藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

「ヒョン楊州市長さん」をお迎えしました。

2011年10月31日 | ちょっと一言
このほど開催しました「第1回フードスマイルフェスティバル」にあわせ、韓国の友好都市である楊州(ヤンジュ)市のヒョン市長さんをお迎えし、会談を開きました。
楊州市とは、一昨年の8月に友好都市を締結し、これまでに、職員派遣などの行政交流、自治会などによる市民交流、商工業団体による経済交流など、積極的に交流が進められています。今回、ヒョン市長さん自らが、本市を訪問され、本市を見ていただいたり、市民の皆さんと直接ふれあっていただけたことは、今後の交流を進めていくうえで有意義なことだと思います。
会談では、今後、市民・企業などにおいても積極的な交流を図っていく中で、特に若い世代の交流を進めたいと提案したところ、ヒョン市長さんからは、「交流推進の姿勢は私も同感です。更なる交流の促進を望んでいます。」とのお返事をいただきました。
また、近々の予定として楊州市議会、楊州市職員、自治会の皆さんが相次いで藤枝を訪問されること、来年は、本市で開催しています「PK選手権大会」にならい、韓国で初開催となるPK大会を予定しているとのお話がありました。
私も、藤枝にお越しいただく皆さんをしっかりお迎えすることと、PK大会についても、藤枝からPK大会を世界にPRする機会として協力を惜しまないとご返事しました。また、両市の交流関係を強固にするために、友好都市締結3周年を迎える来年、記念式典を実施することを確認し合うことができ、本当に実りの多い会談となりました。
今回の来藤では、ヒョン市長さんをはじめ議員1名、市職員3名のほかに、市長夫人と議員夫人も同行され、会談後に開催された友好都市歓迎レセプションでも、和やかにお過ごしいただくことができたようです。
ヒョン市長さんをはじめ楊州の皆さんをお迎えし、また一歩交流を進めることができ、大変よかったと思います。
楊州へは、静岡空港を利用すれば4時間弱で着きます。身近になった韓国楊州市にお出かけいただき、友好の輪を広げていきましょう。

「宮古島市」と友好都市提携を結びました。

2011年10月26日 | ちょっと一言
これまでに、産業交流が進んでいた沖縄県宮古島市との間で、友好都市提携と災害時相互支援協定の締結をしました。
宮古島市とは、民間事業者による半生モズクの商品化をきっかけに交流が始まり、一昨年下地(しもじ)宮古島市長さんが本市を訪問され、また、昨年は私が宮古島市を訪問するなどして、友好都市の締結を含め準備を進めてきましたので、今回両市の間で調印できたことを大変うれしく思います。
県内の市町でも国内外の都市と友好都市提携をしていますが、沖縄県の都市と友好都市提携をしている市町はなく、本市が県内では初めてとなります。これにより、本市が都市交流を締結している都市は、8都市となりました。
調印式のあと、トップ会談を開き、今後の交流について話し合いました。産業経済分野では、新たな農商工連携商品の開発、特産品の販路拡大、商工会議所・商工会交流などを、観光・スポーツ・教育分野では、観光イベント等における相互交流、宿泊助成等の補助制度の創設、各種スポーツ交流など多くのことに両市が協力し合いながら、交流を進めることで合意いたしました。
今回の調印で、異なる文化、気候風土や産業特性を持つ両市が交流を深めることにより、新たなビジネスチャンスにつながることが期待でき、また、宮古島市とは政策の方向性など目指すところに共通点が多いことなどから、有意義な交流が図れるものと期待しています。
下地市長さんからも、「今回の調印式は、両市の結婚式であり、今後は深いお付き合いを進めたい。」との言葉をいただきました。
これを機に、市民の皆さま方も静岡空港をご利用いただき、“宮古島ブルー”の海を見に、宮古島市にお出かけください。そして、行政や産業だけでなく、民間レベルでの交流も今以上に盛んにし、交流の輪を広げていきましょう。

「フードスマイルフェスティバル」が大盛況!

2011年10月24日 | ちょっと一言
食欲の秋、行楽の秋を迎え、本市としては初めて“食”に特化したイベントとして、『第1回フードスマイルフェスティバル』を開催し、「フードスマイル宣言」をしました。
イベント名にあります『フードスマイル』という言葉ですが、「恵まれた郷土の食資源を活かしたまちづくりを推進し、ひいては市民の皆さんの健康増進と幸せづくり、またスマイルシティー藤枝の実現につなげていく」という、食のもたらす恵みや効果・効能を象徴的に表現した言葉で、本市で考えた言葉です。
フェスティバルの開会式で発表した、ロゴマークと合わせ、『フードスマイル』を商標登録していく計画です。
さて、フェスティバルですが、会場には60を超える団体の出店があり、多くのお客様でいっぱいで、皆さん思い思いの品物を買い求めたり、味見をしたりと、どのブースも黒山のような人だかりで、大盛況でした。
特に本市と友好都市提携を結んでいる、韓国楊州市のヒョン市長ご夫妻、フェスティバルの後に友好都市提携の調印をした宮古島市の下地(しもじ)市長をはじめ、白山市、恵那市、深谷市、川崎市多摩区からも出店していただき、本市が国内外に大きく情報発信するいい機会ともなりました。
会場の一角では、フェスティバルにあわせ食育フェアを同時開催し、食育講演会や「“地産地消”元気ふじえだ お弁当コンテスト」の表彰式なども行いました。
また、会場外でも、駅前れんが道と喜多町名店街通りを通行止めにして歩行者空間をつくり、「駅北てーしゃばストリート」が開催され、フェスティバル会場にとどまらず、駅北地区全体を回遊でき、1日思う存分お楽しみいただけたと思います。
今回、初めてのイベントでしたが、大成功のうちに終えることができましたのも、多くの皆さま方のご理解とご協力によるものと思っています。ご尽力いただきました関係の皆様に心よりお礼申し上げます。

「病院ふれあいフェスタ」が開催されました。

2011年10月19日 | ちょっと一言
今年3回目を迎える「病院ふれあいフェスタ」が、開催されました。
一昨年、職員一丸となって経営改善に取り組んでいる市立病院が、再建策の一つとして始めたもので、今まで「病院まつり」として2回開催してきましたが、今年は、装いも新たに「病院ふれあいフェスタ」と名前を変えての開催です。
「来て!見て!知って!みんなの病院!」というスローガンを掲げ、市民の皆さんにこのフェスタに来ていただき、それぞれのコーナーを見たり、体験していただきながら、職員と触れ合うことで病院を知り、市民みんなの病院であると思っていただけるようにとの思いも込めて実施しています。
当日は、あいにくの天候で、お客様の出足が鈍いのではないかと心配しましたが、天気の回復とともに人出も多くなり、約3000人もの方にご来場いただきました。中でも、普段見ることができない院内を親子で体験する「親子院内探検」には、すぐに予約がいっぱいになる盛況ぶりで、お子さん連れのご家族の参加も目につきました。
また、「健康相談コーナー」にも、日頃気になる健康について気軽に相談できるとあって、血圧測定などを受けながら食生活や栄養の相談をしている方も見受けられ、今年のフェスタも大盛況で、大変うれしく思います。
フェスタの開催にあたっては、市議会議員をはじめ病院ボランティアの皆さんなど多くの方々にお手伝いをしていただいています。また、皆さんには市立病院を守り支えたいとの思いから、フェスタだけでなく、日頃より積極的に病院に関わり、支えていただいています。大変ありがたいことと感謝しています。
今後も、市民の健康と安心を守るために職員とともに頑張りますので、皆様方のより一層のご理解とご協力をお願いします。

「安全・安心サポートネットワーク」の輪が広がります。

2011年10月17日 | ちょっと一言
本年6月に県内市町に先駆けて、7つの事業者の皆さまのご協力を得て、「安全・安心サポートネットワーク」システムを構築したことをご報告しました。
このたび、本事業の趣旨にご賛同をいただける新たな7つの事業所の皆さまと覚書を調印させていただくことができました。
高齢化、核家族化、さらには、都市化の進行などにより、地域コミュニティの弱体化が危惧される昨今、高齢者の孤独死、不審者の出没など、周囲の気づかないところで様々な問題が発生しており、今後、増加することが懸念されます。こうした問題を未然に防ぐためには、早期に発見し、解決することが何より重要です。
このシステムは、配達、検針、宅配等、日常の業務の中で、市民の皆さんの様子の変化、道路環境の異常などに遭遇したとき、市に通報していただくことにより、自治会を始めとする関係機関と連携し、通報された問題を誠実かつ、速やかに解決するというものです。
覚書を締結した6月以降、事業所の皆様から数件の通報があり、10月に入ってからも高齢者世帯の安否について通報をいただき、さっそく担当部署が対応し、異常がないことを確認しました。このように、本事業は地域の問題を効率的に迅速に解決できるネットワークシステムとして機能しており、また、有効に活用されております。
今回、新たに7つの事業所のご参加を得て、このネットワークも広がりを見せています。これにより、市民の皆さまの安全や安心がより高まり、暮らしやすいまちができるものと期待しています。

小学校親善音楽会が開かれました

2011年10月14日 | ちょっと一言
皆さんにも、きっと思い出の曲や忘れられない歌があると思います。
音楽には、人を和ましたり、励ましたり、勇気付けてくれたりと、大変魅力的な力があります。また、情操を高めるにも大変有効です。ですから、私たちは学校で音楽を学んできました。
このほど、市内の全小学校が集まって、親善音楽会が開催されました。
この親善音楽会は、各小学校で選抜された3年生から5年生の子どもたちが、日頃の練習の成果を発表する場として毎年この時期に開催しています。また、この音楽会は歴史と伝統があり、子どもたちは4月から練習を重ねて本番に臨みます。
本格的なホールでの発表ですので、ちょっと緊張している子も見受けられましたが、始まれば皆楽しんで合唱や合奏を立派に披露してくれました。終わった後の誇らしげな顔が大変印象的で、この発表会を通じ達成感や満足感が満ち溢れていました。
本市の中学校では、以前より合唱に力を入れており、各学校で発表会が開催されています。きっと、この小学校親善音楽会がその基礎となっているものと思っています。音楽会で発表するまでに仕上げるには、指導する先生方には大変なご苦労があると思いますが、是非、この歴史と伝統のある音楽会を引き継いでいってほしいものです。
藤枝を「音楽によって元気なまち」に、また「音楽が盛んなまち」にするため、今後もできる限りの支援をしていきたいと思っています。
発表した曲は、忘れない思い出の曲として、いつまでも子どもたちの心の中に残ることでしょう。

被災地の山田町・大槌町を訪問しました

2011年10月11日 | ちょっと一言
東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県の山田町と大槌町に行ってきました。
震災後、県が岩手県遠野市に現地支援調整本部を設置し、沿岸部の山田町と大槌町を支援することが決まり、本市も両町に職員を派遣して支援をしてきた経緯があります。
両町の状況は、派遣から戻った職員から詳細な説明を受けていましたから、時間の経過とともに落ち着きを取り戻していることは頭では理解していましたが、実際現地に伺うと、残った基礎などから街がそこにあったことが想像できるだけで、あたり一面なにもなく、あらためて被害の大きさと自然災害の恐ろしさを実感させられました。
今回の訪問では、被災に対するお見舞いと非常時における行政の機能の状況や町の復旧・復興計画などのお話をお伺いして、今後の本市の危機管理体制や防災計画の参考としたいとの思いがありました。
山田町では、佐藤副町長さんから支援へのお礼をいただいた後に、被災の状況と復興に向けた計画の概要をお話しくださいました。町では、国から技官を招へいし、県内でいち早く復興計画を立てられたとお聞きしました。
大槌町では、碇川町長・佐々木副町長と面談しましたが、前町長が津波で亡くなるという異常事態もあり、8月末に就任した碇川町長を中心に町の復興に全力を挙げているとのお話をお聞きしましたが、町行政の中枢を成す多くの職員を失ったダメージは大きいようで、未だ手付かず状態が伺われました。
訪問の際、両町には藤枝市文化協会様から預かった義捐金を手渡し、また、市からは子どもたちに元気を取り戻してほしいとの願いから、サッカーボールなどを送りました。
近い将来起こると言われている東海地震の震源域にある本市においても、今回の震災は他人事ではなく、皆さんも自分たちの事のように感じているのではないかと思います。両町の一日も早い復興を願わずにはいられませんが、多くの時間がかかるのも事実です。ですから、これからも私たちのできる範囲で支援していくことが必要だと感じながら帰路につきました。

「消費者フェア―2011」が開催されました

2011年10月04日 | ちょっと一言
「消費者フェア 2011」が開催されました。
消費者フェア―は、私たちが日常生活を営んでいくうえで必要な、衣食住、福祉、環境等を消費者の立場から考え、また啓発に取り組む事業として毎年開かれています。今年も、消費者団体をはじめ福祉団体や行政など27団体が、日頃、それぞれの立場で活動されている内容の展示、環境問題を考える人形劇や体験コーナーなど、多彩なブースが並びました。
消費者を取り巻く問題は、悪質商法、食品偽装や製品事故などから、福祉や環境問題に至るまで幅が広く、またどれをとっても関心事です。今年は、生肉による食中毒で犠牲者が出るという事態が発生しました。また、振り込め詐欺や悪質商法による消費者被害など、相も変わらず起きており、後を絶ちません。
そして、東日本大震災や福島原発事故という痛ましい出来事を目の当たりにして、放射能の風評被害による消費者の食品離れや電力不足など「今まで当たり前のように享受してきた私たちの暮らしが、実はそうではなかった。」ということを思い知った年でもありました。
このことを受け、今年の消費者フェアではサブテーマとして、「考えよう私たちのくらし」を掲げられ、各団体が思い思いの趣向を凝らした発表や展示をされていたのを大変興味深く拝見しました。
このフェアを通じて、皆さんが健康で豊かな生活をしていくため、真に賢い消費者となるきっかけとなってくれればと願っています。
「消費者フェア」を主催された実行委員会をはじめ関係の皆さま、大変ご苦労様でした。