ステージに9人が揃うと、そのまま“The Blister Exists”でショウがスタート!
ステージの中央に立ち野獣の如き雄叫びを上げコリー(Vo)、コンディションも良いのか良く声が出ているし改めて彼の声に惚れぼれする。
出だしはジョーイのドラムの音が大過ぎたが、その分ジョーイのテクニシャンぶりを実体験出来た。
両脇を固めるショーンとクリスによるパーカッション・ソロに歓声が上がる。ショーンは何だか“邪悪なドラえもん”って雰囲気だが、クリスと共にコミカルながら物凄いテンションで観客を煽る!
途中ジェイムズ(G)の音が途切れる事もあったが、メタル・ジェイソンことミックと共に分厚いヘウ゛ィーなリフを刻む。
もう“踊る骸骨”って感じのシド(DJ)はステージの上で飛び回り、アクションは控えめながらポール(B)やクレイグ(Manp)も存在感充分だ。
前日の東京ではコリーのMCで日本語が少ないと不評だったそうだが(笑)、大阪ではもう日本語連発! 曲が終わる度に「オオキニ」と律儀に良い、判り易くゆっくり英語のMCで観客とコミュニケーションを取るフロント・マンぶりには貫禄すら感じる。
噂のメンバーのライフ・マスク(!)を被って演奏する名曲“Vermilion”は更に不気味な雰囲気が際立ち、SLIPKNOTと言うバンドの持つ懐の深さと抱える闇を感じさせる。
コリーの「大阪、サイコー」の言葉の後、「俺達のショウに前にも来た奴はどれだけいる?」と急に問いかけた。
すると彼は「初めての奴も居るんだな、じゃあ俺達の“お約束”を教えてやるよ」とあのフレーズを口にする。
“You'be 555,I'm A…?”そして観客は“666”と応える。
曲はそのままSLIPKNOTのテーマ・ソングと言っても良い“The Heretic Anthem”へと突入、それにしてもバンドの発する爆発的な勢いと殺気にも似た威圧感は壮絶だ。
一曲ごとにメンバーがステージから消えたり、コリーのMCと曲の始まりがブツ切れてしまう事もあったが、そんな事は曲が始まってしまうと木っ端微塵に粉砕されてしまう。
SLIPKNOTは凄まじい破壊力と勢いで代表曲の数々を叩き付け、観客はそれに応えるように興奮と熱気は高まって行く一方である。
終盤コリーが大阪の観客が世界で一番である賞賛の言葉が送られると、コリーの「ハキダセ!」の絶叫と共に“Spit It Out”へと雪崩込む。
曲の中盤コリーはゆっくりと観客に「スワレ、スワレ」と観客に指揮を下す、もう最大の“お約束”に観客はニヤニヤしながら座り始める(笑)。
気の早い一部のファンがピョンピョンと跳ねている、それを見てコリーがすかさず「マテ!」と言い観客が爆笑する。
一連のコリーのMCに対しヨメが「ワシらは犬扱いか!」と突っ込んでいたが、ジョーイのカウントとコリーの「トベ!!」の絶叫と共に会場の観客が一斉にジャンプする様は壮絶だ。
怒濤の勢いのまま究極のデス・メタル・ナンバー“People=Shit”が炸裂! コリーの「ナカユビタテロ!!」で、観客から凄い数の「FUCK OFF」サインが突き出る美しい光景が見られた(笑)。
バンドは更に“Surfacing”を演奏して、正にステージをブッ壊して次々と降りて行った。
最後コリーはステージで力尽きたかの様に倒れたが、起きあがると深く一礼すると奥へと消えて行った…。
僕のSUMMER SONICはコレで終わりを告げた、大トリのNINE INCH NAILSは最初から観る気か無かったので会場を後にした。
その時何とか持ちこたえていた空から、大粒の雨が一気に降って来た…もう駅に着く頃にはズブ濡れになっていた。
長い様で短い一日だった、また来年是非参加してみたいと思った(大阪での開催は最後との噂もあるが…)。
ロックは素晴らしい、そう心から実感出来た…正にForever Young!な一日であった。
P.S:今日は終戦記念日だ、アレから既に60年と言う歳月が流れた。色んな事が起きるが、この日本が平和である事に変わりはないのだ。この平和が続く事を…。
ステージの中央に立ち野獣の如き雄叫びを上げコリー(Vo)、コンディションも良いのか良く声が出ているし改めて彼の声に惚れぼれする。
出だしはジョーイのドラムの音が大過ぎたが、その分ジョーイのテクニシャンぶりを実体験出来た。
両脇を固めるショーンとクリスによるパーカッション・ソロに歓声が上がる。ショーンは何だか“邪悪なドラえもん”って雰囲気だが、クリスと共にコミカルながら物凄いテンションで観客を煽る!
途中ジェイムズ(G)の音が途切れる事もあったが、メタル・ジェイソンことミックと共に分厚いヘウ゛ィーなリフを刻む。
もう“踊る骸骨”って感じのシド(DJ)はステージの上で飛び回り、アクションは控えめながらポール(B)やクレイグ(Manp)も存在感充分だ。
前日の東京ではコリーのMCで日本語が少ないと不評だったそうだが(笑)、大阪ではもう日本語連発! 曲が終わる度に「オオキニ」と律儀に良い、判り易くゆっくり英語のMCで観客とコミュニケーションを取るフロント・マンぶりには貫禄すら感じる。
噂のメンバーのライフ・マスク(!)を被って演奏する名曲“Vermilion”は更に不気味な雰囲気が際立ち、SLIPKNOTと言うバンドの持つ懐の深さと抱える闇を感じさせる。
コリーの「大阪、サイコー」の言葉の後、「俺達のショウに前にも来た奴はどれだけいる?」と急に問いかけた。
すると彼は「初めての奴も居るんだな、じゃあ俺達の“お約束”を教えてやるよ」とあのフレーズを口にする。
“You'be 555,I'm A…?”そして観客は“666”と応える。
曲はそのままSLIPKNOTのテーマ・ソングと言っても良い“The Heretic Anthem”へと突入、それにしてもバンドの発する爆発的な勢いと殺気にも似た威圧感は壮絶だ。
一曲ごとにメンバーがステージから消えたり、コリーのMCと曲の始まりがブツ切れてしまう事もあったが、そんな事は曲が始まってしまうと木っ端微塵に粉砕されてしまう。
SLIPKNOTは凄まじい破壊力と勢いで代表曲の数々を叩き付け、観客はそれに応えるように興奮と熱気は高まって行く一方である。
終盤コリーが大阪の観客が世界で一番である賞賛の言葉が送られると、コリーの「ハキダセ!」の絶叫と共に“Spit It Out”へと雪崩込む。
曲の中盤コリーはゆっくりと観客に「スワレ、スワレ」と観客に指揮を下す、もう最大の“お約束”に観客はニヤニヤしながら座り始める(笑)。
気の早い一部のファンがピョンピョンと跳ねている、それを見てコリーがすかさず「マテ!」と言い観客が爆笑する。
一連のコリーのMCに対しヨメが「ワシらは犬扱いか!」と突っ込んでいたが、ジョーイのカウントとコリーの「トベ!!」の絶叫と共に会場の観客が一斉にジャンプする様は壮絶だ。
怒濤の勢いのまま究極のデス・メタル・ナンバー“People=Shit”が炸裂! コリーの「ナカユビタテロ!!」で、観客から凄い数の「FUCK OFF」サインが突き出る美しい光景が見られた(笑)。
バンドは更に“Surfacing”を演奏して、正にステージをブッ壊して次々と降りて行った。
最後コリーはステージで力尽きたかの様に倒れたが、起きあがると深く一礼すると奥へと消えて行った…。
僕のSUMMER SONICはコレで終わりを告げた、大トリのNINE INCH NAILSは最初から観る気か無かったので会場を後にした。
その時何とか持ちこたえていた空から、大粒の雨が一気に降って来た…もう駅に着く頃にはズブ濡れになっていた。
長い様で短い一日だった、また来年是非参加してみたいと思った(大阪での開催は最後との噂もあるが…)。
ロックは素晴らしい、そう心から実感出来た…正にForever Young!な一日であった。
P.S:今日は終戦記念日だ、アレから既に60年と言う歳月が流れた。色んな事が起きるが、この日本が平和である事に変わりはないのだ。この平和が続く事を…。