秋学期「芸術文化とNPO」の採点を終了。履修登録者208名のうち、レポート提出者183名。成績の内訳は、A29名、B72名、C45名、D(不合格、成績再評価対象者)37名。最高得点は95点。最低点は0点。レポート提出者の平均は、44.3点。直感的に言うと、成績の分かれ目は、レポート課題の設定意図を理解して授業内容と結びつけて答えていれば、だいたいB評価以上になる感じである。そのうち、内容がまとまっているものはA、やや出来のよくないものはB。課題の意図を十分に理解せず、単なる感想文のレベルとそう変わらないものはC。他人の文章の引用だけで自分の文章になっていないものはD。おおざっぱに説明するとすれば、だが。学生諸君には、まず、出題意図を理解するところからはじめてもらいたい。「この課題を出すことで、教師は何を答えてほしいのか」をぜひ考えてほしいものである。そのへんは、最終回あたりの授業の中で何度も説明しているはずなのだが。
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どんな内容だったのか興味があります。
実際に、どういう課題を出したか、ご紹介しておきます。
次の課題(1)(2)について簡潔に説明しなさい。字数は本文全体で1200~2000字とする。(注や参考文献の記述は指定字数に含めない)
(1)日本のNPOの現状について説明しなさい。その際、以下のA・Bの2つの事柄について、それぞれの根拠を明確に示しなさい。
A. NPOは近年急速に増えつつある
B. NPOの活動基盤はいまだ未整備である
(2)「アートNPOとは何か」を簡潔に説明した上で、日本のアートNPOの現状と課題について、自分のことばで(※)説明しなさい。
(補足1)下線部(※)の指定は、資料や参考文献の活用を制限する意図ではなく、逆にそれらの利用を強く推奨するものであると理解すること。
(補足2)レポート作成にあたって、授業中に紹介した朝日新聞の連載記事(「アートをひらくNPO」)に必ず目を通しておくこと。
補足コメント
上記(1)の課題は、ほんの数行で答えてもらいたい事柄だったのですが、多くの学生がここでひっかかりました。延々、NPOとは何か、という「NPO概論」を(概説書から引き写してきて)展開していました。そこでとまってしまうと、まったく「芸術文化とNPO」の中身に入らないままになってしまい、何のためにこの授業を受けたのか、ということになってしまいます。
何点とれるでしょうか?
思いついた! 意識調査アンケートを行いましょうか?