コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

日経平均続伸、終値3万2843円 上値抑える「3つの重荷」 井口耕佑 スクランブル・フラッシュ 2023年12月12日 11:56 (2023年12月12日 16:30更新)

2023-12-12 18:20:58 | 日記
日経平均続伸、終値3万2843円 上値抑える「3つの重荷」
井口耕佑
スクランブル・フラッシュ
2023年12月12日 11:56 (2023年12月12日 16:30更新)

12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、一時前日比380円(1.2%)高の3万3172円まで上昇した。日銀のマイナス金利解除を巡る観測で円高・株安が進んだ「チャレンジング・ショック」の下げ幅をいったん取り戻した。ただ朝高後は上値が重く、12日の終値は3万3000円を割った。日米の金融政策決定会合を控えた様子見感、日本株の高変動率、国内政治の不透明感という3つの重荷が上値を抑えている。


米CPI、11月も前月比横ばいか-FRB数カ月後の利下げ検討余地も 2023年12月12日 14:01 JST ブルームバーグ

2023-12-12 17:36:24 | 日記

米CPI、11月も前月比横ばいか-FRB数カ月後の利下げ検討余地も
Matthew Boesler
2023年12月12日 14:01 JST ブルームバーグ

エネルギー価格の値下がりで短期のインフレ期待が著しく低下とBE
リスクバランスの改善で連邦準備制度が利下げを検討する余地拡大も

米労働省が12日発表する11月の消費者物価指数(CPI)は、10月に続き全体の前月比伸びがゼロとなり、米連邦準備制度に数カ月後の利下げ検討の余地を与えることになりそうだ。

  ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のアナ・ウォン氏とスチュアート・ポール氏が11日のプレビューで示した予想によると、変動の激しい食料品とエネルギーを除くコア指数の上昇率は前月比0.3%と、10月の0.2%から若干加速が見込まれるが、全体ではエネルギー価格下落の恩恵を受ける見通しだ。

US Inflation Has Moderated Quickly | Bloomberg Economics expects Fed to consider lower interest rates



  ウォン氏とポール氏は「最近数カ月のエネルギー価格値下がりで短期のインフレ期待は著しく低下した。(経済)活動のダウンサイドリスクと上向きのインフレリスクがよりバランスの取れた状態となり、連邦準備制度が利下げを検討する余地が拡大する」と指摘した。

  インフレ率はここ数カ月、連邦準備制度内外の多くの専門家による予測を上回るペースでおおむね和らいでおり、来年初めに利下げとの見方を後押ししている。

  ウォン氏らは2024年上期について、「コアCPI上昇率が3%を若干下回ると予想。「労働市場が一層急速に冷めない限り、インフレ率は恐らくその水準にとどまるだろう。われわれのベースラインは、景気が勢いを失いつつあり、その結果として現在目にしているディスインフレが今後も続くというものだ」と説明した。

原題:Unchanged Consumer Prices to Give Fed Room to Consider Rate Cuts(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE

東証大引け 続伸 半導体関連株が上昇、国内政治リスクは重荷 国内株概況 2023年12月12日 15:26

2023-12-12 17:15:27 | 日記
東証大引け 続伸 半導体関連株が上昇、国内政治リスクは重荷
国内株概況
2023年12月12日 15:26

12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比51円90銭(0.16%)高の3万2843円70銭だった。前日の米株式市場で主要な株価指数が年初来高値を付けた流れを受け、朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。上げ幅は300円を超える場面があった。買い一巡後は国内政治の不透明感の強まりを受け、今後の経済政策運営への影響を警戒した売りで、日経平均は伸び悩む場面が目立った。

前日の米株式市場でダウ工業株30種平均のほか、主要半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)などが年初来高値を付けた。東京市場では東エレクやアドテスト、スクリン、ルネサスなど半導体関連に買いが優勢となり、相場を押し上げた。日銀が現行の金融緩和策の早期修正に動くとの警戒がいったん後退したことも相場の支えとなった。

日経平均は前日終値近辺まで伸び悩む場面があった。自民党安倍派(清和政策研究会)の資金還流疑惑を巡り、12日には岸田文雄首相が14日にも4閣僚を更迭する見通しだと伝わった。金融緩和策の継続を求める「リフレ派」を推進したことで知られる安倍派の発言力が薄れることで金融経済政策の方向性が変わるとの思惑が相場を下押ししたとの声が聞かれた。

12日は11月の米消費者物価指数(CPI)、13日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、積極的な売買が手控えられた側面もあったようだ。

東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は5.39ポイント(0.23%)安の2353.16だった。JPXプライム150指数は続伸し、0.81ポイント(0.08%)高の1042.75で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4007億円、売買高は15億271万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は565と、全体の3割強にとどまった。値下がりは1050、横ばいは45だった。

富士通が年初来高値を更新した。シャープとTDKが高かった。三越伊勢丹が買われた。一方、東電HDが売られた。三菱UFJとりそなHDが安く、第一三共と住友ファーマも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ3日続伸し157ドル高 主要3指数が年初来高値 重要日程控え様子見も 米国・欧州株概況 2023年12月12日 6:30 (2023年12月12日 8:53更新)

2023-12-12 11:03:38 | 日記
米国株、ダウ3日続伸し157ドル高 主要3指数が年初来高値 重要日程控え様子見も
米国・欧州株概況
2023年12月12日 6:30 (2023年12月12日 8:53更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比157ドル06セント(0.43%)高の3万6404ドル93セントで終えた。連日で2022年1月以来の高値となった。前週末発表の米雇用統計を受け、景気懸念が後退した。米連邦準備理事会(FRB)が24年前半にも利下げに転じるとの観測も引き続き投資家心理を支えた。もっとも、週内に相次ぐ重要イベントを控えて様子見姿勢が強く、伸び悩む場面もあった。

8日発表の11月の米雇用統計は市場予想から上振れし、労働市場の底堅さを示した。インフレが鈍化しつつあることを示す指標の発表が増えるなか「米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が高まった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。FRBが利上げ局面を終え、来年半ばまでに利下げを開始するとの見方が強まっている。

米債券市場では午後に長期金利が上昇幅を急速に縮める場面があった。午後に公表された10年物国債入札は「低調」との受け止めがあったものの、金利上昇が一服したことで株式の相対的な割高感が薄れ、株買いを支えた。

高値警戒感は相場の上値を抑えた。ダウ平均など主要3株価指数はそろって年初来高値圏にある。12日には11月の米消費者物価指数(CPI)、13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果の公表を控える。先行きの相場を左右する重要イベントを見極めたい雰囲気が強く、積極的な買いは手控えられた。

個別銘柄では半導体のインテルや機械のハネウェル・インターナショナルの上昇が目立った。アナリストが投資判断を引き上げたスポーツ用品のナイキも高い。一方、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトは売られた。ディフェンシブ株の一角も安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸し、前週末比28.513ポイント(0.19%)高の1万4432.486で終え、22年4月以来の高値となった。ブロードコムやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株の上昇が目立った。一方、交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベットなど主力ハイテク株は売られた。

多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数も3日続伸した。前週末比18.07ポイント(0.39%)高の4622.44と、22年3月以来の高値で終えた。