安保法案は、その中身(海外で他国のために戦争ができるようにすること)だけでなく、採決のしかたも問題だ。言うまでもなく。
これに対して「強行裁決せず、堂々と憲法を変えるべきだ」という意見がある。一見正論だ。
しかしその先には大きな危険が待っている。「自民党憲法改正草案」という危険が。
それでは憲法を変えたくてうずうずしている自民党の思うツボになる。
その内容を知る(インターネットで . . . 本文を読む
今日、日本の国会で民主主義が崩壊した。
危険極まりない安保法案が「平和安全」特別委員会で強行採決された。「平和安全」だの「積極的平和主義」だの「国民の安全と幸せ」だのと、聞こえのいい言葉で、事の本質を誤魔化すところに安倍語法の特徴がある。だまされてはいけない。「平和安全法制」とは名ばかりで、日本をアメリカの戦争に巻き込み、市民の―特に若い世代の―命を危険にさらすことは目に見えている。安倍晋三 . . . 本文を読む
ものごとは正しい名で呼ばなければならない。
さもなければ偽りとなる。
安倍政権のいう「積極的平和主義」とは、「積極的軍事主義」である。
「集団的自衛権」とは、「集団的他衛権」である。
聞こえがよいばかりで、内実のない言葉で誤魔化しながら、軍事化を進めている。
「日本を取り戻す」とかけ声は勇ましいが、実際には「アメリカにつき従う」。この矛盾、恥ずかしくないのだろうか。
イラ . . . 本文を読む
文部科学省が「国立大学」の人文社会科学系(文系)学部の「廃止」!を打ち出している(もう「国立大学」ではなくて、独立行政法人なんだけどなあ)。その背景のひとつは経済至上主義的な世界観だ。大学の(すでに進んでいる)企業化をさらに推し進めるということになるだろう。それは「儲かるかどうか」でものごとを判断し、そうでなければ切って捨てるという発想だ。目先の経済的利益を追い求める路線が、福島原発事故に行き着 . . . 本文を読む