映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ウルヴァリン SAMURAI

2013年09月15日 | 映画
大好きな『X-MEN』シリーズ最新作。
ウルヴァリンが日本に!?(なんか不安…)なところはあったのですが、この映画のある評価で“★★★★★とっても面白いです。おすすめ”なんて書いてあったので、思ったよりいいのかもしれない…なんて観に行ってきたのです。




感想。久々に出ました。

金返せ!!!
いやあ、ないやろこれは…

まあ、いつものごとく外国人が考えるとんでもニッポンが描かれているわけですが、いまだにニンジャがいるのにはもう…

このニンジャが先祖代々、矢志田家を守ってきたというのなら、そもそも徴兵させちゃいかんでしょ。
ウルヴァリンがいなかったら、自害するとこだったじゃん
ニンジャのハラダ役の日本語がカタコトだったのも謎。(いや演じてるのが日本人じゃないからだけど)

大実業家の矢志田の葬式は、ものものしすぎてどうみてもヤ○ザの葬式にしか見えなかったし(葬式にマシンガン持ってる警備員ってどうよ)高僧に化けたヤ○ザって何それ?って感じ。

ウルヴァリンをお風呂に入れるシーンも、だだっ広い部屋の真ん中に檜の浴槽という不思議さ。
二人がかりで、ウルヴァリンの背中を柄付きブラシでゴシゴシ。
いや、浴槽内で身体を洗っちゃだめだって。ここは日本ですよ。

マリコと二人で逃げてるシーンも、いつの間にか新幹線に乗ってるわけだけど、いつ切符買ったの?(とてもそんな余裕はなかったと思う)

そもそもこのマリコを守らなければならないというウルヴァリンの気持ちが1ミリも理解できない。

マリコを初め、登場人物の誰にも魅力を感じませんでした

日本人って恩を仇で返すんだとか、家族に平気で手をかけちゃうんだとか、理解できない部分が多々ありました。


あと、しょっちゅう夢の中でジーン(ファムケ・ヤンセン)が出てくるわけだけど、そうすると時系列は『X-MEN3』の後の話ってわけだよね?

なのに、エンドロール途中でのあの場面。
まるで今から『X-MEN』の話が始まるかのようなシーン。

あれ?時系列めちゃめちゃ?どうなってんの。

あ、そうかこれはX-MENのパラレルワールドの物語だったんだ
ついでにいうと、この映画全体がウルヴァリンの夢の話だったことにしたら全然問題なし
というか、もうなかったことにしてほしい。この映画

とにかく『X-MEN』のシリーズの中には入れてほしくない出来でした。

だけど、摩訶不思議な時系列を思わせるエンドロール途中のあのシーンが、この映画の中で唯一『X-MEN』らしくて、ホッとできたシーンでした。

この映画の中の一番の名シーンはエンドロールの途中です。

監督はジェームズ・マンゴールドだけど、決して監督が悪いわけじゃないんだよな~。
もう脚本の段階でアウト。誰が撮っても同じです

いろいろ書いたけど、この映画にお金を落とすのも落とさないのもあなたの自由です。
決してオススメしませんが←やけくそのハート
コメント
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