安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

霧島連山:矢岳

2017年06月04日 08時42分53秒 | 日記
 
  時折連絡を取っている元ガイド仲間とその友人の3人で、5月30日、霧島連山矢岳に登った

  標高1,132mの矢岳は、霧島連山の中では低い山で、山と渓谷社の「宮崎県の山」には掲載されて
いない   しかし、秋の「 筑紫蝙蝠草 」とそれに続く「 筑紫見返り草 」( 大丸葉の天人草 )群生地として
親しまれている
 
  以前は、皇子原登山口駐車場のほぼ中央から東斜面の林内に向かう登山道を利用していたが、最近
は駐車場の北側にある舗装林道を歩き、林道終点から左折して林内に向かう登山道を利用している

  この登山道は、途中で沢に下るときに急な坂やきつい段差があり、その後も急な坂道が続くので厳しい
が、途中の登山道に見返り草が群生しており、矢岳一番の見返り草鑑賞が期待できるので、皇子原~竜
王を縦走する場合は見逃せない   筑紫蝙蝠草は矢岳から竜王に向かう登山道沿線に群生している

  今年は既に見返り草、筑紫蝙蝠草が群生していたので、開花時期が楽しみだ  

  今回は、元ガイド仲間が誘ってくれたのだが、彼は予ねてから肘、膝の痛みを訴えていたので心配し
ていたところ、案の定、途中で手当をする必要があった    しかし、私はもともと「 ゆっくり、のんびり、
ぼちぼち 」登るのが楽しみであり、私自身もこのところ日によっては体調が悪いことがあるので、彼の手
当と休憩は一向に気にならなかったばかりか、休憩は私にとっても有り難いことだった

  久しぶりの頂上で展望を楽しんだが、以前の頂上標識がなく、素人手作りと思われる標識だったの
は残念だった

 矢岳から竜王に向かう登山道にある広場では、期待していた躑躅の古木が満開の花を咲かせていた
ので感激した   どの方向から見ても素晴らしい姿だった   このツツジは、既に枯れて折れている枝
もある古木の股から発芽し、成長とともに古木に絡みついて一体となったものと思われる    幹に手を
かけると不安定な揺れがあったのは、痛々しかった    来年も、この姿を見ることができるだろうか

   山友は、「 今日の目的はこのツツジだった 」と喜び、竜王への縦走路途中から高千穂河原~皇子原
縦走に向かって下り、皇子原登山口へ向かった

  秋には、筑紫蝙蝠草と見返り草鑑賞のために「 矢岳~竜王縦走 」が楽しみだ

     2017年6月4日
                                                         風
※ 写真は、クリックすると拡大する


駐車場北側の登山口付近にはマルバウツギが群生している

コガクウツギも咲いている

これから右折して沢に下る

急な坂道が続く

段差がきつい所もある

高低差がきついところでは後ろ向きに下る

この辺りも後ろ向きに下る

鎖場とロープを過ぎると間もなく沢に出る

枯れ沢を渡って対岸の林を登る

急傾斜の1枚岩は、ロープを補助として使用して登る方が安全

           _______________   保健タイム   _________________
  

一休み

「腹が減っては・・・」 昼食

「頂上まで5分」と書いているが ・・・

高千穂峰遠望

矢岳頂上  以前の「頂上標識」がなく、仮の標識と思われた



竜王に向かう途中の登山道横に山躑躅

矢岳から竜王に向かう途中の広場に咲く躑躅は、枯れた古木の股から発芽したようだ

 

     

        

矢岳から竜王に向かう途中で左折して高千穂河原~皇子原縦走路に下る



高千穂河原~皇子原縦走路に着いた  
 
                                     p

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