膝を抱え、初めての恋の余韻に浸り、忠犬の如く車の中で橘を（小野との逢瀬を・・？）待ち続ける小早川・・
『西洋骨董洋菓子店 ～アンティーク～』
レシピ４ 悪夢の真味
見かねた橘は、小早川を４人目のスタッフ～ッに雇う事にしました。
「仕事はパシリとかパシリとか・・」（４回言ったよ☆
パシリしかないようですが（汗）結構面倒見良いですよね。
うざったそうにしながら、
橘にとって小早川は特別な存在（ぁ、そういう意味じゃなく）みたいですね？
「橘に言われた通り優しくするだけだもの。口説いたりしない・・」
自分に言い聞かせるものの、
やっぱりなんだかちょっかい出してしまう小野。
その頃、
橘は全裸で寝ていました。（コラ
そして、とても怖～い夢を見てうなされていました。
それがまるで見えてるかのような小早川。
「帰らなければ」と言われると先程の決意はどこへやら、
まんまと小早川をホテルに誘い込む小野。
キス、やっちゃった？と思ったら、
シンデレラは何もせずに、サングラスを残して去ってゆきましたとさ・・
なんもなかったのに修羅場に巻き込まれた小早川。
「彼とはホントに何でもないってば！」
そのひと言に、衝撃を受ける小早川。
百戦錬磨の小野にとっては何でもなくても、
小早川にとっては何でもない事じゃなかったんですね。
ぅぅ・・
乙女の純情って感じデス；；
そこで、
小早川にちょっかいを出した小野を責めるでなく、
過去の暴言に詫びを入れておき、
小早川に謝れと、
帰りに彼のところに寄って行けと言った橘。
結構懐が広いであります。
いや、傷ついた小早川を想っての事でしょうか？
橘の言う通り、小早川はマンションにいました。
また、膝を抱えて。
「私、あなたとお話をしましたよね」
「雨の中、ふたりでくるくる回りましたよね」
「あなたと、何もなくはなかったですよね・・」
もらい泣きしちゃう～；；
涙を流し続ける小早川に謝りながら、
小野は別れの抱擁を返すのでした・・
なのに、
ギャルソンスタイルで橘とカッコつけてる小早川を見て、
犯したくなる程カッコイイ！！
だなんてネ☆
始まる前から終わってしまったような恋を、
小野はほろ苦い想いで、
でも大切に心の引き出しにしまってくれる事でしょう・・
橘は誘拐された時の記憶をなくしていたんですね。
思い出したくないくらい、辛い記憶なのでしょうか・・