だからちがうんだってば.

ブログ人から引っ越しました

新学期(つづき)

2006-10-04 18:34:00 | 生活

新学期が始まるということは授業が始まるということであるわけですが,今日も今日とて1限から.朝早くだというのにけっこう学生・院生さんがいらっしゃってましたが,あのテンションの低さと反応のなさは朝のせいか僕のせいか,それとも校風のなせる業なのか? 院生のころTAをやってた授業で,いつも冷静なFH先生が学生のあまりの反応のなさに呆れて苦笑いをしているのを見たことがありますが,心境はわからんでもない……こともない. しかし一番前の席でにやにやしながら受講されるというのは,まるでT先生の授業を受けていたときのS先生を見るようだ,とか書いちゃうとよくないんだろうなあ.

ということで,初めて黒板にちゃんと(?)板書するスタイルで授業やってみてるんですが,あれって意外にしんどいですね.後半になると字が乱れるのが自分で分かるし.えらく汗かいちゃったですよ.授業が終わるとチョークまみれになるという噂のN先生の事情もちょっと分かりました.いやでもまあ,こんなに熱心にやってるわけじゃないですが.

で,これを改めて読んでみると,それはそれでなるほどなあとは思うんですが,「世の中にはわからないことがたくさんあるんだ」ということや,その事実に対するタフネスは大切なんですが,さすがに学部上級や院初級の「講義」では,わからなくなったときに使えるべき道具をわかりやすく伝えることに重点が置かれるかなあと思ったり.じたばたしてるとなんとかなるとはいうものの,じたばたする方法が分かってないとなんともなんないんじゃないかなあ.うーむ.

「standing on the shoulders of giants」ともいうしなあ,で思い出したんですが,Google scholarの標語(?)はいつのまに日本語に?