ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

世間の風、常識の壁

2005-01-14 07:00:39 | アーツマネジメント
以下、ひとりごと。
なにごとかに意見や感想を持った場合、それを世間の風にさらして鍛えることが必要だ。そうしないと、その意見や感想は、独り合点になり、いざ人に伝えようと思っても伝わらない、場合によっては周りから思わぬ反感を呼ぶ、ということもなる。逆に周りの考え方に合わせようとばかりしていると、当たり前すぎてつまらないということになってしまう。「おまえはどうなんだ」と言われてたじろがない強さが必要であり、逆に「おまえはどうなんだ」と自分から問い返す強さも必要だ。誰であれ、仕事を持っていれば、このことは無意識のうちにも日々感じていることだろう。学生が思考を鍛えるのも同じことである。考えてみれば、アーティストの創作行為も同じであろう。特にどのジャンルがどうこう、ということではなく、どれだけ自覚的に自分の存在のあり方を問い直しているか、が重要なのである。
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