昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

ボケ封じ数学講座(脇道編)

2006年11月23日 | Weblog
年収「空白」で高額クレジット、高齢者被害の温床に(読売新聞) - goo ニュース

 読売新聞のこの報道と産経新聞で報道されていた『大学生を標的とした闇金融が介在したマルチ商法』など不道徳社会の闇の病を曝け出している由々しき症状がここにあると思う。
 私も出来があまり芳しくない大学生の息子を持つ身として背筋が寒くなるような悪しき社会現象に心が痛む。

 人類の人類たる所以は金(カネ)を発明したことであろうとは疑問の余地はなかろうが、また最悪の発明もカネであったろうと確信する。人類が財を蓄積する手段として貨幣を介在させるという知恵を得たことはそれはそれで大した業績である。

 しかしその後『法律行為としての契約』の観念が産声を上げると、蓄財の観念を逸脱したカネの効用が発明され、『利益の先食い』がまかり通るようになる。
 これも悪いことばかりではなく評価すべきところも多々ある。例えば、手元に資金のない貧乏人が自分の家を持てるようになったのも『クレジット』=信用貸しなる方便があってのことである。そうはいっても、当事者にとって度を越せば、『クレジット』とは英語のクレイジーの派生語か?と笑っていられない惨事となる。

 日々『安寧』な暮らしを暮らしを希求して止まない善男善女たる高齢者は邪(よこしま)な誘惑に負けて『クレ・爺』『クレ・婆』にならないように、日々に用心深くあられよ!。

 人様のご子息より自分の息子のほうが余程心配なのであるが、学生たるもの第一に勉学を旨とすべきである。学費や生活費の面倒をみさされた挙句に闇金の付けまで回された被にはたまったものではない。・・・・生活苦の実感がないものは常に悪の餌食になるべくその身を晒しているとアドバイスしておこう。

 私はとてもタイムリーにsongzhaoのボケ封じ数学講座第22講と23講で割賦支払い(クレジットやローン)の数学的な仕組みを丁寧に解説したので、『若ボケ』する前に勉強してもらいたいと思います。