映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

マン・オブ・スティール観てきました

2013年09月01日 | 映画
『スーパーマン』前作の『スーパーマン リターンズ』の評価がなぜかよくなかったらしく、『テッド ted』でも散々バカにされていましたが…

果たして、今流行りのダーク風スーパーマンは?

爽快感に浸りたくってさっそく観に行きました。

いきなり崩壊寸前のクリプトン星から始まるという意外な冒頭。
なかなか面白いです。



それからも、クラークの回想を挟みながらの展開は決して悪いものではなく、なかなかいいじゃんなんて思っていたのですが…

敵役(なんとマイケル・シャノン)との戦闘シーンになってからが、おいおいおいおいという感じに…

3Dを意識しての迫力あるアクションシーンなんでしょうが、破壊しすぎ

“正義の味方”であるはずのスーパーマンも、自らビルを街を破壊しまくる。
せめて、迷惑をかけないようにと気を遣ってくれてもよさそうなのに、そんな躊躇は一切なし。

地球人を守りたいというわりには、ビルの中の人たちの命なんてどうだっていいのねと言わんばかり。(たぶんあの破壊力で何万人という人たちが命を落としてるはず)

しかも、アメリカは911の悲劇を味わっているはずなのに、それを数十倍も数百倍も上回るほどのビル破壊を見て何にも感じないんだろうかという疑問も…

あれで“彼は味方だ”なんてどの口が言えるのか~…
身も蓋もないけど、スーパーマンが地球にさえ来なければ、敵も来ないわけで街が壊滅することもなかったろうに。

映画の中の話なんだからいいじゃない~なんて割り切ることもできないほど、戦闘シーンは長過ぎて不快でした



たぶん、今までのチンケな悪党とは違い、敵役を同じクリプトン星人にしたのが原因なんだろうけど、スーパーマンの絶対的な強さが堪能できなかったのはちょっとがっかり。

戦闘シーンを大幅に削って2時間ちょいぐらいの上映時間でよかったんじゃないの?と思いました。


あれだけ街が壊滅状態に陥ったにも関わらず、ラストで新聞社がすっかり元通りになってるのも疑問。あれだけ壊れたら復興するのにも何年もかかるはずなのに。

リアルなスーパーマンを作ろうとして、ちっともリアルじゃない物語になってしまったのが残念。

別に街が壊れる映像が嫌いと言ってるわけではありません。これがディザスタームービーだったなら喜んで観ますおい

ただ、地球人を守るという立場の人間が、壊しまくっているのが違和感あるわけで…

前半とてもよかっただけに、もったいない出来だと思います。
爽快さを求めて観ただけに、もやもやが残りました。

あ~何と言われようと、やっぱりブライアン・シンガーの『スーパーマン リターンズ』のノリの方が私は好きですね
コメント
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