(北海道新聞夕刊<魚眼図>2006年10月23日)
映画「ガーダ パレスチナの詩」の先行上映会に行って来た。
パレスチナ・ガザ地区の現実を伝えるのにこのようなやり方があったのか、と感心した。
そのやり方とは、ガザの人々の日常生活を丹念に描き出すということだ。
ガーダという名の一人の若い女性と、その家族の生活を、何年もの時間をかけてていねいに追っている。観ているこちらは、ガーダとま . . . 本文を読む
11月4日に札幌で「平和構築のためのドイツ市民の実践」というお話をします。
下にその案内を貼り付けます。この9月に僕がベルリンで訪ねた市民組織「償いの印」の活動についてご報告し、東アジアの私たちがそこから何を学べるか、一緒に考えたいと思います。お近くの方はぜひお出でください。
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セミナー 日本とド . . . 本文を読む
ドキュメンタリー・フィルム「蟻の兵隊」の先行上映会に行ってきた。(シアターキノ主催、共済ホール)
時差ぼけのねむねむ状態で、実際、途中うとうとしかけたが次第に強く引き込まれていった。
歴史の中には知られていない出来事が、ほんとうにたくさん埋もれていることを実感。「日本軍山西省残留問題」はその一つ。この映画の主人公、奥村和一さん(80)はその当事者だ。彼は陸軍兵士として中国山西省に出兵した . . . 本文を読む