ツリフネソウ科の一年草。暖流や山麓の水辺、野原の湿地に自生する。草丈は50センチほどで、楕円形の葉を互生し、
茎に水分を含む。八月~十月ごろに40~80センチほどに伸びる茎の先に、紅紫色の花をつける。
群れをなしていることが多い。
花の形が帆をかけた船を釣り下げているように見えるので、この名があるらしい。
黄色の花の黄釣船はやや高地に咲く。
ほら貝に似ているので、法螺貝(ほらがい)草ともいう。
滴りのあつまるひびき釣船草・・(瀧 春一)
今日聴いたジャズ・・・
THIRRY LANG・・・「ECHOES OF SILENCE」・・
1956生まれ、スイス出身のピアニスト、ティエリー・ラングのソロアルバム。
エヴァンスの流れを汲む、思索的かつ叙情的、透明感のあるリリシズムが特徴でもある。
本作は8曲中、4曲がオリジナル、他はエヴァンスの曲、ビリー・スレイホーンの曲などスタンダードを織り交ぜた構成に
なっている。同じくソロアルバムの”GUIDE ME HOME”も本作同様、聴きごたえのあるアルバムでどちらがいいとも言えない。
ティエリー・ラングはトリオ作品、参加作品にも良いものが、いろいろあるけど個人的にはソロが一番しっくりくる。
1・ECHOES・・2・TIME REMEMBERED・・3・ALL THINGS YOU ARE・・4・ECHOES nr、2・・5・AUTUMN LEAVES・・
6・TAKE THE A TRAIN・・7・ROUND ABOUT BLUES・・8・ECHOES nr、3・・
他のアルバムにも言えることだけどスタンダードは原曲を崩して演奏しているものが多く、一聴して曲名が分からないのが多々ある。
本作でも2、3、5、6などがそうでティエリーのアレンジにかかると月並みでない曲に仕上がっている。
この作品は廃盤になっていて、どうしても入手したかったので随分長い間、諦めずに探してようやく見つけたもので、それだけに愛着
がある一枚・・・
このピアニストは作曲家としての才能も目覚ましく良い曲を書く人なので未聴の方にはぜひソロ、トリオ、参加作品を聴いて頂きたい
と思う・・