償いの印 2006-09-30 | 平和 ベルリンにフリードリヒ・シュトラーセという駅がある。 ここを降りて、南に下るとすぐにウンター・デン・リンデンという大きな通りに出る。ベルリン・マラソンのコースにもなる、目抜き通りだ。そこを西に曲がって、まっすぐ歩いていくと、有名なブランデンブルク門が現われてくる。この門をくぐって右手には、ドームがガラス張りに変えられた新しい連邦国会議事堂が見える。 しかし冷戦時代、東ベルリンの市民はこの . . . 本文を読む
ブリストルの学会 2006-09-23 | 旅行記 ブリストルという町で開かれた学会に参加してきました。 ロンドンからずっと西に進んで海に突き当たった所にある港町がブリストル。奴隷貿易の中継港でもあったという歴史があるそうです。 ヨーロッパ社会人類学会という名の学会の、2年に1回催される大会に行ってきたのでした。前回はウィーンが会場。このように国を超えたリージョナルな単位で交流の機会がもてることはうらやましいと感じました。(日本を含めた「 . . . 本文を読む
ベルリンは快晴 2006-09-12 | 旅行記 出張でベルリンに来ています。 こちらは雲一つない青空。実に気分がいい、さわやかな天気です。 写真:ベルリン一美しいと言われるジャンダルメンマルクトの広場 日曜日に街を歩いていてデパートが閉まっていました。「日曜日なのに」と怪訝に思ったのは、日本の感覚に慣れてしまっていたせいで、ドイツでは「日曜日だから」商店は閉まるのでした。 ベルリンではこの春に鉄道の中央駅が開設されました。 . . . 本文を読む
ロルフ・ヴェレス教授講演会 2006-09-04 | 学問 ドイツ留学時代の恩師、ロルフ・ヴェレス教授が来日されました。約2週間に関西、九州、東京の各地で7回講演をするという日程でした。僕はスケジュールの都合で8月31日の慶応大学での最後の講演会に列席させていただきました。 ヴェレスさんはハイデルベルク大学医学部医療心理学研究所の所長です。専門は精神腫瘍学と音楽療法。「ドイツの医学部の教授」というとものすごく固いイメージがあるでしょうが、ヴェレスさん . . . 本文を読む