藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

図書館でつながる!図書館交流会が開かれました

2011年05月30日 | ちょっと一言

今年で15回目を迎えた、「静岡県図書館交流会」が本市の駅南図書館で開かれました。

交流会は、毎年静岡市で開催されていましたが、開館して3年目の「駅南図書館」と「藤枝・図書館友の会」の活動が注目されていることも、今回本市で開催することになったと理由とも伺い、大変嬉しく思います。

日頃、図書館を利用する人、図書館で活動する人、図書館ではたらく人たちが集まり、より良い図書館の発展を願って話し合ったり、情報交換する場となっているこの交流会は、全国でも例を見ず、高い評価を受けています。それを裏付けるように、県内をはじめ、県外からも東京、愛知、新潟、茨城、福島、山口からの参加があり、この活動がいかに注目されているか伺われます。

よく「図書館は、自治体の文化のバロメーター」と言われます。また、生涯学習の拠点でもある図書館は、誰にでも開かれた、なくてはならない知的インフラだとも思っています。本市も、今回会場となった駅南図書館を新たに開館し、現在、2館1分館の体制で、多くの市民の皆さんにご利用いただいております。

交流会は、報告会、講演会、分科会、交流の時間など、盛りだくさんで内容の濃い会になりました。参加された方々には、多くのことを学ばれ、またヒントを得られたのではないかと思っています。この成果を、今後の活動に活かされることを期待しています。

この交流会の開催にあたりご尽力いただきました、静岡県図書館交流会実行委員会をはじめ、関係の皆様に感謝申し上げます。


本格的な出水期を前に、水防訓練を実施

2011年05月26日 | ちょっと一言

本格的な出水期を前に、消防団、市内建設業の皆さん、関係の市職員が水防訓練を実施しました。

幸い本市では、ここ数年大きな水害は起きていませんが、異常気象と思われる現象や局地的なゲリラ降雨の発生が見られ、適切な監視が欠かせません。

また、全国では、台風などにより毎年大規模な水害が発生し、大きな被害が出ていますので油断できません。

今回、訓練に参加した皆さんは、日常のお仕事の傍ら、いざという時に水防活動に従事していただく方々です。今回のように一同が会しての訓練はなかなかできませんが、普段から訓練が肝心となります。そのためか、皆さんは、1つ1つのことを確認しながら、真剣な面持ちで訓練に参加してくれました。

瀬戸川を始めとする市内を流れる河川は、自然と触れ合える市民のいこいの場として親しまれています。しかし、ひとたび大雨が降れば、洪水による水害の危険性を併せ持っていますので、注意が必要です。また、家の近くに山を抱えている方は、土砂崩れなどの恐れがないか、今から確認をお願いします。

本年も、水害をはじめ災害が起きないように願うばかりです。

水防訓練に参加された皆さん、大変ご苦労さまでした。


職員採用説明会がはじまりました

2011年05月24日 | ちょっと一言

幅広い視野と柔軟な発想を持ち、行動力に富む「人財」を求めるため、来年度の職員採用説明会を実施しました。

説明会は、昨年に引き続き実施したものですが、基礎自治体ではこうした説明会を開いているところもなく、今年も多くの方々が参加してくれました。

この説明会は、単に募集する職種や人員、採用試験の日程などを説明するものではなく、本市が求める職員像や本市の経営方針(藤枝型NPM)を説明し、目的意識を持った優秀な方々を採用したいとの思いを伝えました。

説明会に参加された方々からは、「藤枝市の行政やまちづくりのあり方、方向性が知ることができた。」、「藤枝市を受験したいという気持ちが一層高まった。」「なかなかこのような機会がないので、とても参考になった。モチベーションの向上につながった。」などのご意見をいただき、好評で、きっと多くの方々が応募してくれると期待を持っています。

 景気の低迷から脱却の兆しが見えかかった頃、東日本大震災が発生し、日本が元気を無くしているよう状況ですが、こういう時だからこそ、優れた「人財」を求めたいと思っています。

説明会は、あと2回予定しています。是非、この説明会に参加してください。

 

※詳しくは、こちらをご覧ください。


寄贈したゴミ収集車が被災地で大活躍

2011年05月20日 | ちょっと一言

東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県大槌町に贈ったゴミ収集車が、「被災地の復興のために大活躍で、現地で大変喜ばれている。」と、現地でゴミ収集車の寄贈の仲介をしていただいた、静岡県の担当の方からお話をお聞きしました。

震災後、庁内では被災地のために何か支援できないかと各課で検討をしたなかに、3月で更新となるゴミ収集車があり、早速県を通じ照会をしました。その結果、大槌町から譲り受けたいとの申し入れがあり実現したものです。

ゴミ収集車は、連休前には使用したいとの町の意向もあり、すぐに整備点検をし、4月21日に藤枝を出発、翌22日に無事大槌町に引渡すことができました。

本市も、県が岩手県に設置している現地支援本部に職員を派遣していますが、派遣から戻った職員からは、「藤枝市の市章の入ったゴミ収集車が、瓦礫の中で活躍しているのを見かけ頼もしく思った。」との報告も受けています。これらの話を聞いて「被災地で役立つ支援ができて本当によかった。」と、つくづく思います。

現地は、仮設住宅の整備も本格化しており、住民の皆さんも早く震災前の日常生活を取り戻そうと頑張っておられます。私たちも、引き続きできる支援を続けていきたいと思います。


民間企業と協働で「藤枝生活ガイドブック」を発行

2011年05月18日 | ちょっと一言

本市では、「藤枝型新公共経営」の理念に基づき、各種の事業を展開しています。

その一環として、民間企業(静岡リビング新聞社)と協働して、主に転入者向けに「藤枝市生活ガイドブック」を発行しました。このガイドブックは100ページからなり、その内の32ページを使い最新の行政情報を掲載してあります。

制作・発行は民間企業が行い、本市は、行政情報の提供と冊子の配布を担当しましたが、費用は民間企業が広告収入で賄い、市の負担は一切ありません。

行政情報のほかにも、季節ごとの主なイベントなどを紹介している「藤枝の春夏秋冬」、診療科目別でとても分かり易い「医療機関ガイド」、毎日の暮らしに役立つ「暮らしの情報」など、本市の情報を盛りだくさん掲載しています。

過去にも、本市の行政情報をまとめた冊子「生活ガイド」を発行したことがありますが、各家庭でのインターネットの普及や費用の面から、増刷や改訂版の発行を行っていませんでした。

今回、民間企業と協働で新しいガイドブックを発行することにより、いざという時すぐに情報が確認でき、大変便利に活用いただけるものと思います。

このガイドブックは、市役所・岡部支所・文化センター・各行政センターなど18ヶ所の市の施設で希望者に配布していますので、是非ご利用ください。


藤枝地区更生保護女性会が総会を開催

2011年05月16日 | ちょっと一言

このほど、藤枝地区更生保護女性会の総会が開かれ出席しました。

皆さんは、「更生保護女性会」の活動をご存知でしょうか。

更生保護女性会は、犯罪や非行の未然防止のための啓発活動をはじめ、青少年の健全育成を助け、犯罪をした人や非行のある少年の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体で、全国に約18万5,000人がご活躍いただいています。

藤枝地区においても、「明るく住みよい社会の建設に協力し、更生保護事業の強化進展に寄与する。」ことを目的に組織されており、現在94名の会員の皆さんが活躍されています。活動内容は、各地区集会の開催、更女だよりの発行、会員研修、子育て支援事業に参加されるなど多岐にわたっています。安全・安心なまちづくりを進めている本市としても、更生保護という立場からご尽力をいただいていることに、大変感謝しています。

近年、少年犯罪件数は減少傾向にあるものの、犯罪や非行が悪質、巧妙化していると言われ、深刻な状況にあります。このような状況を解決していくためには、家庭、学校、地域が連携しながら予防活動をしていくことが求められています。女性の立場で、更生保護事業に積極的に取り組んでいただいている皆さんの果たす役割はますます重要であり、今後の一層のご活躍を期待しています。


皆さんの応援メッセージが被災地の励みに

2011年05月11日 | ちょっと一言

先ごろ、蓮華寺池公園で行われた「藤まつり」会場で、市民の皆さまからの応援メッセージ(寄せ書き)を被災地にお届けしたところ、早速お礼のメールをいただきました。

このメールを送っていただいたのは、以前本市に住んでいた清水さんからです。以下、いただいたメールをご招介します。

 

 ここは岩手県下閉伊郡山田町です。

 私は5年前、藤枝市に住んでいました。主人の仕事の都合により山田町に引越しました。

 そして3月11日震災に遭いました。町は大津波・大火災で壊滅状態になりました。私の住まいと家族はお陰さまで、助かりました。

この命を授かったことに感謝をして、現在は県立山田高校(避難所)で看護師の資格を活用しています。

ゴールデンウィークがあけて、今日も避難所に行きました。すると藤枝市からの「寄せ書き」がありました。藤まつりの時にみなさまが書いて下さっ

た寄せ書きです。5年前に住んでいた藤枝市からで懐かしい思いが湧き出てきました。みなさまの思いで活力が沸きました。この思いを避難者の皆様

に伝えていきます。

藤枝市と山田町がつながっていることを嬉しく思いつい、メールをしてしまいました。

本当にありがとうございました。

 

私たちの応援が、被災地に伝わったことを嬉しく思います。今後も、私たちができる支援や応援をして行きたいと思います。

被災地の一日も早い復興を願う気持ちでいっぱいです。


来年度の職員採用説明会を「静岡市でも」開催します!

2011年05月09日 | ちょっと一言

「元気なまち藤枝」づくりに向け、柔軟な発想と行動力に富んだ、優れた人材を確保するため、昨年から職員採用説明会を開催しています。

今年も、来年度の職員採用に向け説明会を実施します。特に、今年は、市外在住の方の参加がよりしやすいように、静岡市でも開催することとしました。

説明会を行う主旨は、本市の将来を担う職員として、魅力ある「元気なまち藤枝」づくりのために一緒に汗を流してくれる人を採用するため、あらかじめ、本市が求める職員像や行政経営方針を知っていただこうと開催するものです。

昨年もこの主旨にのっとり、説明会を2日間開催したところ、200名を超える参加があり、参加者は皆、真剣な面持ちで説明に聞き入っていました。また、採用希望者のご家族の参加もあり、この説明会の関心の高さが伺われました。

民間企業では当たり前の説明会ですが、これまでほとんどの自治体では、職種や採用人数などの募集要項をお知らせする程度で、説明会を実施していないのが現状です。説明会に参加し、事前に本市の行政経営方針を理解したうえで職員に採用されれば、仕事への熱意も高いものになるでしょう。

是非、一緒に「元気なまち藤枝」づくりのために汗を流しませんか。

多くの方の参加をお待ちしています。

 ※詳しくはこちらをご覧ください。

 写真は、昨年の説明会の様子


ボランティア連絡協議会が総会を開催

2011年05月06日 | ちょっと一言

福祉活動の充実のために活動されている各種のボランティア団体で組織する、「藤枝市ボランティア連絡協議会」が総会を開催しました。

この協議会は、それまで個々に活動をしていた団体同士が、情報の共有化や連絡調整、協力関係を築くことで、より効果的な活動が図れるようにと、昭和55年に発足しました。毎年、積極的な活動を進められ、今日のボランティア活動の基礎を築かれ、福祉施策を展開していくうえでも重要な役割を果たしていただいております。

最近、「家庭や地域社会の相互扶助機能が低下してきている。」と、耳にしますが、先の東日本大震災では、被災地の復興の役に立ちたいと全国各地からボランティアが集まり、活動を続けています。この様子を見ていますと、「我が国にもボランティア精神がすっかり備わったな」と感じ、きっと被災者の皆さんも大変助かっているのではないかと思います。できれば、災害時だけでなく日常の生活の中でも、ボランティア活動が盛んに行われるようになれば、もっと暮らしやすい社会になると思っています。

そのためにも、豊富な経験と知識を備えている、藤枝市ボランティア連絡協議会の皆さんの果たす役割は大きいものがあります。

誰もが、元気で、暮らしやすいまちづくりのため、会員の皆さんのより一層のご活躍を期待しています。


粛々と行われた藤枝市消防団入退団式

2011年05月02日 | ちょっと一言

14万4千市民の生命や財産を守る活動に従事していただいている消防団の入退団式が行われ、出席しました。消防団員の皆さんは、普段は本業を持ちながら、いざ火災など災害発生時には、昼夜を問わず現場に駆けつけ任務に就いていただいています。災害現場は、常に危険が伴いますから、普段から訓練も欠かせません。こうした消防団員の皆さんの献身的な活動で、私たちは安心して日常生活が送れています。

この度の東日本大震災においても、消防団員の活躍が大きく取り上げられています。危険を顧みず住民を助けようとする団員、自らも被災者であるにもかかわらず、懸命に住民の救助にあたる団員の姿などの報道を見ますと、頭がさがる思いです。そして、改めて消防団の存在の大きさを感じずにはいられません。

しかし、残念なことに、消防団への入団者が年々減少しています。今、団員の確保が大きな課題です。勤め先や少子化などいろいろな要因が考えられますが、市内の事業所に協力をいただくなど、団員確保に努めたいと思います。

このたび退団されました皆さんには、長い間ご苦労様でした。心より感謝いたします。また、新たに入団された皆さんには、市民が安全で安心して生活できるよう、ご尽力いただきますようお願いします。

いつも感じますが、消防団の号令や敬礼、きびきびとした態度を見ますと、大変心地よく、清々しい気持ちになります。今日も、そんな気持ちで会場を後にしました。