住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

幼子の餓死と母親

2010年07月31日 | 日記
   
 私は、訳有って子供が乳飲み子の頃から、ほぼ一人で息子を育てた。
一言で振り返れば、「よくここまで育てられた」ものである。 もう少しで、青少年の少年の部分が取れることになる。 もちろん、それが出来たのは、自営業という職業柄であったからということも、大きく影響していることだろう。

 子供が、『寝る』あるいは『起きる』というのは、わが子の場合『昼夜』の境が無かった。 もちろん子供さんによっては「夜、ぜんぜん起きなくて楽だわ。」と言う母親も居られるが、殆どがそうではないのだろう。

 他人様の事情はよく解りませんので、自分の場合を言えば一夜に大体4回『夜泣き』する子であった。 多い少ないは有るが、それが毎日続くのである。
夜鳴きをしたら、紙おむつを取り替え、ミルクを作り飲ませて、再びまどろみの世界に戻すには、大体一時間掛かる。
自分が寝付くにも時間は必要であるし、睡眠の深さも常に浅いことは云うまでもない。 平均すれば一日4時間も寝る時間が有っただろうか?

 そして、日中忙しいときには何回となく所謂『現場』に子供を連れて、客先にお邪魔した。 「女に、この芸当は無理だ。」と言ったら、差別論者だと攻められるだろうか?
日中の、仕事中でも正確な判断は出来ないし、怪我の頻度も多くなった。 ともかく3年くらいは常にこのような睡眠不足の状態で生きていた。   もし子供が二人なら、無理だったかもしれない・・・ 。


 自分の生命を失うことがなかったのは、脳梗塞で半身不随の『母親』が未だ生きていたからに他ならなかった。 少なくても、自分が天国に行くのは両親を見送ってからと、Uターンしたときの覚悟があったからである。

 それでも私に、子供を残してくれた妻に感謝するとともに、生きる喜びと試練を与えてくれた、子供には言葉には出来ないほど感謝している。
だが、その気持ちを本人に伝えたことはない。

 誰が、わが子の餓死を望むだろうか。 結果がそういう現象として現れることは、母親をそういうノイローゼ状態に追い込む社会のシステムに問題があるのではないだろうか。
二人の乳飲み子を抱えて、正常な判断が出来なくなった母親には限りない同情を禁じえない。 

 全く胸の痛む、事件が続くものである。 根幹に流れるグローバリズムと言う、アメリカの市場原理主義、新自由主義、金銭優先主義が、主な原因であることは解っているのだが、政治家は処方箋を実行しようとしない。  経済格差縮小が最も手っ取り早い政策ではあるがと思うのだが・・・ 。 

それでも、日本社会は世界と同時に淡々と時代を重ねていく。 アメリカの抱き付き心中に引き摺られながら・・・・ 。


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日韓併合100年・仙谷由人官房長

2010年07月31日 | 日記
 民主党政権が何を目指して、何処へ国民を連れて行こうとしているのか、よく解らないが韓国、北朝鮮に対しては決して頭を上げないような、そんな国家感を日本人間に定着させたいように見える。


 外国人参政権でも、日本に住んで居る外国人で参政権要求は、どうも半島系に限られるような、そんな書き込みだけがネット上には溢れている。
また、アメリカに住む半島系が顔かたちから、日本人と間違えられるようだが、彼等が日本人と比べた慎み深さや恥に対する考え方を、持ち合わせてない民族ということで、ある種『蔑視』の対象として見られていることもよく目にする書き込みである。

 過去千年以上も、侵略の恐怖にさらされてきた民族として、その歴史を慮ばかればそれも止むを得ない事であろうか。
『日韓併合100年?』韓国で、日韓併合を肌で感じている人は、ほとんど居ないであろうに『仙谷官房長』の頭は何処を向いているのか。

 まさに、寝た子を起こしてまた『ミルク』を与えようとするのか。 国内では食うや食わずの、1000万人以上の年収200万以下の結婚も出来ない、貧困層が溢れているのに、仙谷氏は国内の事情よりも、韓国の事情に精通しているようである。


  *** 以下引用 産経ニュース ‘10.7.16 ***

 仙谷由人官房長官は16日午前の記者会見で、8月の日韓併合100年に合わせて菅直人首相の談話を出す可能性について、「何らかの見解を示すことが必要かどうか、多少イメージしている。 どうするか確定的なことは考えていない」と述べた。 韓国紙の朝鮮日報(電子版)が16日付で、日本政府が今夏に日韓併合に関する首相談話の発表を検討していると報じていた。
  ***  以上引用 終  ***


 上記ニュースを伝える “ヨミウリ”は官房長発言の《どうするか確定的なことは考えていない》の発言を削除しているようである。 狙いは読めなくも無いが・・・ 。


 また、7月31日付の毎日JPは、菅首相談話として次のように報じている。
  *** 以下引用 毎日JP  ***

 菅直人首相は30日の記者会見で、今年8月の日韓併合100年に合わせて首相談話を出すかどうかについて「例年8月15日には終戦記念日(に開かれる全国戦没者追悼式の式辞など)の中でいろいろな関係に触れていることもあるが、慎重に検討していきたい」と述べ、具体的に検討していることを明らかにした。

 これに関連し、政府高官は30日、「(談話などを)発表する時期も含め練りに練っている。 東アジアの安定には日韓連携が必要で、相互の利益になることを考える」と述べ、韓国側に配慮する内容となることを示唆した。
  *** 以上  引用 終  ***


 菅総理大臣に言わせた『リベラル』は、「リベラルの定義」=「市民を一番大事にする政治思考」という言い回しだそうだが、彼の市民という認識は彼自身が思い込むところの、『世界市民』を指しているようである。
 
 彼に、日本国の総理としての職責を期待しているのは、ほとんど日本人だと云うことをどこかに置き忘れたような、売国的行動だけは慎んでもらいたいものである。


 『忍耐と寛容』という日本的或いは東南アジア的思想を世界に広めようとすれば、まず隣国であるところの『韓国』を『薫陶』出来なければ、ストレスなき世界を目指すことなど、土台無理な話ではある・・・ 。

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