エリジウム

貧困層と富裕層が分けられているというと、なんとなく「ＴＩＭＥ」を思い出すけど、こちらの作品はまた違った雰囲気でした。

というか「第９地区」のニール・ブロムカンプ監督だけあって、今回の独特のビジュアルもそれを彷彿とさせるのだけど、これはこれでまた味があっていいのですよね。

戦闘シーンが多くてちょっとくどいかな…という感じもあったけれど、見ごたえあるシーンも多かったしマット・デイモンの熱演も素晴らしかったと思いました。

ジョディ・フォスターはちまたではあまり評判がよろしくないようですが、私たちはあの威圧感を醸し出す彼女の迫力も好きでした
ただ、マックス（マット・デイモン）対デラコート（ジョディ・フォスター）の戦いになるのかと思いきや、そうではなく…というところが意外な展開というか、予想していたのとは違っていたんだけど。


　　


なかなかの力の入ったおもしろい作品で、最後もいい終わり方で良かったと思ったのですが、ただあれですべて良しとは言い難い結果に

人口増加問題はこれからさらに深刻化していくような気がして、そこがちょっとひっかかっています。

う～ん、なんだかモヤモヤが残るなぁ…