昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

端的に言えば政争の具である

2006年11月28日 | Weblog
「刺客は何だったのか」 郵政造反組、自民復党へ(神戸新聞) - goo ニュース

 端的に言えば、先般小泉順一郎氏が「政治家(この場合刺客)は使い捨てたるを本分と自覚せよ」と説教を垂れたではないか。
 あのときは確かに『黄金』の価値があったからこそ、小泉氏のおかげで歴史の表舞台に立たせていただいて、本人の実績に拘わらず衆議院議員たる地位を獲得したのである。・・・・しかし、この地位があの時勇敢にも解散総選挙に打って出た勝負師の看板なくして当選できた有能な刺客など一人もいなかったはずである。・・・・これを小泉イズムの罠にはまったなどと考えるようでは、せいぜい蜜蜂のオスの立場でしかない。(刺したら死以外の運命は無いということ)

 蜜蜂のオスの一刺しの効用は、安倍総理がにわかに解散総選挙に打って出ない限り、四年間の国会議員としての研修期間が保障されていることに対してどうして素直に感謝できないのか不思議な気がする。

 しかしチルドレン諸君!、今般我々は封建時代に生きているのではな無いのだよ。いくら馬鹿であっても殿は殿などと安穏としていられる時代ではないことぐらい認識できなっくちゃ!。

 なんぼ国会議事堂という所が浮世離れした温室であっても、能面を被ったまま次の当選も保証されたいなどと甘えるのもチルドレン本人の『勝手』であろうが、安倍首相にしてみれば、『麿呂は真の政治家が必要と申して居るのじゃ!』と腹ではお思いになっているに違いない。

 チルドレンよ腹を括って、厳寒を堪え土を破って頭角をあらわす竹の子が如きバイタリティーを持て!・・・・たまたま運よく国会議員養成の予備校を他人の草鞋(わらじ)で経験できたことだけでも宝くじが当たった如き喜ばしいものであるぐらいの自覚を持て!。

 この時点で、件の敗戦の将『平沼赳夫』氏の「大和をのこ」ぶりは国を憂うる支持者としては流石国士という印象をあらためて認識させられたと思う。・・・・しかし、この辺で矛を収めてもらわないことには、嘴をそがれた孤高の鷹となってしまうのではないかと案じて止まない。 
 先の選挙(対戦)の事後処理は終わっているのだから、ここはひとつ『詫びぬれば身も浮き草の根も絶えて誘い水あらばゐなむとぞ思ふ』の心意気で本意を曲げても本線に復帰してもらいたいものである。どちらかと言えば、今後の戦略に思いを致さば、麿呂さまのほうが復帰をお望みなのかもしれないのだから・・・・!?。