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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#57

2006年11月03日 | Weblog
中川氏、米での持説で「核論議」再び 与党不快(朝日新聞) - goo ニュース

 石原都知事などはこの一連の中川政調会長の発言をとても高く評価するコメントを、同じく朝日新聞に寄せていた。まことに石原氏のコメントは当を得たものだと思う。

 それでは我が地元の静岡新聞はどのようなスタンスかと言えば『外相らの核保有論発言』などというお題目である。とてもオーバーなお題目を唱えていて、面白い。(どのみち左様なお題目を唱えるなら、南無妙法蓮華経というべきではないか。先日SBSの深夜放送を聴いていたら驚いてしまった。延々と『創禍愕界~~、創禍愕界~~』と人々を洗脳する呪文を垂れ流し続けるのだ。異教徒の我々には苦痛でたまらない。・・・・しかし、この苦痛から救われるのはとても簡単で、スイッチを切ればよいだけだと気が付いて良かった~。)
 やっぱりSBSはソーカ・ブロードカスティング・ステーションのイニシャルだった分けだ。・・・・余談はこれくらいにして、本論に入ろう。

 そういう静岡新聞のお立場を考慮して次の記事を味わってみよう。

 民主、共産、社民、国民新の野党四党は二日午後、国会内で国体委員長会談を開き、麻生太郎外相や中川昭一自民党政調会長が核保有論に言及していることについて、「発言を容認している安倍晋三首相の姿勢は問題」との認識で一致。首相の責任を追及していく方針を決めた。野党四党としては、統一候補を擁立した十九日投開票の沖縄県知事選に向け、政府・与党との対決姿勢を強めるとともに、安倍政権の「タカ」派色を印象付ける狙いもありそうだ。
 会談で、各党は、個人の発言として中川氏らを問題視しない首相の姿勢について「指導力がないのか、言わせているのかのどちらかだ」「諸外国が懸念する事態になっている」などと厳しく批判。また、核廃絶を求める決議を繰り返し採択してきたことを踏まえ「外相らの発言は決議への冒涜で、国会軽視」との認識で一致した。
 これに関連し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は二日の記者会見で、外相発言について「閣内不一致だ。罷免を要求するに足る内容だ」と述べ、罷免要求の可能性を示唆。共産党の志位和夫委員長も記者会見で「首相にも責任がある。発言の撤回が必要で、それを拒めば罷免が必要な問題だ」と語った。(静岡新聞)

 随分と気の早い話というべき話である。縫い針を見て槍と言い、猫を見て虎というが如しである。中国のジャイアント・パンダでも見れば、この世にない恐ろしい怪獣とでも表現するのであろうか?・・・・まあ、何だな『こやつらの言う外国=中国と北朝鮮』の要請を代弁しているのであろうが、随分大げさである。中川氏など核兵器に対する議論を深めようと主張しているに過ぎない。北朝鮮や中国の核の脅威まで含めて、核について論じようではないかと言っているだけである。

 いっそのこと、安倍内閣は野党どもに散々馬鹿な主張をさせた後に『解散総選挙』に打って出たら如何なものか。・・・・おそらく時代に取り残された残党狩りに近いものになるであろう。太宰治の『斜陽性向』の強い日本の野党は今度こそ二度と立ち上がれないほどに敗走する運命にある。

 とにかく、国会の場で、揚げ足を取り合うためだけに国民が国会議員を『飼』っているのではないことを自覚してもらいたいものである。