's rally hasn't sparked interest via exchange-traded funds



  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は47.50ドル(2.3%)安の2042.20ドルで取引を終えた。

原題:Wall Street’s Furious Bull Run Gets Reality Check: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Posts Best Day in Seven Weeks as Yields Rise: Inside G-10(抜粋)

Oil Holds Losses as Market Fails to Shake Off Post-OPEC+ Gloom(抜粋)

Oil’s Losing Streak Grinds on as Post-OPEC+ Gloom Settles In(抜粋)

Gold Retreats From Record as Fed Pivot Bets Seen as Overdone(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE

米国株、ダウ反落し41ドル安 利益確定売りが重荷 ナスダック反落 米国・欧州株概況 2023年12月5日 6:18

2023-12-05 07:58:14 | 日記
米国株、ダウ反落し41ドル安 利益確定売りが重荷 ナスダック反落
米国・欧州株概況
2023年12月5日 6:18

【NQNニューヨーク=川上純平】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前週末比41ドル06セント(0.11%)安の3万6204ドル44セントで終えた。前週末に年初来高値を付けた後で、主力株を中心に利益確定売りが優勢となった。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)が来年に利下げに転じるとの期待は根強く、相場の下値は堅かった。

ダウ平均は10月末から前週末にかけ3200ドルほど上昇した。短期間で大きく水準を切り上げ、4日は利益確定売りが出た。米債券市場では長期金利が4.2%台後半に上昇(前週末終値は4.19%)し、株式の相対的な割高感が意識されたのも売りを誘った。

もっとも、ダウ平均は売り一巡後に下げ渋った。このところの物価指標がインフレの鈍化を示し、FRBの利上げ局面が終了したとの観測が強まっている。前週末のパウエルFRB議長の発言も、市場の想定ほど金融引き締めに積極的な内容ではなかったと受け止められた。

株と同じリスク資産で、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格が上昇したのも株式相場を支えた。ビットコイン現物の上場投資信託(ETF)が米国で承認されるとの思惑を背景に、価格は一時2022年4月以来の高値を付けた。

個別ではハイテク株への売りが目立ち、顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルが下げた。半面、工業製品・事務用品のスリーエムや製薬のメルクは上昇した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。前週末比119.538ポイント(0.83%)安の1万4185.494で終えた。半導体のエヌビディアやネット検索のアルファベットなど大型株が軒並み下げ、指数を押し下げた。