小田博志研究室

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二風谷で木を植える

2013-05-30 | 北海道
 (北海道新聞夕刊<魚眼図>2013年5月23日掲載)  山の斜面に、鍬(くわ)を振り下ろした。刃がササの根に当たって、簡単には土を掘り返せない。いろいろな角度から鍬を入れ、ようやく直径20センチほどの穴が開いた。そこにオヒョウの苗木をはめて、土を埋め戻し、周りを足で踏み固めた。これでひとつ植樹ができた。そこから少し距離を置いた所で、同じ作業を繰り返す。オヒョウの皮は、アイヌ民族の伝統織物アット . . . 本文を読む