こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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5/30  初めての「いちご狩り」体験・・Yさんから、喜びの声が届きました

2009年06月03日 00時06分06秒 | 小組活動
  

新婦人王寺支部舟戸班のYさんから、5/30「いちご狩り」の感想投稿がありましたので、ご紹介します。

B5用紙にびっしりと書き込まれ、その文字の一つひとつに力強さがあります。
いつもYさんは投稿記事を、ブログ編集人の自宅ポストに、かわいらしいポストカードで投函されます。

しかし今回は、文章の体裁や内容が、いつも以上に真剣です。
読んでいて、Yさんの悲痛な叫びや子育てへの意気込みが、聞こえてきます。

みなさんはYさんの感想投稿文を読んで、どのように感じられますでしょうか。

Yさん本当にすごい。どんな事でもみんなと相談して、前向いて一緒にがんばっていこうね・・・
と、思わず涙ぐんでしまいます。では、ご紹介します。Yさんありがとうございました。

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<< 初めてのいちご狩り体験 >>

今年、親子で初めて「いちご狩り」に、参加しました。
最初は私の体調も良くなく、辞めておこうかと悩みましたが、
娘の「食べ物への警戒心」を克服させよう!!と、恐る恐る参加しました。

というのも、私の娘は、〝食物性のアナフィラキシーショック〟という病気で、
アレルギーの中でも重症であり、呼吸困難を起こし意識障害で死亡する場合もあると言われるぐらいで、
食べ物には最善の注意が必要だからでした。

生後6ヶ月にその病気がわかり、娘と私たち夫婦の食べ物を、別々に調理しなければならず、
包丁やまな板、ボール、食器なども、全て別々にしないと、わずか0.1ミリの食物でも付着していると、
死に至るくらいの反応が体に起こるため、
調理をする私に、娘の生命が預けられているようで、責任重大でした。

治療としては、家庭で対処することは不可能で、アレルギー除去法しかなく、
また、生命に関わることがあるので、病院に駆け込むことしかないのです。

食事摂取直後すぐに反応が出るため、娘もこの症状を何度も体験したせいか、
親である私たち夫婦が細心の注意をし、常に心がけていても、食べ物を口にするという行為が、
死と隣り合わせなのを、小さい体でもわかっているみたいです。

他の人から見ると、たかがアレルギー=(イコール) アトピーと思われるかもしれませんが、
お医者さん曰く「アナフィラキシーショックの症状の方は、最善の注意をしないといけないので、
親の精神がおかしくなるくらい、怖い病気です。」と。

  

さいわいにも私の娘は、奇跡に近いくらい、その症状が良くなりつつあります。

まったく食べられなかった卵と、見た目嫌いの〝いちご〟をこの日、食べられるようになりました。
親としてこの日の「いちご狩り」は、すごくすごくうれしかったです。

今まで親の私が何度、「いちご、おいしいよ」と言っても、食べてくれなくて困っていたのですが、
この日は、まわりのお友達の「おいしいよ!!」につられて、がぶがぶ食べている娘を見て、
自宅に帰ってからあまりのうれしさに、私は泣いてしまいました。

普通に食べ物を食べるのが当たり前と思っていた私は、娘の病気に何度もくじけそうになりました。

食べ物が爆弾に見えて、娘の苦しんでいる姿を見ては、心が張り裂けそうでした。

今回の「いちご狩り」に参加して、〝食べることは、すごく楽しい!〟を、
みなさんに教えていただき、心から感謝しています。みなさん本当に本当に、ありがとうございました。

     *****  新婦人王寺支部舟戸班 Yさんからの投稿でした  *****
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