墨の世界。
墨の世界って何?
「黒って決まってるでしょ!」
って答えられそうですが・・・。
墨の種類によって青系から茶系といろんな色がある。
大きく分けて、松煙墨と油煙墨。
その字の通り、松を燃してその煤と膠(にかわ)を混ぜて香料を足して出来たものと、油(菜種、ゴマ、大豆、綿実など)を燃して出来た煤と膠、香料を足して出来たものに分かれる。
一般的に松煙墨は青系で、油煙墨は茶系。
今普通に使われている墨液はカーボンの黒を使っているものも多いらしい。
水墨画をされている方は墨の特徴を知って表現されるのだろうから、書をやる人より詳しいに違いない。
次に筆。
筆も用途に応じて、毛質が異なっている。
半紙、条幅用には一般的に羊毛の兼毫が使われる場合が多い。
細字用もしくは写経用には、玉毛(猫)、ウサギ、いたちの毛が多い。
単純に筆と墨の違いと組み合わせだけでもそのバリエーションは限りなく多い。
それに、紙、硯、水の性質などを考えていくと計り知れない展開になる。
一生かけても書の深さを知り尽くすことは出来ないと思うから、書にはまってしまうのかもしれない。
明日の『寧々塾』では、用具を変えて書いて頂く。
そして今月末の『桃源郷展』では、文房四宝(墨、硯、筆、紙)の紹介とお話し模する。
2月28日(木)~3月2日(日)
和風ギャラリー『桃雀』 11時~6時半 南坪井町
時間が多少変わりますので、この私のブログにコメントのところにお尋ね下さい。
墨の世界って何?
「黒って決まってるでしょ!」
って答えられそうですが・・・。
墨の種類によって青系から茶系といろんな色がある。
大きく分けて、松煙墨と油煙墨。
その字の通り、松を燃してその煤と膠(にかわ)を混ぜて香料を足して出来たものと、油(菜種、ゴマ、大豆、綿実など)を燃して出来た煤と膠、香料を足して出来たものに分かれる。
一般的に松煙墨は青系で、油煙墨は茶系。
今普通に使われている墨液はカーボンの黒を使っているものも多いらしい。
水墨画をされている方は墨の特徴を知って表現されるのだろうから、書をやる人より詳しいに違いない。
次に筆。
筆も用途に応じて、毛質が異なっている。
半紙、条幅用には一般的に羊毛の兼毫が使われる場合が多い。
細字用もしくは写経用には、玉毛(猫)、ウサギ、いたちの毛が多い。
単純に筆と墨の違いと組み合わせだけでもそのバリエーションは限りなく多い。
それに、紙、硯、水の性質などを考えていくと計り知れない展開になる。
一生かけても書の深さを知り尽くすことは出来ないと思うから、書にはまってしまうのかもしれない。
明日の『寧々塾』では、用具を変えて書いて頂く。
そして今月末の『桃源郷展』では、文房四宝(墨、硯、筆、紙)の紹介とお話し模する。
2月28日(木)~3月2日(日)
和風ギャラリー『桃雀』 11時~6時半 南坪井町
時間が多少変わりますので、この私のブログにコメントのところにお尋ね下さい。
お待ち申し上げます。
29日(金)午後に桃雀さんにお邪魔しようと思っていますが、飛び込みでも大丈夫でしょうか?