シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

PerfumeのVOICE、この曲はヤバイっしょ!

2010年08月10日 | 音楽
明日いよいよリリースされるPerfumeの新曲、VOICE。

 個人的には、昨年までのリリースで、ワンルームディスコとナイトフライトのクオリティが高すぎ、EDGEに至っては、DJとしてクラブでプレイする上でのマストアイテムにもなるほどのお気に入り。

 この辺が彼女達のピークであり、ここからいかにPerfumeブランドの価値を落とさず持続させる事が出来るか、1ファンとして見守っていこうと思っていたが、やっちゃった。


中田ヤスタカやっちゃった。


 VOICE。



なんなんこの曲。

 80年代、90年代、00年代。そして現代に至るまでの30年のヒットチューンが一気に凝縮されたような、古くて新しいジャパニーズエレクトロ。


 一口には言えない、それぞれの時代に輝いた日本らしい情緒あるメロディやノリが、中田ヤスタカのフィルターを通して、現代のサウンドとして産み落とされた。


 10代20代は、このサウンドを最新の流行歌として受け入れ、30代は、クラブサウンドとしてマイアイテムに加える。

 そして、俺も含めた40代は、デカ箱ディスコ、バブルといった、煌びやかなあの時代がオーバーラップし思わず目頭を熱くする、まさに琴線に触れる音として崇める。

 もちろんその上の世代も、ミラーボール輝くディスコティークのあの時代に思いを重ねるだろう。


 などと、世の中の人間すべてがこのジャンルを体験吸収してきたかのように当たり前のように話してるけど、そのくらいのつもりで一方的に語ってる。


どこぞのアイドルグループがきわどい格好で青春ソングを歌うも良し。

政治にかこつけて世の中を斬るような風刺ラップもよし。

不況だけどがんばれるっていう自己啓発を煽るメッセージソングも良し。


ただこの時代。

 古き良き、あのバブル全盛期の時代をどことなくモチーフにし、いつまでもその世代の人々の心をくすぐるようなサウンドと女子3人の完成されたショーケースは、決して誰にまねできるものでもなく、唯一無二の存在。


 もともと彼女達のパフォーマンスと音楽に、まさに1年前にカウンターパンチを受けた俺だが、その衝撃や、ファン、という簡単なくくりは抜きにして、今回の新曲1曲で俺をそこまで思わせてしまった男。


中田ヤスタカって何もんだ!

そして歳はいくつなんだ?!


そのセンス尋常じゃねえな、あらためて!