イラク戦争・世界経済と家計のやりくりー４１

普段は誰も入り込まない道に。王寺町畠田3丁目です、香芝市との境界。
同じ王寺町内でも、少し南に下るだけで踊子草・土筆(つくし)などの生育が早いです。
前方に生駒山、土手の下を流れるのは葛下川、右方向の民家の並びは隣町の上牧町。


ノーベル経済学賞受賞のジョセフ・スティーグリッツ氏（米コロンビア大学教授）
が2008年2月27日、ロンドンのシンクタンクで講演し、
「イラク戦争」の戦費が少なくとも「３兆ドル」に達することを明らかに。

今後の駐留経費、債務利払い、帰還兵へのカウンセル経費などを加えると、
「５兆ドルから７兆ドル」規模に膨れ上がるそうです。

ブッシュ政権が「イラク開戦」時に予測したイラク戦費は、「２０億ドル」。

この「２０億ドル」という額、イラク戦争を「４日間」実行・継続できる額ということ。
空爆などで4日間で終戦？、とんでもない、もう5年です。
テロなどの犠牲者は、8万人を越えています。

アメリカ人の生活にどんな影響が出ているのか、
アメリカの家計は、一世帯あたり「毎月、１３８ドル」の（税金）支払いを
強いられているといいます。

スティーグリッツ教授はさらに、イラク戦争が「米国経済」全般に、
どんな影響を及ぼしているかの点にも触れ、
戦費支出に伴う「クレジット・クランチ(信用危機)」を避けるため、
米国の中央銀行が“安い信用の洪水”政策を続けた結果、
「住宅・消費バブル」が発生、それが崩壊して「不況」を招いている、と。

「サブプライム」問題が、アメリカ・日本など世界経済不況のすべての元凶と
され、まるで「マイホーム」の夢を抱いた低所得者層が悪いように喧伝されて
いますが、ほんとうの「悪の根源」は、やはり「イラク戦争」。



戦争を仕掛け、儲けを得るために手段を選ばないのが、
兵器・エネルギー・ハイテク産業とその意志を代弁する一部の政治家たち。
そして、いつも戦争被害と財政的なしわ寄せを受けるのが、一般庶民。

そこで、第2次世界大戦での各国戦没者数を、イギリス・タイムズ社の資料から。

　　　　　　　戦死者数　　　　民間人死者数
イギリス　　　　27万1000人　　　6万1000人
フランス　　　　21万1000人　　 17万3000人
オランダ　　　　 1万4000人　　 23万6000人
オーストリア　　38万0000人　　 14万5000人
チェコスロバキア　　　　7000人　　 31万0000人
ポーランド　　　85万0000人　　577万8000人
ルーマニア　　　52万0000人　　 46万5000人
ソ連(旧)　　　1450万0000人　　700万人以上
中　　国　　　　132万4000人　 1000万人まで
アメリカ　　　　　29万2000人　　
イタリア　　　　　28万0000人　　　 9万3000人
ドイツ　　　　　 285万0000人　　230万0000人
日　　本　　　　230万0000人　　 80万0000人

合　　計　　　2379万9000人　　2736万1000人

戦死者の多数は、実際の戦闘よりも餓死で、民間人は大空襲と病気で、
総計5000万人以上もの尊い命を奪われています。
私たち女性は、戦争を憎み、心の底から反対します。


王寺町の南の端、畠田3丁目の田畑から王寺町の北方を見渡しています。
画面真ん中より右側に信貴山、さらに右端に生駒山が。のどかで落ち着きます。
信貴・生駒連山のかなたが、大阪府です。

3/20 雨の祝日でも元気に・・・赤ちゃん親子リズム

　雨の祝日にもかかわらず、元気
　な2組の親子がやってきました。
　今日は小学2年生のKちゃんも、
　一緒です。
　赤ちゃん体操はやめて、親子
　リズム体操だけをしました。
　みんながんばって、上手にでき

ました。お茶を飲んだ後手を洗って、昨夜必死に作った‘手作りおはぎ’を、
食べてもらいました。
Sさんがまた、「えっ！○○さんが手作り？！」とびっくりしました。
実は小豆を炊くのに失敗して、仕方なくきなこをまぶしたもので、
甘さも控えめすぎたのですが、「おいしい、おいしい。」と、
たくさん食べてくれました。

その後、「味噌作り」のことや、今日明日(3/20.21)のピースウォークの
ことを話して終わりました。
またお名前呼びを、忘れてしまいました。