えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

3シリーズ考

2022-02-18 | 車関連
依頼を受けているG20型の3シリは、一向に見つかりません。
そもそも、特殊なオプションの組み合わせを希望しており、最初におそらく無理であろうと伝えてあります。
そんな関係で、たまにはG20の相場と状況を覗くのですが、驚いたことに一千万を超えるG20が出ていました。
どうやらそれは新車である様なのですが、一千万以上のプライスの付く3シリをグーネットで見る時代になったとは、、
E30時代から常にその進化を見続けてきた3シリですが、今や本当に高級車となってしまいました。
そのG20はM340iであるらしいのですが、その3Lターボは387馬力を絞り出し4駆で武装する。
腕のあるドライバーであれば、そこらに蔓延るスポーツカーを蹴散らすことが出来るでしょう。
387馬力と言うと、E46型M3の343馬力を軽く上回りますし、そのプライスも同じく。
確かに、E46型M3の時代に較べたら、安全装備にかかる費用はけた違いでしょう。
また快適装備に関しては、著しく進歩したものです。
それを考えたら安いのか、いやそんなことはないでしょう。
エンジン単体にかける費用と手間は、M3とM340iでは違うものでしょうから。

話を戻して、高級志向となり始めたE90は良い車でしたが、あの時代の320は遅かった。
E90型325以上の走りをする今の時代の320が、高くなってもしょうがないのかもしれません。
E30時代から320と言えば、カッコはいいけれど遅いのは定番でした。
金額的にいつの時代も、ここが砦になっているような価格設定であったと思います。
そして大きく変わったのが、F30型でしょう。
320の2Lをターボで武装し184馬力を誇り、普通に使うに十分な加速性能を初めて320が持ち合わせたモデルと言って過言ではないでしょう。
更には320dもラインナップに加え、盤石の体制としたのです。
こうなると、売れセンは圧倒的に320になるわけで、335などレア車となり、320のハイプレッシャー版の328ですら売れなくなりました。
BMWは、3シリーズ内でのヒエラルキーを貫いてきた販売戦略を、ここで大きく転換させることになります。
つまり、320(ディーゼル含む)で稼ぐんだということです。
そうして今、最新型の320iMスポーツは素の状態で607万円となり、E46時代の330を上回るプライスとなったのです。
時代背景も違いますし、先進装備もけた違いですが、それにしても思うのは、3とCは高級車になってしまったということです。

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