藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

韓国・楊州(ヤンジュ)市に行ってきました

2009年08月26日 | ちょっと一言
富士山静岡空港からの就航先であるアジアの国々との交流を図っていきたいと考え、本市では、韓国・ソウル市近郊の楊州市と、友好都市の交流を進めていましたが、今回、正式に友好都市の協定を結ぶため、
23日から昨日まで、現地の楊州市に行ってきました。
楊州市での調印式の印象から言って、これからの交流効果がたいへん期待できると思っています。
楊州市の庁舎に着くと、庁舎の電光掲示板には「歓迎・藤枝市」の文字。韓国のテレビ局が調印式の様子を取材に来庁。楊州市がこの交流にたいへん力を入れていることが、ひしひしと伝わってきました。
楊州市は、ソウルから約1時間の通勤圏内ということで、今、めざましい発展ぶりです。産業振興と人口拡大策を積極的に実施しているとのことでした。加えて、文化・芸術を大切にしているということにも感心しました。
人口は約18万人、面積は約310平方キロメートルですが、まちの様相は、本市によく似ています。楊州市長さんから、行政運営の話のみならず、さまざまなお話を直接、伺い、たいへん参考になりました。 
今回の調印により、市民のみなさん同士の交流の輪が、次々と生まれてくることを期待しています。今度は、楊州市長さんが、本市を訪問してくれることでしょう。
この交流は、これから、ぜひ、力を入れていきたいと思っています。

「ふじえだ中学生まちづくり会議」を開催

2009年08月25日 | ちょっと一言
市では、現在、平成23年度から10年間の本市の進む方向を明示した新しい総合計画づくりに取り組んでいます。この計画に、将来の藤枝を担う子どもたちの意見を反映しようと、21日、「ふじえだ中学生まちづくり会議」を、市立駅南図書館で開催しました。
参加してくれたのは、市内10中学校の中学生31人。「こうだといいな 私のふじえだ」をテ-マに、中学生ならではの柔軟な発想で自由に考えてもらい、たくさんのアイデアが提案されました。
なかでも、公園に関するものが多く、「藤枝には、木や川、花がたくさんあるので、子どもたちが自然と触れあえる公園がほしい」とか、「部活動以外で、サッカーや野球などの練習ができるような、広い公園がほしい」といったような意見。
市の花が藤であることから、「駅や商店街、公園など、いろいろなところに藤の木を植える」、「藤の花ロードをつくる」という提案や、「歩道に藤棚をつくり、街中を自転車でアクセスできるようなコンパクトシティになれば」といったような、藤枝ならではの個性を、まちづくりに生かしたいといった意見もありました。
藤枝のよいところや課題を、真剣に考え、しっかりと発言してくれた中学生たちのその姿を、たいへん頼もしく感じました。中学生目線のこれらの意見も、計画づくりに生かしていきたいと思っています。
将来の魅力ある藤枝をイメージし、夢を広げてくれる子どもたちが、一人でも増えてくれたらうれしいです。市内の子どもたちのまちを思う心が育てば、藤枝は、ますます元気なまちになっていくはずだと、強く感じました。

県中部地区5市の市長会議を開催しました

2009年08月21日 | ちょっと一言
一昨日(19日)、静岡県中部地区にある5市で、各市の現状や課題をお互いに意見交換をするため、市長会議を行いました。
今回は、藤枝市が幹事であったため、市内にある藤枝エミナースで開催。メンバーは、静岡市長、焼津市長、島田市長、牧之原市長、と私の5人で、今回のテーマは、富士山静岡空港の今後の利活用と消防救急の広域化についてなどです。
各市長たちは、なんとか広域連携を進め、私たちのこの中部地区をさらに発展させていきたい思いは共通で、今、それぞれの地域が抱えている様々な課題や、将来に向けての考え方について、活発に意見交換をしました。時には、それぞれの地域の事情から、考え方に相違点も見られましたが、忌憚のない意見を交換でき、本当に有意義な会議でした。
この会議に参加して、改めて、広域行政についての必要性を強く感じとると同時に、今後も、近隣の市長同士が連携を強め、よりよい形で広域連携を進めていきたいという思いを強くしました。今後も、この会を大切にしていきたいと思っています。

全国大会に出場する中学生の表敬訪問がありました

2009年08月20日 | ちょっと一言
昨日、今月下旬に福岡県で開催される中学校体育連盟(中体連)全国大会に出場する中学生のみなさんが、挨拶に来てくれました。
来てくれたのは、青島北中学校3年 八木小百合さん(水泳女子:200m背泳ぎ)、青島中学校3年 青木海航(みこ)さん(水泳女子:100m平泳ぎ)、青島北中学校3年 加藤拓哉君(卓球男子:個人)の3人です。厳しい東海大会を勝ち抜いての全国大会出場です。
3人に意気込みを聞くと、どの子からも、“今までの厳しい練習を思い出し、力一杯、頑張ってきたい!”という力強い言葉が返ってきました。何とも頼もしく、楽しみな子どもたちです。
こうした素晴らしい結果を勝ち取るには、やはり、日々の厳しい練習があってからこそ。
最近の子どもたちは、歯を食いしばって、がむしゃらに頑張るということが少ないのではないかと感じることもありましたが、今日来てくれた子どもたちはなんのその、目が、キラキラ輝いて、将来への可能性を感じさせてくれました。
全国大会でも、自分の力を十分に発揮できるように、思い切って、頑張ってきてほしいと思います。
明日は、駅南図書館で、「ふじえだ中学生まちづくり会議」を開催します。明日を担う子どもたちが、将来の藤枝について、どのように考えているのか、どんな輝いた子どもたちに出会えるのか、とても楽しみにしています。
子どもならではの柔軟な感性や視点で、夢のある素晴らしい提案がたくさん出てくることを期待しています。

備えあれば、憂いなし!

2009年08月17日 | ちょっと一言
先日、お休みの日に、少し時間ができたので、蓮華寺池公園周辺や近くの住宅街を散歩してみました。
8月11日に東海地方を襲った大地震で、本市においては、大きな被害は確認されておらずホッとしていました。しかし、藤枝のまちを歩いてみると、屋根にブルーシートが掛けられていたり、歩道に敷き詰めてあるブロックにひびが入っていたりと、地震による影響が見受けられました。また、店舗では、陳列棚から商品が落ちたり、家庭では、食器や本などが落ちたりしたとの話も聞きました。
市役所でも、屋上に設置してあった給水タンクの水道管がはずれ、庁舎5階のフロアーが水浸しになったり、市長室の大きくて立派な花瓶が割れてしまったりしました。
大きな被害はなくとも、いろいろなところで、小さな被害が出ています。この地震の影響で、かくれた危険な箇所が、新たに生じていなければいいがとも心配しています。
今回の地震で、実際に大きな揺れを体感したことで、市民のみなさんの誰もが、東海地震に対する危機意識を一層、高められたことと思います。東海地震に限らず、大きな地震は、いつ、どこで起こるかわかりません。
また、台風シーズンもこれからが本番です。「備えあれば憂いなし」。我が家の防災対策をこの機会に、もう一度、見直しましょう。

富士山静岡空港開港が本市にもたらす効果!

2009年08月14日 | ちょっと一言
富士山静岡空港が開港して早いもので1ヵ月半になります。本市への空港開港の効果を検証するのは、まだ早いと思いますが、私が思うに、さまざまな効果が散見できます。
藤枝JC杯争奪少年サッカー大会が、総合運動公園のサッカー場などで開催されましたが、今年は、札幌や沖縄などからもチームが来藤。素晴らしい大会となりました。
本市にある静岡産業大学が、沖縄・名護市にある名桜大学と教育・学術交流に関する協定を締結。大学同士の新たな交流が始まりました。
また、ソウル市立老人福祉視察団が本市を訪問。介護福祉を学んでいきました。
明日、開催の全国PK選手権大会には、本市と友好都市の締結を進めている韓国・楊州(ヤンジュ)市から参加があります。これらは、まさに富士山静岡空港の開港がなければ、起こりませんでした。
富士山静岡空港の開港は、本市と友好都市としての長い歴史のある白山市、スポーツ交流都市として提携を結んでいる福岡市との距離を、ぐっと近づけてくれました。
今後、こうした都市との関係を大事にしながら、さまざまな交流に努めていきたいと思っています。

市自治会連合会のみなさんと意見交換

2009年08月13日 | ちょっと一言
先日、市役所の大会議室で、各地区の自治会長で組織する市自治会連合会のみなさんと意見交換会を行いました。事前に、各地区の要望事項や問題点など、ご意見をいただき、それについて、私が答えるというような形の意見交換会でした。
自治会長さんは、行政と地域のみなさんとのパイプ役。日ごろのご苦労に、感謝の気持ちでいっぱいです。今回の意見交換会でも、地域を思う熱い気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
放置竹林対策や瀬戸川の川床低下問題、新ゴミ処理施設の建設推進、現東名高速道路へのスマートIC設置に伴うアクセス道路の計画、子どもたちの通学路の危険箇所についてなど、自治会長さんから出た意見は、どれも重要な問題ばかり。
これらは、行政だけでなく市民のみなさんのご協力がないと解決できないものばかりです。今後も、市民のみなさんと一緒に、協働して、「元気なまち藤枝づくり」に邁進していきたいと思っています。

第29回藤枝花火大会の開催

2009年08月12日 | ちょっと一言
昨日は、花火について書こうと思っていたのですが、突然の地震で、ブログの内容を変更。しかし、藤枝の風物詩については、やはり、一言書きたいと思います。
8月7日、藤枝の夏の風物詩「第29回藤枝花火大会」が蓮華寺池公園で行われました。私も19時少し前に会場に到着。すでに、会場周辺は、大勢の人たちで賑わっていました。
浴衣姿の女性や甚平姿の男性も多く、みなさんが、どれほどこの日を楽しみにしていたかがわかりました。当日は約3万5千人が訪れたとのことです。
尺玉(10号玉)やスターマインが、夜空に次々と打ち上げられ、大輪の花を咲かせるさまは、魅力いっぱい。また、会場で見る花火の音は、おなかにも響き、迫力満点です。藤枝花火大会の特徴は、この花火の音。他地区に比べ迫力があると、よく聞きます。これは、打ち上げ場所の背後の山の反響により、迫力が増すからかもしれません。
今年は、厳しい景気低迷の影響で、各地で花火大会の中止や縮小のニュースを耳にしました。
本市では、市民のみなさんをはじめ、市内の事業所や企業など、多くのみなさんから、こういうときだからこそ元気を出したいという、熱い思いとご支援があり、こうして、盛大に花火大会を開催できたことを、本当にうれしく思っています。
また、準備から片付けまで、楽しみを演出するための裏方として、尽力いただいた関係のみなさん、本当にありがとうございました。

今朝、東海地方に大きな地震

2009年08月11日 | ちょっと一言
昨夜は、台風を心配しながら床につきましたが、今朝は思わぬことで目覚めることに…。
午前5時7分、駿河湾を震源とする大きな地震が発生。大きなゆれを感じ、びっくりして、飛び起きました。藤枝市は震度5弱。家族の安全を確認後、市役所に登庁しました。
市役所には職員がぞくぞくと登庁。午前6時に「藤枝市災害対策本部」を立ち上げました。
台風による大雨洪水警報も発令されていたため、大きな災害にならなければと、祈るような思いを抱きながら…。
こうした時、行政の対応の遅れは、許されません。職員には,すぐに情報収集にあたるよう指示し、市内の被害の状況や避難の状況の把握に努めました。
市内の数ヵ所で、ブロック塀の倒壊や、瓦の落下、石垣の崩れ、落石が起きたとのこと。また、軽症ですが、怪我をされた人も何人かいるという情報が入りました。
午後は、市内を巡り、自分の目で、現場確認をし、その対応にあたりました。揺れがひどかった割には、大きな被害には至らず、本当にホッとしています。
地震や災害は、いつ起こるかわかりません。今回の経験を生かし、今後に備えましょう。
私も、危機管理について、一層強化していかなければならないと、思いを強くしました。

農業集落排水が、葉梨西北地区に完成

2009年08月10日 | ちょっと一言
葉梨西北地区に農業集落排水処理施設が完成し、8月5日に地元の管理組合主催による通水式が行われ、私も出席してきました。
大変、暑い日差しのなかでしたが、会場には、地元のみなさんをはじめ、市議会議員、国会議員、県議会議員、そして関係機関のみなさんなど、多くのみなさんが詰めかけ、処理施設の完成を祝いました。
この施設は、地元のみなさんの強い要望により、国から補助金をいただき、整備を進めてきたものです。農村地区のし尿や生活雑排水を1ヵ所に集めて処理する、市街地でいう公共下水道と同じような役割を持っています。計画処理人口は1,700人で、一日平均459立方メートルの処理が可能です。
中山間地域で生活するみなさんにとって、各家庭のし尿処理や、台所・風呂などから出される生活雑排水の処理は大きな環境問題です。この施設の完成は、こうした地域の環境問題の改善に役立つはずです。生活雑排水がきれいな水に生まれ変わり、河川に放流されることで、昔のようなきれいな川がよみがえります。
白ふじの里で始まった、生ごみ処理の実験とあわせ、葉梨西北地区の環境改善に大きく役立つことを願っています。