書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

馬王堆漢墓の竹簡の臨書

2007-06-24 16:22:30 | 書について
讀賣書法展の作品を書いていて、休憩にちょっと書の雑誌をながめたら、昔行った中国の長沙市の馬王堆漢墓の竹簡の文字が載っていた。

この文字は紀元前180年ごろ、前漢の時代のものと思われる。
実際に見てきたわけだけれど、この竹簡の長さは27.6センチ幅0.77センチ、厚さはわずか1ミリ。ここの資料は物凄いもので、文字資料だけでなく、大量の漆器、着物、装飾品、楽器・・・などなど。重たい資料集買って持ち帰ったが、これは私の宝物の1つとなった。
あの感激を思い出してしまったから、つい書きたくなってしまった。
茶色の絵の具を薄め、ハケで画仙紙に竹みたいに描いて、乾くのを待ってから、硬い筆で書いてみた。
およそ(140センチ×130センチぐらい)6行書いた。
来年の臨書展にこれを展開させようかな?




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4 コメント

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Unknown (吉ちゃん)
2007-06-24 17:46:30
歴史のある宝物を持っているんだね。筆を握る時は気が付いたり、イメージが湧いて来たときに書くの?
東京で展示会があったら見に行きたいな。
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とにかく~ (吉ちゃんさんへ)
2007-06-24 18:16:24
はっと思ったらすぐ探し物からです。

それが、自分に必要な漢詩だったり、絵画だったり、本だったり、言葉だったり。音楽だったり、和歌だったり。。。昔はすぐ図書館に探し物に行っていました。博物館や美術館も思い立ったらもう行ってる。って調子。
東京も日帰りが出来ますから、東京国立博物館には記念展の時は、一人で行ったりしますよ。今はネットがあるから、漢詩も詳しい方に時々泣きついて解釈を助けていただいています。
解らなくても、陶器や骨董なんかも見ます。
去年は東京の町田の元白州邸・武相荘に行きました。
あんまり足の具合が良くないので、国立にいる次男に荷物もちでついてきてもらいましたけれど。
まだまだすぐにイメージが膨らむほど貯金はありません。いろんな物からイメージは形成されると思っています。とりあえず今は、年2回の全国レベルの展覧会(出品するだけ・・・毎年落選)万が一、東京での展覧会に作品が出れば必ずご案内しますね。あとは地方展ですから。
仕事がかわったから少し時間の余裕が出来るので、少しずついろんなものが膨らむのではないか?ってわくわくしています。
書くにしても書かないにしても私の助手の墨すり君は毎日働いていますよ。お休みの日と毎朝早くに筆でなにやらやるのが理想です。
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竹崎由佳 (竹崎由佳)
2018-11-23 11:13:48
竹崎由佳
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伊関彰 (浦部春香)
2018-11-23 11:14:13
久保彩乃
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