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小田博志研究室

研究情報とブログを掲載

「ターミナル」(1/15)

2005-01-15 | 映画
 お正月シーズンだからか、近ごろ魅力的な映画がたくさん公開されています。その中で「ターミナル」を観たのは、その舞台に興味があったから。国と国との「境の場所」つまり、国際空港のターミナルで、祖国に帰れなくなった男が閉じ込められてしまうという物語。監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。これは予想を上回って、すごくいい映画でした。 アメリカの空港に主人公のビク . . . 本文を読む

『西ドイツ教会事情』(1/10)

2005-01-10 | 霊性・宗教
 ドイツにおける教会アジールの研究を進めている内に、Kirchengemeinde(キルヒェンゲマインデ)の存在が浮かび上がってきました。これは単にGemeinde(ゲマインデ)とも言われます。このKirchengemeindeというのが教会アジールを実行する主要なアクター(主体)です。ですからその存在を研究上避けて通ることはできないのですが、その理解はなかなか厄介で、また日本語にも訳しがたいので . . . 本文を読む

神と仏(1/9)

2005-01-09 | 霊性・宗教
 年末年始を四国の実家で過ごして札幌に帰ってくると、こちらの冬は深く、厳しくなっていました。雪の白さで暖かく感じる―なんて言ってみても程があるわけで、マイナス10度くらいになるとこれは凍えます。 ところでお正月には、実家の近所のお寺と神社に初詣に行きました。お寺は八栗(やくり)寺という五剣山の中腹にある古寺。神社の方は「幡羅(はら)八幡神社」と言って、八幡大明神を祀った氏神さんです。八栗寺で今回気 . . . 本文を読む