安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

岩淵溜池の鬼蓮

2018年09月07日 11時11分23秒 | 日記
 
 20年以上前になるだろうか、このところ記憶力の減衰が急速に進行しているので確かな
ことは思い出せないが山の帰途に西都市か新富町の辺りで迷い込んだ田んぼの中に広い池が
あった

 池の中には直径が優に1メートルは越すと思われるハスの葉が見えた   暫くハスの葉
を眺めていると、近くの農業用ハウスの中から男性が近寄ってきてこのハスが珍しい「鬼蓮」
だと教えてくれた   周辺の住民が協力して育てて来たお陰で、近年、花が咲くようにな
ったので、池の周囲を整備するとのことだった

 大きな葉を突き抜けて、直径が20ミリ、高さが50~60ミリ程と思われる小さな花が
咲いていた   珍しい、奇麗な花だった

 その後、何回か行くうちに池の周囲に駐車場やトイレなどが整備されていた   しかし、
開花するオニバスを見ることは殆どなかったので、この十数年は鑑賞に行っていない

 岩淵溜池については、例年開花に関してマスコミが取り上げていたが、今回初めて行って
みた   当日は、数人の男性が池の周囲で道などの草払いをしていたので池に近づくこと
が出来たが、作業している人たちが居なかったら鬼蓮の花が咲いている所まで近づくことは
困難だっただろう   駐車場やトイレなどの設備もなかった

 池の傍に行き、ハスの葉が沢山見える方に廻ろうとしたところ、作業中の男性が「花は反
対側に咲いている」と教えてくれた  有り難い

 教えて頂いた方に廻ると、あちこちにオニバスの花が咲いていた   惜しいことに、逆
光なので、花の撮影条件はあまり良くないので、花弁の色を十分に撮ることが出来なかった  

  2018年9月7日

                                                         風






睡蓮( スイレン・ヒツジグサ )



ある朝の私の食事  
  平成2年~3年の単身赴任時に始めた具沢山の味噌汁   
ご飯は玄米混入 ( 単身赴任時は玄米と小豆だけだった )


                                                                       p

大賀ハスと我が家の鷺草

2018年07月22日 19時33分27秒 | 日記



 巨田の大池に咲く大賀ハスはまだ早いかもしれないと思いながら、16日に出掛けてみた
 ところが、最初の看板があるところから池の堤防に上がってみると、既に大賀ハスの花は過ぎ
ていた   

 駐車場の方に行ってみると、昨年より開花した大賀ハスは少なかった   今年は色々な花が
早く開花していると聞いているが、この分では椎葉の花も早く観に行かなければならなと思った

 鑑賞者も昨年に比べると大幅に少なかった   その中に、80歳代と思われる女性とその娘、
孫がいた。やや歩行が困難ではないかと思われる女性を、二人の、多分娘さんとお孫さんが労わ
りながら異動しているのをみていると、祖父に育てられた私にはその姿がうれしかったので、写
真を撮らせて頂いた

 翌日、手帳に書いていただいた住所に大賀ハスの写真と三人の写真などを届けると大変喜んで
頂いた

 私より2年先輩のご主人が、風さんに見せたいものがあると言って、自家用車の所に行き、後
部のドアを開けると、そこには畳が敷いてあった   奥様と二人で北海道などに車中泊で何度
も行ったそうだ

 奥様が「上がって下さい」としきりに言っていただいたのでお邪魔すると、またご主人が2階
に連れて行ってくれた  

 なんと、2階の部屋の周囲には凡そ30センチと思われる棚が4~5段以上設けられており、
その棚には自動車、電車、人形その他貴重な品物が収められていた   ご主人の話によれば、
高価なものではなく、中には故障した自動車や電車などを自分で修理したものがあるそうだ

 蓄音機も大小4個(?)、レコードは1千枚持っているそうで、そのうちの2個でレコードを
聞かせて頂いた

 私は、1年の浪人後東京で大学の夜間部に入学したとき、直ぐに秋葉原の電気店でアンプ等の
部品を買い、ベニヤ板でボックスを作って長さ2メートル、高さ60センチ程のレコードプレー
ヤーを作り、ベートーベンの第九を聞いた時の感激を思い出した

 残念なことに、レコードプレーヤーは、大学休学、夜間部から中間部への転向などを経て6年
後に卒業して就職した時までは使用していたが、結婚後は・・・・・
  
 階下に降りて、青森県から取り寄せたリンゴジュースを頂きながら話をしているうちに、やっ
と興奮から覚めた

それにしても、ご主人の趣味の深さに感嘆した
 前日の大賀ハス鑑賞の時の楽しさに続いて、また楽しい日が続いたことは、有り難い

    2018年7月22日
                                         風
※ 写真は、クリックすると拡大する











【 我が家の庭に咲く花 】


ハチミツ欄

カサブランカ

ガガブタ  関西から地震のあとで宮崎に来て野菜作りをしている方から5~6年前に頂いた
 
鷺草  グラウンドゴルフ仲間に差し上げた鷺草も咲いたそうだ                                                                                          

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西郷どんと薩摩藩の宗教

2018年07月02日 13時42分57秒 | 日記

 2007年11月に母が逝った後、二度に亘る不思議な体験をきっかけとして、私は2008年1月から
仏像撮影を始めた

 その後、十分に知識を持った道を車で走っていると、何時の間にか道を間違えていることに気が付くこと
があり、暫くすると道端に仏像がある、ということを度々経験した

 当時参加していた退職者組織の写真クラブが開催する作品展では、私は仏像写真のみを2~3点展示して
いた    すると、鑑賞者の中に、「 古い仏像がある寺 」を紹介してくれる人があり、寺の金剛力士像
( 仁王像 )を撮影することが多かった   有り難い

 このように、高名な仏像ではなく、人目につかないところでひっそりと「 安らいでいる 」仏像のみを撮
影してきたところ、県美術展、市美術展、宮崎日々新聞総合美術展などで入選、入賞するようになり、励み
となった

 更に有り難いことは、在職中にお世話になった会社のサロンで、3年毎に私の仏像のみの写真を展示する
個展を開催させて頂いており、昨年が3回目の個展だった

 これらの作品展示が有り難いのは、鑑賞者の一人が「 良くぞ世に隠れた仏像を世に出してくれた 」と言
って、「廃仏希釈百年 」という貴重な書籍を持参して頂いたことや、ご主人を亡くし、子供と二人で過ごし
ている母親が、「 苦しい毎日を過ごしているので、あの写真を毎日拝みたい 」と言って写真提供を要望さ
れたこと、お孫さんの守に疲れた方も、同様に写真が欲しいと言っていただき、癌闘病で余命を宣告された
女性が、「 この写真を観ていると、慰められる この写真が欲しい 」と言っていただくこと等があること
が有り難い  

 私が美術展に応募したり、個展を開催するのは、これらの方たちに仏像を観ていただきたい、写真を観て
安らぎを感じていただきたいとの思いがあるからだ

 私の個展のタイトルは、個展会場の社長が第1回個展の時に決めて頂いた 「 安らぎと戒め 」 だ
 
 ブログのタイトルも、同様に「 安らぎと戒め 」にした  サロン経営の社長に感謝


 ところで、2014年に南郷町のジャカランダ鑑賞に出掛けた時、途中で気が付くと日南市付近から国道
220号から大きく離れて、西側に入り込んでいた   未だに、そこがどこだったか思い出せないが、と
もあれ、南郷町に行くためには東側の海岸沿いに出るべきだった   しかし、ふと、この先に行けば鹿児
島県で、山の仲間がいる   その仲間が「 近くに古刹があり、古い仏像がある 」と言っていたことを思
い出したので、カーナビに鹿児島方面を設定した

 山友の近くに着くと、土産がないことに気が付いたので、店を探すために自宅の周囲を通り過ぎようとす
ると、緑色の苔に覆われたような金剛力士像( 仁王像 )が見えた

 有り難いことに、鹿児島の古刹で凡そ4百年前の金剛力士像を撮影することが出来た   その仁王像の
「 吽形 」は、その後県美術展で入選した   

 今回は阿形を雨中で撮影するために何度か出掛けたが、最近は天気予報のズレが多いので思うような状況
で撮影することが出来なかった

 先日は、予報によれば二日間の降雨に続いて、午前中は降雨だが午後は晴天だとのことだったので出かけ
たが、古刹に着く頃は快晴で、仁王様も雨の跡さえ見えなかった

 帰路は、思いついて今まで通った道ではなく、凡その検討をつけて北に向かった   暫く狭い道を走る
と、道端で水を汲んでいる老人がいた   老人は堅牢な箱2個に5リットルは入ろうかと思われる大きな
ペットボトルを30本ほど入れていた   話を訊くと、「 山向こうにも谷がある しかし周囲に水田
があるが、こちらは水田がないので毒薬が浸透していないと思われる 」

 私は、小さなペットボトル1本に水を汲んだ  美味しかった  有り難い

 更に北進すると、右側の高台に寺があったので立ち寄った   本堂横に住職の奥様と思われる女性がい
たので、挨拶をして話をしながら私が以前撮影した仁王像の写真を見せると、「 これは真言宗の寺ですね
 あの寺は古刹だから古い仏像や資料があるでしょう 」と教えて頂いた

 更に、「 薩摩藩は廃仏希釈が終わる頃までは浄土真宗は禁じられていたので、浄土真宗の古い寺や仏像
などはない   薩摩藩では浄土真宗を信じた者は、見つかると捕えられて処分されていた 」と教えてくれた
 
 別れを告げて車に乗る前に、庭で剪定をしていた高齢の女性に浄土真宗の禁教について話をすると、
「 私の祖母に聞いた話では、祖母の母は浄土真宗の信者として捕らわれ、正座した足に石を載せられた
「 石積みの刑 」で処罰されたそうだ 」と言っていた

 帰路、薩摩藩が琉球王国を占領していた経緯から、学生時代に、沖縄県の友人は鹿児島県の仲間の隣に
は座ろうとしなかったことを思い出した

 帰宅後、忘れかけていた「隠れ念仏」について調べた

         2018年7月2日
                                                 風
※ 写真は、クリックすると拡大する


















   

 





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扇ケ鼻で深山霧島を堪能

2018年06月06日 11時44分20秒 | 日記

 このところ心身共に思わしくないので、3月13日の仰烏帽子山の後山に行っていなかった

 3月28日から通院している医師から頂く漢方薬を服用してきた効果か、体調が良くなって
きたので、凡そ3か月ぶりに山に行くことにした   この年齢であまり長期間山から離れて
いると、今後山に行くことが出来なくなるのではないかと考えた
 
 以前は仲間と日程調整がうまくいかないときは単独で山に行っていたが、最近は80歳を目
の前に迎えようとしている年齢を考慮して単独登山は原則、しないことにしている  
 幸い今回も同行者がいたので、深山霧島が咲いているだろうと思われる九重連山に行くこと
にした 

 ところが、牧ノ戸登山口が近づくとその手前凡そ1キロ以上の道路両側に車が駐車しており、
所々に整理員がいた   そこで、牧ノ戸を通り過ぎて北側に進むと、そこにも車が沢山駐車
していた

 止むを得ず、引き返して瀬ノ本から扇ケ鼻登ることにした   瀬ノ本の駐車場も沢山の車
が駐車していたので、駐車場の広い入り口に他の方と一緒に3台の車を停めた

 以前は度々瀬ノ本から扇ケ鼻に登っていたが、近年は扇ケ鼻は牧ノ戸から登っていたので、
懐かしい気分を感じながら登った

 有り難いことに、最初の30分くらいは左足腰の痛みを我慢しながら歩いたが、その後は
殆ど痛みを感じないで歩くことが出来た   もっとも、最後に尾根の手前辺りが近くなる
頃には、疲労感を感じるようになった

 しかし、途中で私より8歳若い高等学校同級生6人組の男女たちと追いつき、追い越され
ながら、その都度、「お先に  上で待っています」などと冗談を言いあいながら歩いたお
陰で、随分気持ちが楽になった   有り難かった    彼らとは下山時にもこれを繰り
返し、最後は「温泉で会いましょう」と言った

 さて、懐かしい扇ケ鼻頂上に着いて久住高原~星生山方面を眺めると、一面にミヤマキリ
シマが咲いていた  今までこの時期に扇ケ鼻に何回もきているが、これほど綺麗な、広大
な景色を楽しめたことは殆ど無かったと感じた   感激した   有り難い

 無事に下山し、温泉で身体を休めて無事に帰宅した
 今回の登山を無事に終わらせたことで、今後以前のように山に帰ることができるとの自信
を持つことが出来た   同行してくれた山友、途中で冗談に付き合って頂いた北九州の同
級生6人組の方々に感謝する  有り難う

   2018年6月6日
                                       風
※ 写真は、クリックすると拡大する
※ 扇ケ鼻の写真2枚は、同行者からメールで送信して頂いた  ( 私はカメラを ・・・・・ )


扇ケ鼻(1,698m)頂上

扇ケ鼻の頂上から久住高原、星生山(1,762m)方面を展望

     
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金婚記念旅行で別府の血の池温泉

団地近くの田圃水路で蛍鑑賞

紅花ホタルブクロ

白花ホタルブクロ

小学校5年生と凡そ70年ぶりに田植えをした

5年生40人余

鹿児島の金剛力士像 阿形
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看護師を目指す看護宣誓式

2018年05月03日 16時26分33秒 | 日記

 看護師を目指す看護科の高等学校の生徒、専門学校の学生たちの「看護宣誓式」が行われている 
 クリミア戦争の時に自ら志願して看護婦を率いて従軍し、その働きぶりから「クリミアの天使」と呼ば
れたフローレンス・ナイチンゲールは高名だが、看護師のことを「白衣の天使」と呼ぶのはナイチンゲール
に由来することは知らなかった

 看護師を目指す生徒や学生の「看護師になろうと考えた」きっかけはそれぞれの環境によって異なる

  〇 人の役に立つ仕事、人を笑顔にすることができる仕事に就きたいと思った
  〇 「ふれあい看護」で一日看護師の体験をして、この仕事のやりがいを感じた   不慣れな手つきで
看護を行ったが、患者から「ありがとう」とお礼を言われ、とても嬉しくて、この時看護師になろ
うと思った
  〇 小学校や中学校の時に病気などで入院した時の看護師が、個室で私と母に医師の専門用語をわかり
やすく伝えてくれたり、学校生活の悩みを含めた精神面のケアをしてくれたことで、悩みから解放
される喜びをに安心を感じるとともに、母へのサポートを行う姿に強く憧れを抱いたので、看護師
を目指した

 このほか、母や姉、親戚の人などの働く姿を見たり、話を聞いたことなどで看護師になりたいと考えた生徒、
学生がいるが、私が嬉しかったのは、「誰かの役に立ちたい」と思って看護師への道を選らんだ学生たちが多か
ったことだ

 私が生まれて2カ月後に戦地に赴いた父は未だに帰ってこないので、私は祖父と母親に育てて頂いたが、
その祖父は高等学校を卒業する前の私に、「偉い人間にならないでよい   人に迷惑をかけないで生きて
行けばそれでよい   その上で、人に喜ばれればそれが一番良い」と言ってくれた

 長男の結婚式で私が行った挨拶では、このことを含んだ話をした   
 長男の妻は40歳代の半ばを過ぎた頃に看護学校に入学し、今は市内の病院で准看護師として働いている

     2018年5月3日
                                                      風

※ 写真はクリックすると拡大する

室町時代に創建された寺の仁王像・阿形


4月20日~5月1日に撮影した花   狭い敷地内に次々に花が咲くが、名前を忘れた花が多い 











































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仏像と庭の花々

2018年04月08日 13時51分46秒 | 日記
  
最近は仏像の写真をブログに挙げることが少ないので、今回は最近撮影した中の幾つかを選んで取り上げる   

 一時調子が良くなっていたプリンターがまたうまくプリントできなくなっているので、何人かの遺影撮影をした
写真のプリントができないなど、私のカメラ、パソコンやプリンターの操作間違いが目立っている

 記憶力の減衰影響と思われるので、初心に帰って取り扱いを慎重にしなければいけない    先日は市立図
書館に行き、関係入門書を借りて来た  
 
 書籍の読解力にも疑問があり、先般グラウンドゴルフ仲間の先輩女性から借りたカズオ・イシグロ氏のノーベ
ル賞受賞作品「日の名残り」と「遠い山なみの光」は、まだ借りたままにしている   もう一度読み返した上で返
すことにする心算だ

 庭には私が登山の帰り等に買い求めたり、頂いたりした花、妻が育てた花、私が昭和42年就職した時の職場
の先輩から最近頂いた孔雀椿、私の自宅前をかつては犬の散歩で通り、今は老いた犬を自宅で介護しながら、
単独で散歩する女性と妻が花の交換をした「八重咲のクリスマスローズ」等々沢山の花々が次々に咲いている

 県住宅供給公社が販売する建売住宅を購入した時、最初に当選した家は、坂道を登り詰めたT字路だったの
で辞退したところ、その後何度か「空きがある」と連絡を頂いたが、昭和56年に最終的に現在の所に決めた
 市道の西側に緑地帯があり、その先は低山なので冬の夕陽はやや早く陰るが、台風等の風は殆ど当たらない

 朝日から夕陽までは十分に当たるので、花は太陽を浴びて元気に育ち、私は通過交通がないので静かな環境
で過ごすことができる   5分も歩けば街区公園に行くこと出来るので、公園で歩いたり、ゆっくり走ったりしたあ
とで公園から出て少し歩くと、団地の上段に行くための坂道と階段がある。102段の階段を1~2回上下すること
があるが、偶には坂道を登り、階段を下ることもある

 80歳に手が届くこの頃、車の騒音等に煩わされることなく、時たま訪れてくれる何種かの小鳥の声を聴きながら
過ごすことができるのは有難い   ブルーベリーの果実や、最近は皇帝ダリアの花弁まで食べる鳥も来るが、そ
のくらいは騒ぐほどのことではないだろう

      2018年4月8日
                                                           風
※ 写真はクリックすると拡大する










「犬の小母さん」から頂いた「八重咲のクリスマスローズ」

1967年に宮崎で就職した職場の先輩には、今も時々お世話になっている  一昨年頂いた「孔雀草」

グラウンドゴルフ仲間の先輩から頂いた「ブルーベリー」

グラウンドゴルフ仲間の女性から頂いた

九重連山登山の帰りに立ち寄る「草原の一軒家」では珍しい花を買ったり、ご馳走になることがある

射干(シャガ)  若い頃、この花が素敵だ言った店のママが名前に「射」の漢字が着くことに驚いていた  





















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次々に春を告げる花が咲く 

2018年04月05日 13時52分32秒 | 日記
 
 狭い庭に次々に花が咲いている
 
 ブログに挙げようと撮影しながら、撮影で満足するとついついブログを更新することを忘れる   
 ブログに書きたいことも重なるのだが、何分高年齢に伴う失念はいかんともしがたく、ブログ
の更新が進まない

 先日は、以前撮影した境内の大木の下に安置されている仏像の撮り直しに行った神社で高齢の
女性に声をかけて頂いた 神社前の道路まで凡そ700メートル以上はあろうかと思われる
自宅から手押し車で歩いてきた高齢の女性は、手押し車を道路に置いて参拝していた   私に
声をかけてくれた時は、本殿横にある小堂で休んでいた

 以前撮影した仏像を再度撮影するためにその仏像が安置されている神社か寺を探しに来たが、
高齢のため何処の社寺だったか思い出せないと言うと、「 私もそうだ  92歳になると、昨日の
ことを思い出せない 」と言ったので驚いた   92歳の女性は、樹木の枝を片手で掴んでいたも
のの、暫くの間私と「 立ち話 」をしてくれた   私と同じ年齢ではないかと思った彼女は、穏
やかな顔立ちで、終始笑顔を絶やさなかった
   

 60歳代の末子の男性と二人で住んでおり、食事は彼女の仕事だと言っていた   「 私が
居なくなると息子は自分で食事を作るのだろうが、今さら結婚はしないと言っている 」そうだ
 そんな話をしながら、彼女は不満を言うのではなく、ニコニコとしていた
 
 別れた後は、しっかりと歩いて本殿に向かった   素晴らしい   周囲に人家がない神社
の森の中で爽やかな気持ちになった 有り難い  

     2018年4月5日
                                                       風

※ 写真はクリックすると拡大する

【 3月中に撮影した庭の花 】
 




































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仰烏帽子山の福寿草は満開だった

2018年03月17日 18時16分11秒 | 日記

 2月の中旬から福寿草鑑賞登山を検討していたが、やっと3月13日に仲間と五木村の仰烏帽子山に行った

 仰烏帽子山には以前椎葉谷登山口か元井谷登山口から登っていた  しかし、4~5年前の台風で両登山道が荒れたた
め、最近は第2登山口から登っている   しかし、今回は元井谷登山口を過ぎた辺りで林道上下斜面の樹木が大幅に
伐採されていたので、斜面が崩壊するのではないかと不安だった   林道の上側斜面から僅かに土砂が落ちていたので、
帰るときに無事通過できるか一抹の不安を感じた

 駐車場で準備体操を済ませて登り始めると、頂上と仏岩の分岐を過ぎて間もなく、登山道周辺にのあちこちに福寿草が
咲いていた   気が付くと、従来は登山道から元井谷方面に林内を通って行くことができた所に新しいロープが張られ
ていた   そのロープの向こう側には、小さな福寿草が沢山咲いていたので驚き、かつ嬉しかった

 福寿草群生地の斜面には以前からロープがあったが、群生地手前の斜面にはロープがなかったので登山者が立ち入るこ
とができた   そのため、福寿草は僅かしかなかったが、今回はロープの向こう側に沢山の福寿草が咲いていた

 群生地斜面にも以前より多くの福寿草が咲いていた   当日は曇天だったが、奇麗な福寿草を見つけて撮影し、太陽
が顔を出すのを待っていると、やがて一瞬だったが太陽が顔を出し、福寿草が輝いた    有り難い   久しぶりに
太陽を浴びて輝く福寿草の花を撮影することが出来た

 あまり嬉しかったので、つい「 今日は久しぶりに頂上に行こうか 」と言ったところ、同行の二人も同意してくれた
この時期に仰烏帽子山に来るのは福寿草を見るのが目的なので、群生地の斜面 ~ 仏岩周辺で福寿草を見て、昼食を食べ
ると、そのまま下山するので、このところ数年間は仰烏帽子山の頂上には行っていない   当日の登山者の殆どが群生
地の斜面から下山していた

 仰烏帽子山の頂上は遠かった   幾度か登り下りがあり、幾つかの山の周囲を迂回するので、途中で「 誰が頂上に行
こうと言ったのかなー 」等と冗談を繰り返しながら、それでも途中であきらめないで頂上に着くと、懐かしい景色に感動
した

 同行してくれた仲間に感謝しながら下山した

    2018年3月17日
                                                           風 
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9時31分  登山口

















13時15分  仰烏帽子山 頂上 ( 1,302m )



16時17分  登山口

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卒業式のシーズンに考える

2018年03月03日 10時42分18秒 | 日記

 看護関係の学科を持つ2学校と看護専門学校の卒業式が昨日までに無事終了した
 
 田野町と日南市にある高等学校の看護科卒業生は、まだ何処かあどけなさが残るが、座学と看護実習などを
通じての3年間の学習で頼もしさも感じる   卒業生の殆どは看護専攻科に進学して更に2年間の座学、看
護実習をすることになる 

 高等学校を卒業して看護専攻科で更に2年間の学習を終えた卒業生には、さすがに力強さが感じられる 
卒業の歌を合掌する間には、顔を見合わせながら涙する姿や、うなづき合う顔等などの卒業生に対して、おめ
でとうという言葉とともに「頼むぞ!」と言いたい   私や私の友人、知人、その他病む人達が信頼する看
護師として育って欲しい

 看護専門学校では、卒業生の中に入学の前に社会人として働いていた入学生がいたが、その10人がすべて
卒業したことは素晴らしい   

 大学卒業後に就職していた生徒、子供を育てながら通学した生徒、途中で経済的理由などで退学を考えた生
徒などもいたそうだが、幾度もあった困難に当たっては専任教員は言うに及ばず、校長や理事長までが懇切な
助言、支援などを行った結果、無事に卒業することができたそうだ   そのような経験をもつ看護師の将来
が楽しみだ  

 田舎の高等学校を卒業して東京で昼に働き、夜間大学に通い、その後夜の仕事に変えて頂いて昼間の大学に
通ったことから6年間かかって大学を卒業した私は、幸い古郷の隣の県で働くことが出来たことを思い出した    
 この6年間には職場で昼間の仕事から夜間の仕事に変えて頂いた職場のほかに、家庭教師など幾つかののア
ルバイトを紹介して頂くなど沢山の人達にお世話になったことを思い出した    

 人の優しさと暖かさを身に染みて感じたであろう卒業生たちは、看護師試験に合格して、立派な看護師とし
て多くの人に喜んで頂く看護の仕事に従事することになることだろう    卒業生の成長が楽しみだ

   2018年3月3日
                                                            風

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鉢植えのサクランボは少し盛りを過ぎた

薄いピンクの椿が花弁を開いた

沈丁花はピンクと白がある




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福寿草の季節

2018年02月23日 15時59分01秒 | 日記

 先日、妻と妻の兄、妻の妹と清武町文化会館に「 小朝と正蔵 二人会 」を聴きに行った   奮発して前列から2
番目の中央の席だったので、楽しみにしていた

 私は学生時代、仕事と偶に通った大学との隙間(?)に、新宿の「 末廣亭 」で漫才や落語を聞くことと、大学近
くのお茶の水駅から少し離れたところにあった喫茶店でクラシックを聴きながら本を読むことが楽しみだった

 ところが、小朝と正蔵両師匠は期待に反して正当な落語を演じなかった   「 ここで名前を言うわけにはいかな
いが、某放送局でやっている娯楽番組に黄色い着物を着て出ている人 」が・・・などと言いながら直ぐに名前を言う
などのダジャレを続けさまに話した   当初は拍手をしていた拍手の数が段々少なくなったことも無視したのか、
気が付かなかった(?)のか、持ち時間の殆どをダジャレで流し、最後の3分か精々5分頃になって落語らしくなり
ダジャレの「落ち」らしき締め方をした

 地方では本格的な落語を最初から全編の終わりの「落ち」までじっくりと聴く客より、「安易に受ける」ダジャレ
を楽しむ客が多いとの判断だったのだろうか    しかし、後日、義妹も「面白くなかった」と憤慨していた

 しかし、救いは文化会館の売店で二本の福寿草を植えた鉢を見つけたことだ   二本の福寿草は奇麗な花を咲か
せていた   以前、岩宇土山に福寿草を鑑賞に行った時に、公園の中にある道の駅らしい建物の外で福寿草の鉢を
販売していたことを思い出した   その地区では民家にも福寿草があり、古い墓地の敷地内にも福寿草が咲いてい


 例年は2月の初旬に仰烏帽子山などで福寿草が咲いていたが、今年は格別な寒波があったので少し遅れるだろうと
思っていたが、先日高千穂町の山中で福寿草が咲いたと報じられていた

 日程調整をしようと考えていると、熊本の山友から「 土曜日にクラブで仰烏帽子山に行く 」と連絡があったので、
その結果と天気予報などを見て、仰烏帽子山に行くことにしよう

    2018年2月24日
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一鉢480円  栽培品種だろうか

庭に咲くこの花は、花期が長い



白い椿の名前を忘れた



孔雀椿の蕾

随分前に山友から頂いたクリスマスローズ



オキザリス
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氷瀑した落水の滝を楽しんだ

2018年02月17日 14時50分45秒 | 日記
  
  寒波が続いたので落水の滝が凍結しただろうと気になっていたが、先月末頃に写真に関してお世話になっている
方と話している中で、「県美展の応募締め切りが来月の上旬だ」と言ったので、慌てた  県美展に関しては、全く考
えていなかった

 県美展は、応募を始めた年度から4年連続入選していたが、昨年は入選しなかったので、今年はしっかりしようと考
えていた   そこで、「慌てて」準備を始めて、近くの町で撮影した作品を応募することにした   ところが、その作品
をA3ノビにプリントしようとすると、2015年に買ったばかりのプリンターが故障していた

 一昨年までは専門の写真店で全紙サイズにプリントしていたが、昨年プリント依頼に行ったところ、例年お世話に
なっていた中年(?)の女性が応対しないで、社長がプリントしてくれた    仕上がりは納得できないので自分で
プリントしたA3ノビのプリントで応募すると言うと、社長がプリントし直すというので任せた   しかし、その仕上りも
仏像撮影の私の作品を、まるで「風景写真」のように「奇麗に」プリントしていた

 やはり自分のプリントで応募すると言って帰宅すると、妻が「 社長がもう一度プリントすると言ってきた 」という
ので、受け取りに行った   その作品が入選しなかったのは、私の撮影が至らなかったのだろうが、入選できなか
った

  そこで、その後の公募展は自分でプリントしたA3ノビで応募しおり、例年入選している市美展の昨年秋の市美展では
奨励賞を頂いた
  なお、専門店の女性は退職(?)して指導者として働いていると聞いたので、行く先を知りたい

  しかし、専門店でのプリントは10日以前に持ち込む必要があり、今回は11日の応募締め切り日に間に合わないので、
やむを得ず、今回は県美展に応募することは諦めることにした


 日程に余裕ができたので、天気予報を参考にして20年以上一緒に山を楽しんでいる仲間に連絡して14日に落水
の滝に出掛けた   

  登山道に入る前の林道は荒れているので、県道近くの駐車場に車を置いていくようにとの情報は知っていた
  以前から林道が荒れていたが、四輪駆動の私の車では駐車場まで行くことが出来ていたので、今回も私の車で林道
に入り、暫くは凸凹道を走った   しかし、駐車場の手前で車を停めて、歩くことにした

 駐車場からの林道も以前のように荒れていた   林道を横切る大きな倒木や、林道の斜面から崩壊した巨大な岩
の隙間をくぐって歩いたりした 
 
予定より遅れて落水の滝に着くと、滝は凍結していた   最近はあまり凍らなくなっていたので久しぶりに大幅に
凍っているようだった   もっとも、私たちは滝に着くのが遅かった   氷瀑を楽しむためには午前10時頃までに
滝に着いた方がよいのだが、私たちは12時頃に滝に着いた

  以前は毎年氷瀑鑑賞に来ていたが、今回は久しぶりだった    来年はもう少し早い時間帯に行くことにしよう

    2018年2月17日

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林道に車を置いた

駐車場に駐車している車はなかった  

林道は荒れている

所々の道端に氷柱があった   皆さん、ツララを握って食べながら歩いていた

このくらいの氷柱は下山した時には溶けていた

崩壊して林道をふさいでいる巨岩の山裾との隙間を通る

林道に横たわる倒木を乗り越えながら歩く

平坦な林道は少ない  

ここから対岸に渡る

氷瀑した落水の滝  落差60メートル

満足した三人娘(?)

凍った滝つぼに滝から落ちて来た氷の固まりで遊んだ

【 落水の滝からの帰途、岩戸延岡線の沿線で撮影した仏像 】










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先輩の郷で仏像撮影

2018年01月24日 15時19分48秒 | 日記
  職場の先輩で、かつて退職者の写真クラブでもお世話になっていた先輩の奥様が圧迫骨折等で半年以上
入院しており、2か月前からは付き添いのため先輩が病院の同じ部屋で寝泊りしているので息抜きのためと
考えて、3時間の暇を得て、隣町の美術館で開催されている同町文化協会主催の美術展に案内した

 美術展では予期しなかった全日写連の先輩が出展者として在席しており、案内して頂いた    写真鑑賞
に加えて写友との会話も楽しむことができた  

  美術展を出た後、病院に帰る時間に若干の余裕があったので、以前一人で美術館を訪れたあとに立ち寄
っていた喫茶店に立ち寄った    随分久しぶりだったが、城山に近い閑静な地にある喫茶店は以前と変わ
らず広い室内にどっしりとした椅子、落ち着いた室内装飾だった    私の団地の近くにこんな喫茶店が欲し
いものだと何時も考えている     学生時代はクラシックを聴きながら長時間本を読んでいたことを思い出し


  約束の時間に先輩を病院に送り届けて、何処に行くともなく地道を走っていると、池の向うに仏像が見えた
ので立ち寄ってみた    随分大きな寺で、境内のあちこちに古色蒼然とした仏像が安置されていた
撮影を始めたが、夕方の光線に加えて三脚、脚立などを持っていなかったので、思うような撮影が出来なかっ
たので、いずれ撮影に行くことにした   しかし、久しぶりの古色蒼然とした仏像に出会えて有り難かった

  しかし、これだけではなかった    撮影が終わり、暫く走っているときに思い出した      随分以前に霧
島連山から下山した時に何時も立ち寄る喫茶店の主が、仏像の在り処を教えてくれた寺で撮影した金剛力士
像は、先ほどの寺からそんない遠くないだろうと思い、カーナビにその寺を入力した

  案の定、その金剛力士像の寺には凡そ5~6分で着いた   駐車場から正面に向かって驚いた    以前
私が撮影した木造金剛力士像とは別の木造金剛力士像があった    その金剛力士像も以前と同じく古色蒼
然としていた   一部は後年修復したのではないかと思われる個所があった

  帰宅後に先輩に報告すると、先輩の生家はその寺の「檀家」だったそうで、中学校の時には遊びに行ってい
たそうだ

  有り難い    先輩に会いに行ったお陰様で、久しぶりに沢山の古色蒼然とした仏像に会うことが出来た
先輩からは、元県議会議員は以前市長をしており、周辺の整備をしていたので寺等に関しては詳しいだろうか
ら話を聞くようにと教えて頂いた    その元県議会議員とは在職中、退職後も交際があるので、いずれ撮影
に行くときには立ち寄って教えを乞うことにしよう

    2018年1月24日
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登り始めは霧島連山の大浪池

2018年01月20日 17時46分41秒 | 日記
  今年の「 登り始め 」は例年より大幅に遅れ、山も低山になった

  迷った挙句に1月18日、霧島連山の大浪池に登った

  14日に県道小林えびの高原牧園線経由でえびの高原に行った時には路面に積雪が残っていたので
時速30~40kmで慎重に走行した    そこで、18日は国道220号から高千穂河原を経由して大浪池
登山口に行った   前日から暖かい日が続いた影響で走行路面は殆ど積雪がなかった

  しかし、14日は日曜日のためか駐車場にほぼ満杯の車が駐車していたが、18日は四台の車が駐車し
ていた

  登山道も積雪がなく、軽快(?)に歩いた   有り難いことに駐車場に着いてストレッチをするときには
腰の周囲に痛みがあり、池まで歩くことができるか、確信がなかった   しかし、凡そ10分歩きながら、
腰の痛みが消えていることに気が付いた    11日に鵜戸神社に参拝した時は、途中で腰痛だけでなく、
左足もふらふらしたので途中で帰ろうと思ったが、我慢して歩き、不動明王像の所まで狭い道を登り、撮影
しているうちに腰の痛みや左足のふらつきは完全に消えていたので不思議に思っていた

  登る途中で、下山して来た若い女性にどちらから来たのか訊くと、「 台湾です 」   日本語は殆ど自由
に話すことができるようだったが、台湾から一人旅をしているとのことだった    ところが、池に着き、西廻
りで池巡りをしていると、ピンク色の髪をした青年と会ったので同じ質問をすると、「 台湾です 」

  彼は日本語をあまり理解できないようだったので詳しいことは訊くことが出来なかった   それにしても、
同じ山で台湾の単独旅行者二人にあったのは不思議な気がした   恐らく、日南市か鹿児島に客船が着
いているのだろう

  下山後は、恒例により旧有料道路料金所から2~3キロの所にある野菜店で直径が5百円玉より大きく、
長さが1mを超える「 白ネギ 」とブロッコリー、紫白菜(?)を買った   此処の主は阪神淡路大震災の被
災者で、小林市にやってきて野菜作りをしている    不揃いの板を何枚か並べた上に畑から取ってきた
野菜をそのまま置いているだけの店だが、とにかく新鮮だし、安い

  かつて親父さんから「 貴重な水性花なので、誰かにやっておけば私の花が枯れても何とかなる 」と言
って貴重な花を頂いたことがある   今も夏季には奇麗で小さな白花を楽しんでいる

  白ネギを7cmほどに切って焼いて食べると、咬むほどに甘さが滲む美味しい野菜だ

  18日も、山仲間に土産の野菜を買って夕方明るいうちに帰宅した    
  今日の低山登りで、山に行くきっかけが出来た    これで今後順次高山に登る日が帰ってくるだろう
有り難い

     2018年1月20日

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大浪池登山口

大浪池

大浪池の岩  高い岩があると登りたくなる癖がある

凍結していたと思われる大浪池
 
【 松月桜は健在だった 】
1月14日にえびの高原に行った時、途中で公園に立ち寄り松月桜を見た   県道には積雪があった


松月桜

松月桜の名札が着いている

松月桜に蕾が着いている

県道の積雪

県道の横に雪ダルマ

韓国岳登山口の近くには「歩行禁止」の案内板

えびの高原駐車場近くの草原で雪遊びをしていた

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1月~2月のブログに載せた花

2018年01月10日 16時50分45秒 | 日記
  9日は寒かった   昼食の準備をしているときに、義妹が先日持参してくれた玄米で作った甘酒を食べようと
思い、冷蔵庫を開けると先輩に届ける心算だった濁り酒の小瓶が目についたので、つい養命酒を飲むときに使う
小さな入れ物で1杯飲んだ

 飲んだ後、直ぐにこれは失敗だったと気が付いた   昨日は、昨年暮れの「 安らぎと戒め 第3回個展 」の作
品と資料を県外の友人と作品鑑賞者に送付する作業をしており、午後には近くの郵便局に持っていく心算だった

 昼食後に郵便局に行くとき、明日にしようかとも考えたが、先日、「 男の更年期障害から立ち直った 」と思って
いたこともあり、作品等送付は個展閉会から随分と経過しているので、今日中に郵便局に持ち込むことにした   
しかし、郵便局は思ったより遠かった   低温に加えて、団地の坂を登るにつれて風が強くなった   途中で
会った三人のグラウンドゴルフ仲間の女性たちは、「 上は風が強いから今日は下を歩こうと思って降りて来た 」
と言っていた

  疲れた   とにかく疲れた   坂道の疲れと強風の抵抗で疲れた

  その疲れを癒すために花の写真を観ることにした   それも、過去のブログに使用した登山時撮影した写真
を見ることにした   

  かつては殆ど毎週山に行き、殆どの休日に山に行き、花を撮影していたので花の写真は大量にあった  
そこで、今日はその中から1月~2月の登山時に撮影した花の写真を掲示してみよう

  なお、今年の賀状の中に、楽しい励ましの言葉を頂いた鹿児島の山友からの賀状があったので、その一部
を掲載する

       「 男性の更年期障害 」ですか ?
       きっとそれは「 老 い 」だと思います
       お互いにありのままの「 老 い 」と受け入れつつ、ゆっくりと生きて行きましょう
       山が大変になったら、里山歩きでもしましょう

 
     2018年1月10日
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 2003年1月25日に仰烏帽子山の帰途に小高い公園で撮影した 「 松月桜 」

 ※ 松月桜は本来3月に咲く桜だが、公園の桜の木には「 松月桜 」と書いた古い名札が着けてあった

 ※ 撮影後、凡そ5~6年くらい後から花が咲かなくなった

 2003年2月12日 雪の中で目覚めつつある福寿草の蕾

 2003年2月12日

 2008年2月13日  

 2003年2月15日 

 2010年3月8日 仰烏帽子山では3月上旬まで福寿草が咲く

 2007年2月18日 楮(こうぞ)の花  
 前回の1月7日付けブログに掲載した母の歌集に楮を使った紙漉(かみすき)の歌がある
       
 2007年2月18日 楮の花

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体組成表によれば 体内年齢は 51歳

2018年01月07日 11時25分58秒 | 日記
   NHKの早朝ラジオ番組によれば、後期高齢者は体重減少にならないように注意すべきだとのことだが、
一昨年の後期高齢者入りから今日まで、私はむしろ体重が増加しているようなので、久しぶりに体組成計
で計算してみた

  3年前頃は、体組成計によれば「体内年齢」は47歳だった    ところが、昨夜に計測した結果は51歳
だった   勿論、実年齢より若いが、3年前より4歳増加しているので要注意だろう

  但し、昨年との比較では体重、体脂肪、内臓脂肪が若干減少しており、基礎代謝が1,272と、これも若
干減少している  骨、筋肉の量は全く同じだったので、まだまだ取り返すことは困難ではない

  一昨年の夏頃から山に登ることが少なくなったが、早朝と就寝前のストレッチだけは殆ど欠かしたことが
ないので、来月からトレーニングが始まることと、急速に以前のような「毎週登山」は無理だろうが、先ずは
毎月3回以上の登山を心掛けることにする

  ところで、早朝グラウンドゴルフから帰宅すると、なぜか母の歌集2冊を読んでみたいと思った
  母は、1989年12月に歌集「冬の川」、2000年6月に2冊目の歌集「初雪草」を刊行した

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     今もなほ楮に三椏の和紙を漉く日向市美々津にその人を訪ふ(初雪草)

     頑なに純粋の和紙漉く日向市の伝統工芸士佐々木寛治郎(初雪草)

     漉き舟も漉き簀も天日の干し板も昔ながらの紙漉き道具(初雪草)

     紙漉かずなりたる今を咲き出でし三椏のはな花瓶に活くる(初雪草)

 我が家も祖父と母が和紙を漉いていた  季節により、養蚕をして絹糸を作っていた 
 自宅を新築したとき、祖父は蚕の餌のために育てていた桑の木を床柱に使った        
 桑の実を食べることは禁止されていたが、食後は口内が紫色になるので直ぐに嘘がばれた 
 しかし、祖父( 爺々)は私を叱らなかった

     唐突に送られて来ぬこはれし時計貯金通帳添え書きもなく(冬の川)

     雨風にさらされながらマリアナのいづれの島に眠れるや夫(冬の川)

     六歳の我を残して母逝けり六年経ずして父も逝きたり(初雪草)

 母は酒店を経営していた父の死後、田舎の叔父に引き取られて育てて頂いた

  
     生まれ来て七十日目の末の子を兵舎の庭に夫は抱きしむ(冬の川)
   
     依怙地にて輸血拒みし故なるか息子は貧血の眩暈に耐ふる(冬の川)

     朗々と息子の素謡きこえきて静御前はまなうらに顕つ(冬の川)

     未熟児の孫を湯桶に懇ろに洗へば小さき鼓動伝わる(冬の川)

 私が生まれて2か月足らずで父が出征した  その後、兵舎に連れて行ってくれたそうだ
 口頭蓋膿胞手術に立ち会ってくれた母は、術後口内からの大量出血で輸血を勧める女医
の意見を拒否して点滴だけにした私を「 頑 固 だ 」と言った   祖父(父)に似ただけだ
 未熟児で生まれた私の長男を母は特に可愛がってくれた


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