えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

AMG C43

2021-05-05 | M135i
AMGという名の付く車(エアロやホイールだけのものでなく、エンジンにまでチューニングが入っているもの)に初めて触れた。
まぁ触れたなんてものではなく、ひょんなことから丸一日味わう事が出来ました。
その名も、AMG C43タイプのワゴンボディであります。
V6のビターボ(ツインターボ)から絞り出すパワーは、なんと390馬力と520Nmとある。
こんなスーパーワゴンに縁がありましたので、簡単にインプレさせていただきます。

派手な4本出しのマフラーとディフューザーにより、否が応でもハイパフォーマンスモデルと主張するボディがあります。
低く構えたフルキットは上品で、後ろを見なければ車好きでなければCワゴンなのかもしれない。
後ろ姿の迫力は、煽られるようなことがなく、とても快適に乗れたと感じます。

さて、その実力は。。
過敏過ぎるアクセルの付きになかなか慣れず、走り出しや渋滞からの走り出しなどのグワッとした加速感はやり過ぎです。
スポーツモードでなくともそうなってしまうので、更にもう一段柔らかいモードも欲しい気がします。
といいますか、ノーマルモードをもっと落ち着かせればいいと思います。
9速ありますから、あっという間に2速3速と上がっていく様が忙しない。
なんだかデュアルクラッチの様な歯切れの良さがありますが、トルコンだという事です。
当然に、軽く煽ってもグイグイとした加速を見せ、いつ何時も4輪駆動による安心感をもたらす。
しかし1.8tあるボディは、390馬力は持て余すほどとも感じません。
確かにトルクは太いを通り越してブットいと感じますが、私のM135iに比べて300キロほどの重石は効いていると感じます。
その証拠に、0-100㎞加速は私のM135iに比べて0.1秒しか速くありません。
私のテストコースと呼ぶ場所に持込んで、踏んでみたところ若干ウェットだったせいもあり、ここまでと決めている箇所までの135iの最高速度に5キロほど届かず。(怖くて踏めていないのだと思われますが)
まぁ4駆でなければ踏めない路面状況であったとは思いますが、圧倒的にM135iを上回る速さとは感じませんでした。
しかし絶対的に違うのは、やはりトルクの太さでしょうか。
ツインターボで武装されたV6は、何処で踏んでもガバっとトルクが入ります。
それが気持ちよいのか、使いやすいのかは別として、70NmほどM135iより太いというのは実感できるものでした。

LSDによる、切り返しの重さやタイヤの減りなどは使い勝手が悪いと言わざるを得ない。
また、180度ほどステアリングを回転させると、戻すのに自然に戻る感じではなく、力が必要なことがナチュラルでなく残念である。
しかし回頭性は気持ちのいいほどに狙ったラインをトレースします。
長めのボンネットを、自由自在に向きを変え走る、といった躍動感を感じます。
固めのフロントシートに比べ、リアシートはとても柔らかく作ってあり、これは家族受けが良いでしょう。
コニャックの内装レザーと相まって、最新型のメルセデスコクピットを持たないにもかかわらず、コレ欲しいと思わせるほどの質感を持ちます。
エグゾーストノートも、AMGチューンのマフラーが付いていますので、踏むと鳴っているなぁと感じるものですが、BMWの直6と比べると上品ではありません。
音を聞くだけで、明らかに高級車なのだと感じるBMWの直6ですが、AMGはチューニングサウンドと感じました。
少しアクラポビッチを感じさせるような雰囲気がありました。
数日使えば慣れるのであろうアクセル、十分な室内空間、自在に走るワゴンボディ、当たり前ですが取り替えてくれるならば取り替えます。
トータルでの質感が、とても高いのは当然でしょう。乗り出し1千万を超えるのですから。
用途が違ってしまいますが、同じような価格で買える718ケイマンSの方が明らかに乗りやすくフィールは自然です。

しかし、エンジンとミッションをM135iから移植してくれるなら、それが理想であります。
そしてFRでいい。これが嘘偽りない本音です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オールシーズンタイヤからP-ZERO

2021-04-21 | M135i
見た目がどうとか書きましたが、その乗り心地をリポートします。
オールシーズンとされる、コンチネンタルエクストリームコンタクトDWS06ですが、その生産国によってコンパウンドの硬さが違うように見受けられました。
とても柔らかく感じるポルトガル製は、きっと乗り心地にも影響は出ていたのでしょう。
ロードノイズも柔らかく、減りも少ないといった評判ですが、ポルトガルに関しては当てはまらないかもしれません。
私の直6が重いせいもあるのでしょうけれど、走行距離からすると減ったなぁと感じたものです。
それに比べて減らないスロバキア製の雪上性能はどうなのだろうと気になります。
そんな前後の減りが明らかに違うセットを使うのが嫌で、安心を買う意味で交換した部分もあります。

今回のP-ZEROは、なんとドイツ製でした。
2020年製で、ラップのかかったとてもきれいな状態で納品されました。
ネット通販が普及して、とても安く買えるようになったタイアですが、お店やブランド、サイズなどによっては、あまり良い状態の保管とは言えないものもあるのは事実です。
そのタイア、ディーラーに入庫するのですから、そのついでに交換をお願いしたらお幾らか聞いたところ、とんでもなく高いので諦めました。
今回は4本ですので、価格よりも近さと信頼性でE46時代にお願いをしていた専門店で交換をしていただきました。
凛々しい程に新しくきれいなタイア、本当に惚れ惚れします。(きっとタイアフェチなんだろうと思います)

そんなP-ZEROとエクストリームコンタクトがどう違うか。
タイアを新しくすると、多くの方が音が静かになったと言いますが、明らかに製造年の違うタイアを履けば当た前な部分はあるでしょう。
今回のエクストリームコンタクトは2019年製造で、山も減っておらず性能を十分に発揮できる状態でした。
しかし、P-ZEROの走りは別次元に感じるほど滑らかであったのです。
バランスの良さ、とにかく滑らかに回ることだけを考えて作られたのかと思う程に違うのでした。
圧倒的に違うのは、その軽さでありましょう。
タイア自体の軽さではないでしょうけれど、転がりの軽さとでも言うのでしょうか、とにかく軽く感じるのです。
減りの激しかったエクストリームコンタクトが、そのコンパウンド故重かったものなのか、、
私は当初、エクストリームコンタクトからスポーツタイアに替えたなら、ロードノイズも乗り心地もハードになるだろうと予測していましたが、予想に反してどちらも改善されたのでした。
やはり純正で使っているような性能のモノを使う、これ常識なのだと改めて思ったものです。
グリップ云々はさておいても、その滑らかさを味わうならばオールシーズンでないのは明らかと思います。
そしてもう一つ、センターのズレていたステアリングがピッタリと合いました。
スタディにて4輪アライメントをしてもズレていましたから、タイアのせいであると踏んでいましたが、その通りでした。
若干ではあるものの、センターがずれてしまう程の誤差を持つ工業製品というのはいただけません。
稀ではあるにせよ、こういった部分でもドイツ製や日本製を欲してしまうところ、今でもあるのでしょう。

実は私、このN55B30Aに当初から惚れ惚れしてしまい、スポーツモードをほとんど使っていませんでした。
まぁ普通に走るに、コンフォートモードでもお釣りがくるほどの力を持ちます。
先日、とある媒体で、135iのスポーツモードにした際の勇ましさみたいな記事がありました。
そういえばたいして使っていないなと思いまして、タイアも一皮むけたでしょうから高速道路への合流時にスポーツモードで踏んでみたのです。
明らかに違う加速がそこにあり、「激しい」という言葉が当てはまるのでしょう。
ありはしないでしょうけれど、タイアが歪むほどの加速をしているのではないかと感じるほどのレスポンスです。
間違いなく、昨年の夏に散々乗った987ケイマンの上を行くのは間違いありません。
ホントにこの135i、ポルシェより使えて楽で申し分ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上がる相場

2021-04-15 | M135i
もう性分の様なもので、私は常に自身の乗っている車両がどれ位の相場にあるかチェックをしています。
落ち始めたら売る、なんて訳ではないのですが、気になるものはしょうがありません。

まぁ普通に考えて、旧車やバックオーダーが大量にかかっているとかでない限り、所有していればじりじりと下降するのが常識です。
異変という程ではありませんが、じりじりと上昇をしているのです、M135i。
いまグーネットなどで検索をすると、M140iを含めても25台程度しか出てきません。
この数、プチ希少車種の様で少し嬉しいものです。
当然に人気のない車種ではありませんし、ご存知の様に後継モデルのF40からはFFベースとなった4WDです。
FFベースになった事に加え、2Lの4気筒エンジンとなりました。
書いていて気がついたのですが、ゴルフR32がRとなった事に似ていますが、VWに比べ随分と長く3Lを載せてくれていたのだと感謝です。

しかしゴルフの場合と違うのは、新しいモデルに負けていないという事です。
1-100㎞のメーカー公表値では、F20型は4.9S、F40型は4.8Sとありますが、実際にF20型はそれより速い。
その証拠に、海外のジャーナリストなどが新旧対決をさせていますが、F40はF20型に離されていくという結果です。
F20型オーナーとして、これほど嬉しい事はありません。
伸びやかでFR特有の美しいボディラインを持ち、その使い勝手から走行性能まで色々な方面から賛辞をいただいております故、誇らしいのでございます。
私の様な輩は、値落ちのしてない車両を持っていることが、なにより一番安心するのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RFT(ランフラットタイア)か否かで違うもの

2021-04-08 | M135i
自身こんなにも車に興味があって、タイアは大好物ですが、知らなかった事をお知らせします。
知っている方は知っているのかもしれませんが、こんな事なかなか記事や話題になっていたりしません。
とはいえ、絶対かと聞かれると絶対とは言えないので、そういう感じで読んでください。

私はF20型の1シリーズが3台目となります。
120iも118dもMスポで18インチ装着車でしたから、M135iと同じタイアサイズになります。
そして、装着されているホイールこそ違えど、そのサイズはJまで一緒です。

当然118dにはランフラットタイアが履かれていたのですが、銘柄はP-ZEROでした。
引っ張り気味に見えるその横っ面は、中々のものでありました。
今回もP-ZEROを選びましたので、同じ姿になるものと考えていましたが、そうはならなかったのです。
何故か、考えてみて違うのはRFTか否かという点だけです。
つまり、おなじピレリP-ZEROであって、全く同じサイズを同じサイズのホイールに入れても、全くおなじ姿にはならないという事。
エアーが抜けた状態で走ることのできるRFTは、サイドウォールが潰れてはいけません。
垂直に立ち上がるより、引っ張り気味の方が潰れにくいのでしょうか。
まぁとにかく、その横姿が違いまして、ちょっと驚いたのです。
ミシュランのスーパースポーツを履いた姿とそっくりな立ち上がりで、タイアの腹が膨らみもせず引っ張られることも無くという状態です。
まぁ思った姿とは違いましたが、純正品とおなじような姿になりましたから、これはこれでいいのでしょう。
因みに、M135iは純正もRFTは履いていません。

タイトル画は、ランフラットです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Pirelli投入

2021-04-02 | M135i
ファンシュラウドの修理を決め、気になる部分を排除することに決めました。
コンチネンタルエクストリームコンタクトDWSから取り替える事とします。
切り込んだ際にするメリメリとした音もそうですが、そもそもパターンがピュアスポーツしていません。
ピレリの初代ドラゴンのパターンがどうしても好きになれなかったものに似ています。
斜めに入る排水トレッドが苦手でありまして、その特徴的なサイプもタフに見えないのです。
そして横面も、ちょっと特徴が無いタイプです。

純正同様とするならば、ミシュランのパイロットスーパースポーツ
お気に入りのピレリとするならば、P-ZERO
手堅くまとめるならば、ポテンザS001あたりでしょうか
欧州で評判の良いというファルケンのアゼニスFK453も考えなくはないが、今回はネームバリューも欲しい。
グッドイヤーのイーグルは、ちょっとデザインが洒落てなく、アドバンは気真面目過ぎる。
ダンロップのMAXXシリーズは影が薄く、TOYOのロゴはどうしても間延びするところが苦手です。
そしてMさまにアジアンタイアは似合わないので、M社かP社かB社に絞られたのです。
価格はスーパースポーツがダントツ高く、PとBは似たり寄ったりです。
GTIピレリにP-ZEROを入れた様に、純正同様にミシュランを入れるのが王道でしょう。
しかしミシュランの場合、前後共にあと0.5Jほどホイールが太ければそうしたいのでしたが、あまりに優等生的な横面となります。(つまり垂直に立ち上がる)
そして私は、118dエディションシャドーに入っていた姿が見事なマッチングであったP-ZEROに決めたのです。

追記
コンチネンタルエクストリームコンタクトDWS06ですが、私の使っていたものは前後で製造年の違うものでした。
更には、製造国も違ったのです。
ポルトガル製のものと、スロバキア製のものでしたが、スロバキア製の物の方が減りません。
オールコンディションタイヤなので、雪上での性能的には明らかにポルトガルなのではと感じます。
耐久性と剛性という点で見れば、スロバキアなのでしょうけれど、減り方があまりに違うのは驚くほどでした。

こちらは、Mの対向ピストン4ポットキャリパー
ディスク面の端に、削り残りなく錆が見えない美しさ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする