安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

開聞岳

2014年04月12日 14時16分46秒 | 日記
 以前は開聞岳に登り、砂湯温泉に入って帰るのが楽しみだったが、最近は霧島連山を除く鹿児島の
山に登っていなかった  そこで、開聞岳登山口付近の公園に桜の花が咲くころに登ることにして、
鹿児島の山友に好機を連絡するよう依頼した

 4月2日(水曜日)は、天気も良く、公園の桜も綺麗に咲いていた  
 駐車場でストレッチをして登山口に向かい、途中の管理棟でトイレを済ませた  管理棟の前にあ
る電柱に登山道の方向を示す表示があり、その下に新旧登山口の案内もあった  案内に従って階段
を歩いて広い芝生の公園に降りた  公園横の舗装道路を歩くと、右側に駐車場が2か所あった

 以前はこの駐車場に車を停めて登山道に向かっていたのではないかと思うが、今は2か所の駐車場
は鎖で閉鎖されていた

 駐車場の横を歩くと舗装道路から登山道に入る。そこは2合目になっており、ベンチが設置されて
いる  以前は閉鎖されている2か所の駐車場より下の駐車場に駐車して歩いていたのだろうか
舗装道路から未舗装の登山道に入る所に「2合目」の標識があるので、奇妙に感じた  暫く来てい
なかったことと、来月で73歳を迎える高齢者特有(?)の忘却係数高騰のためにかつての登山道を
思い出せなかった

 登山道は荒れていた  登山道沿いの大きな樹木の中には、登山道側の根が殆ど剥き出しになって
いるものがあった  また、侵食されたのではないかと思われる、狭く、深い登山道もあった  剥
き出しの木の根を踏んだり握ったりしながら、「ごめん。有り難う」と言いながら登った

 暫く歩くと比較的快適に歩くことができる登山道になり、最近できたと思われる石積みの登山道や
真新しい木製の階段などが設置されていた  しかし、その後はまた、転石や岩場等の登山道になり、
特に8合目あたりからは注意しながら歩いた  9合目付近からは更に慎重な歩きが必要だった

 2合目の案内では、標準登山時間は2時間半となっていたが、写真を撮りながら歩いたこと、ゆっ
くり、のんびり歩いたことなどで、凡そ3時間で頂上に着いた
 好天に恵まれたので、頂上からの展望は気持ちが良かった

 鹿児島の仲間が用意して頂いた昼食を頂きながら、「今日も山で食事ができることは有り難い」と
話しながら、食事を楽しんだ  何時ものことだが、健康な体に産んでくれた両親と、その体を大事
に管理してきたおかげで、今日も山を楽しむことができた  

 以前の私は山友と登るほか、気ままに単独登山を楽しむことが多かった  特にアルプスは殆ど単
独で楽しんだ  しかし、「高齢者」となった最近は低山や多くの登山者がある山には単独で登るが
比較的高い山や登山者が比較的少ない山、登山ルートの場合は単独登山はできるだけ控えることにし
ている

 今回は、鹿児島の山友のお世話で下山後は海岸沿いにある砂蒸温泉を楽しんだ

   2014年4月12日

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駐車場 荷物の整理をしてストレッチ

管理棟へ向かう 

管理棟玄関前の道路にある電柱に登山口案内 その前にも案内標識がある

管理棟を出て左に向かう

突き当りの階段を下りると広い公園

公園に入ると前方に開聞岳が見える

公園の横にある舗装道路を登ると直ぐに登山道  「登山口」と「ここは2合目」の案内がある !?

登山道横の巨木は、登山道沿いの根が剥き出しになっている 

登山道沿いの木で根が剥き出しになっているものが多い

平坦だが荒れている登山道

しばし、のんびり歩く

樹木に枯れ枝があり、落下のお恐れがあるので注意とのこと

2.5合目の標識 これは珍しい  ベンチがある

両側に壁がある狭い登山道を歩く

3合目標識

倒木が登山道を横切っている

4合目の標識

石造りの階段も新しい

展望台

展望台からの遠望

展望台からの遠望

救助第4ポイント  

小さな木造階段

白花猩猩袴

転石の登山道

頭上注意の真新しい注意書き

一部破損している木造階段

7合目の標識

救助第3ポイント

新しい木橋

仙人洞  山伏たちの修行場の跡

岩場が続く



黄緑の猩猩袴

木造階段

9合目の標識

金峰山、吹上浜方面の展望

厳しい岩場を登る

頑丈な木造梯子にはロープもある

薄紅色の猩猩袴

荒れた登山道

白花猩猩袴

大きな転石の坂道

頑丈な板で造られた階段はまだ新しい

急坂の岩場

開聞岳頂上手前の御嶽神社

開聞岳頂上の標識には924m 別の案内標識には922m さて・・・・・

白色猩猩袴の群生

猩猩袴



登山道沿いの樹木の長い根が痛々しい

無事下山して開聞岳を振り返る
                        

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