小田博志研究室

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いのちへの信頼

2019-04-18 | 魚眼図
 こんな人がいたんだ!と、渡辺位(たかし)さん(1925~2009年)のことを驚きをもって知った。渡辺さんは国立の医療機関に勤務する児童精神科医で、不登校の子どもたちと関わった。そういうと、子どもを学校に行かせるための「治療」をしたのかと思うかもしれない。しかし実際はその逆だった。  渡辺さんは、不登校の子どもを異常だとは考えなかった。むしろ不登校とは、学校によって自分のいのちや存在が危うくなる . . . 本文を読む