私の体には、畑の中で倒れてそのまま神様の元に連れて行かれる、遺伝子が40%ほど含まれている。 母方の、高血圧のそれである。
私の母も、55歳で脳梗塞になり徐々に進行していった。 終いには、寝たきりになって4~5年、痴呆を伴って、施設で最後を迎えた。 口から出る言葉は、最後まで『家に帰りたい、家に帰りたい』であった。
自分の体は、自己責任。 親から貰ったこの体、五体満足に生まれ育てられ、何の不満が有ろうか。 それでもたまには、血圧が上がる年代になった。 子供が未だ学齢期が終わってないことも有り、人一倍気を使うこのごろである。
血圧が、160を超えたら理由の如何を問わず、お仕事は、休みと決め電話には『今日と明日は、予定入っててよー 』で、強引に切ってしまう。
要は、ムリとストレスが体に不調をもたらす。 不調は、熱射病にもなり易く、血圧も上がり易い。 今日のように、気温が30℃~36℃もあるときはどなた様も、気をつけるに越したことは無い。
男の場合に限って云えば、厄年(42歳)を過ぎたら、だれでも心筋梗塞の危険性はあるものだと思わねばならない。 特に疲労がたたって、過労状態のときが最も危ない。 そして、寝不足。
自分の体に鞭打って、体に動いてもらえるのは、30歳前の年代のみで、それ以降はムリを体に与えるのは、出来るだけ避けたほうが良い。
特に小さな子供さんを抱えている方には、『ムリしなさんな』と言う事を、声高に言いたい。
まず子供のことより、自分の体のコンディションを整えるべし。 其れが回りまわって、子供のためになるという事を理解すべきである。