今学期9回目の今日の授業は、解説編の最後に当たるものでした。エスノグラフィーの概論の解説をひとまず終了して、来週から受講生の発表に入っていくことになります。
本日解説したのは、5章「マナー・倫理・安全」と7章「概念力をきたえる」でした。
まず、76ページの萱野茂氏の言葉を読んで、調査される側からみた調査の問題点を押さえました。そして、このような思いを相手にさせない調査のあり方を、しばらく . . . 本文を読む
さきほど授業「文化人類学入門」が終わりました。
本日は、口頭発表のスケジュールを確定し、6章「現場に入る」、8章「研究計画を立てる」を解説しました。
口頭発表は7月に入ってから全部で6回の授業を使って行います。
1人の持ち時間は質疑応答を含め、基本的に30分。1コマに3人ないし2人が発表することになります。
発表する内容は、8章で説明している研究計画について。自分が、どこにいって . . . 本文を読む
授業で実際に『エスノグラフィー入門』を使用してみるとどうか。
その報告をこのブログでしていきます。
北海道大学文学部で開講されている「文化人類学演習・エスノグラフィー入門」という授業です。まさにこの授業の中からこの本が生まれました。ミニエスノグラフィーの3人の著者もみんな受講生でした。
今学期の受講生は全部で16人。13人が学部学生(2年生6人、3年生6人、4年生1人)で、1人の修士 . . . 本文を読む