藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

総合防災訓練を実施しました

2015年08月31日 | ちょっと一言
昨日、静岡県・焼津市・藤枝市総合防災訓練を行いました。総合運動公園にて、自衛隊や医師会、自主防災会など、多くの関係機関が連携し、多岐にわたる訓練内容を準備していましたが、当日はあいにくの大雨。雷注意報が発令され、予定通りの訓練を決行するのは難しいと判断し、屋外での訓練や、市民の皆さんに参加いただく訓練は中止せざるをえませんでした。

そんな中でも、医療関係者の皆さんがトリアージ訓練を実施。けが人に扮した市職員を、治療の優先度に応じて、実際に病院や救護所に搬送しました。

また、市民体育館では遺体収容所の運営訓練も行い、警察や医師会、歯科医師会の連携により、遺体の身元を特定する作業を行いました。とても辛いことですが、多くの遺体が発生することも想定し、遺体収容施設を選定しておくことは大変重要なことです。

悪天候の中での本部運営は、様々な教訓をもたらしてくれました。これをさらなる備えに繋げてまいります。
大雨の中、真剣に訓練に取り組んでくれた関係者の皆さん、お疲れ様でした。また、訓練に参加すべく、スタンバイしてくださった市民の皆さん、本当にありがとうございました。

多くの学生が藤枝市のインターンシップに参加!

2015年08月28日 | ちょっと一言

皆さん、“インターンシップ”ってご存知ですか?
 平たく言うと『職業体験』ですが、学生に企業や官公庁の中で実際に働いてもらったり、研修の一部を体験してもらうことです。
 市では、市業務に興味がある学生に、就業体験の場を提供しようと、「インターンシップ事業」に取り組んでいます。
 今回は、25日から今日までの4日間、県内外の大学から10人の学生が参加してくれました。
 行政の中枢である総務、企画、秘書、広報の仕事について学んでもらいましたが、担当した市の各部門の中堅職員も、工夫を凝らして対応しており、短い期間でしたが実のある体験になったと思っています。
 また、今日は、市施策に反映させることを目的とした、市若手職員からなるプロジェクトチーム(テーマ:『すまい方から考える商店街の活性化』)の発表を、幹部職員(私を含む)と一緒になって聞いてもらったため、参加された方の中には、“わたしもよい提案をしてみたい”と思った方もきっといることでしょう!
参加された学生の皆さん、お疲れさまでした。

世界和紅茶会議が開催されました

2015年08月27日 | ちょっと一言


 本日、全国初の「世界和紅茶会議」が開催されました。「和紅茶の世界を拓く」を全体テーマとして、韓国の釜山をはじめ県内外の茶業生産者や販売業者およそ180名を前に、静岡県立大学の中村順行特任教授による基調講演と「和紅茶文化を世界に提案」と題したシンポジウムが盛大に行われました。私も来賓としてご招待いただき、冒頭挨拶をいたしました。

 本市でも、藤枝市独自の品種「藤かおり」の茶葉を使用した和紅茶「藤枝くれは」があり、「藤枝めぐみ」、「藤枝かおり」と合わせ、藤枝茶3姉妹として人気の商品となっています。藤枝には30数年前から有機・無農薬茶に取組んでいるお茶農家さんが多く、それぞれが独自にこだわりを持った商品として和紅茶の生産、販売に取組んで来られた実績があり、消費者からも高い評価を得てきております。

 このように藤枝には古くから普通煎茶とともに紅茶の歴史、文化が根付いてきた地域でもあり、本日の会議が、和紅茶の未来を拓き、和紅茶の可能性や新しい文化として確立できるものになるよう期待します。

定例記者会見を行いました!

2015年08月26日 | ちょっと一言

昨日、報道関係の皆さんに向け定例記者会見を行いました。今回の記者会見のトピックスは、平成27年度9月補正予算案とサッカーなでしこジャパンの北原佳奈選手による女子W杯準優勝報告と同選手への市スポーツ栄誉顕彰授賞式に関するものです。
補正予算案は、国からの地方創生に関する交付金と効率的な行政運営に努めた繰越金の一部を、市民の皆さんの生活の充実に活用したものであり、来月3日から開会する9月議会で審議するものです。もうひとつの話題は、北原佳奈選手について。同選手は、6月に開催された女子W杯後もリーグ戦や東アジア杯など、息つく間もなく活躍されておりますが、少ないオフの時間を使い、私のところへW杯準優勝報告に訪れてくれます。彼女の功績は、私をはじめ、市民の皆さんを元気に、また、藤枝市の名を高めたことから、今回の帰藤に合わせて市スポーツ栄誉顕彰を授与します。
その他にも、9月に行われるイベントや事業について、記者の皆さんに向け盛りだくさんの情報を発信しました。私は、行政の仕事をできるだけ多くの方々に向けて効果的に発信することを心がけております。月に一度の定例記者会見では、報道関係の皆さんと連携しながら、藤枝市の魅力を効果的に発信し、『選ばれるまち』を目指してまいります。

ローカルならではのアートの発信!オカベトリエンナーレ

2015年08月25日 | ちょっと一言

藤枝市岡部町のゆるキャラ「おかべぇ」が目を引く、ユニークなこのイラスト。「オカベトリエンナーレ」のパンフレットです。トリエンナーレとは「三年ごとに開かれる展覧会」のこと。本日8月25日(火)~30日(日)まで、岡部町出身のアーティストたちが、大旅籠柏屋で開催しています。
昨日、主催者の榊原太朗さんが私のもとを訪れてくれました。榊原さんは岡部町出身の画家。マンガをベースに、日本のノスタルジックな街並みをモチーフにした絵画作品を制作しており、インパクトのあるパンフレットも、榊原さんの作品です。

今回で4回目の開催となるオカベトリエンナーレ。回を重ねるごとにアートの祭典として規模が拡大し、今回も、榊原さんをはじめ、エッセイストや映像作家、DJにシンガーソングライターと、岡部町出身の多様な文化人が集結してくれました。普段は都市部で活躍する皆さんが、地元から現代アートを発信するというこの取り組みは、大変素晴らしいことだと思います。外からのお客様に藤枝市岡部町を知っていただく機会になるのはもちろん、市民の皆さんにとっても、若手アーティストの現代アートに触れる良い機会となり、子供たちも、素晴らしい先輩方の楽しい作品から夢をもらえるのではないでしょうか。
夏休み最後の思い出に、ぜひ、オカベトリエンナーレにお出かけください。

藤里梨品評会が行われました!

2015年08月24日 | ちょっと一言

藤枝市は、お茶の生産で有名ですが、『ナシ』も特産であることを知っていますか。残暑が厳しい季節に、果汁がたっぷりで、少し酸味の効いたナシを食べると、心も体もリフレッシュするのではないでしょうか。
この藤枝特産のナシのおいしさを競う「藤里梨品評会」を21日、生涯学習センターで行いました。この品評会は、「あなたが選ぶ藤里梨」と銘打ち、審査員12名のうち、実に半数の6名が、市民審査員として外見や美味しさ、肉質などを評価するものです。
藤枝市梨業振興会会員が生産する13点の「豊水」という味が濃く大玉の品種を、消費者目線で審査するユニークな品評会。見事、最高賞の金賞には、稲川の落合孝太さんが選ばれ、今年の栄冠を獲得しました。
22日には、同会場で表彰式を行い、落合さんをはじめ、振興協会の皆さんと市の特産であるナシの振興を通じて、全国に藤枝市の魅力を共に発信していることを誓いました。当日は、ナシの販売も行い、多くのお客様が足を運んでくれました。
私も早速、食べてみましたが、今年のナシはみずみずしくて絶品です。ぜひ皆さんも、藤枝のナシを食べてみてください。

防犯パトロールを実施しました

2015年08月21日 | ちょっと一言


 昨夜、藤枝警察署長とともに、藤枝駅前の防犯パトロールを実施しました。
 藤枝駅前には美味しいお店がたくさんあり、居酒屋グランプリに参戦するなど、様々な工夫でお客さんを楽しませてくれています。
しかし、近年、駅北口の目抜き通りとなる駅前商店街を中心に、居酒屋などと並んで風俗営業系の店舗がネオンを連ねるようになっており、夜になると、これらの複数の店舗で、いわゆる「客引き」を思わせるような風景が見られているようです。

 そこで、より安全に藤枝のまちを楽しんでいただけるよう、この6月には、藤枝警察署により、風俗店の経営者や店舗所有者を対象に、風俗営業法に規定されている禁止事項を再確認する研修会を開催していただきました。

 昨夜も多くの人たちでにぎわっており、本市の玄関口の顔として非常にまちの活気を感じました。警察署や関係の皆さんと連携し、今後もパトロールのほか、色々な手法を考え、安全・安心なまちづくりに取り組んでまいります。

「ふじえだ花回廊推進協議会」を立ち上げました

2015年08月20日 | ちょっと一言

本市は、市の名前自体に「藤」という花名が付いていますが、皆さんご存じの通り、市内には「フジ」や「サクラ」をはじめ、年間を通じて、様々な花を楽しめる沢山のスポットがあります。
これは、いわば本市の強み。この強みを生かしたまちづくりを進めようと、本市では、この3月に「ふじえだ花回廊」基本構想を策定しましたが、その実現を目指し、関係団体、経済金融界や大学などのご協力を得て、今日「ふじえだ花回廊推進協議会」を立ち上げました。
協議会では、今後、各団体とのネットワークづくりや情報共有、情報発信を目的に、意見を交えながら、市民総出の「花によるまちづくり」を促進していきます。
どんな人でも、花を見ると、心が落ち着き、笑顔になります。
花をモチーフにしたこの取組は、きっと「元気なまち藤枝」の大きな原動力の1つになるのではと思っています。
皆さんも、できる範囲でご協力をよろしくお願いします。

中学生の将棋で日本一!

2015年08月19日 | ちょっと一言

昨日、第36回全国中学生選抜将棋選手権大会(男子の部)で優勝した白井颯太君(藤枝明誠中3年)が、私のもとを訪れてくれました。山形県で開催されたこの大会、全国の予選を勝ち抜いてきた中学生棋士の精鋭達が、優勝を目指して熱い戦いを繰り広げました。白井君は、男子の部52名の強豪選手を破り、見事、日本一を藤枝に持ち帰ってくれました。
決勝戦では序盤の劣勢を耐え抜き、見事に逆転勝ち。緊張感あふれる厳しい試合を勝ち抜いたのは、まさに精進のたまものだと思います。穏やかな雰囲気の白井君ですが、「未熟なところを力に変えて頑張りたい」と語る姿からは、強い精神力と静かな闘志が感じられました。
藤枝の子供たちがのびのびと育ち、その力を十分発揮できるよう、私も応援していきたいと思います。

藤枝市戦没者追悼・終戦70周年記念式典を挙行

2015年08月18日 | ちょっと一言

8月15日は終戦記念日。本市では、市民会館において、ご遺族、関係の皆さんにご列席のもと、市戦没者追悼・終戦70周年記念式典を厳かに執り行いました。
 先の大戦では、本市でも3千余名にのぼる方々が犠牲となり、亡くなりましたが、時を経てもなお、癒されることのないご遺族の深い悲しみを思うと、胸に迫るものがあります。
今日、私達が享受している平和は、先人の尊い犠牲とご遺族のご労苦の中に築かれているということを忘れてはなりませんし、現在、世界の各地で、凶悪なテロや国家の争いなどで犠牲になっている現実もあります。
平和は、与えられるものではなく、人々の高い意識を持って日々創り上げていくものです。
式典では、今回の広島平和祈念式典に参加をした市内中学校の生徒10人から、「平和のメッセージ」の発表がありました。どの子も立派に発表してくれ、会場の皆さんはきっと胸が熱くなったことでしょう。
市民の幸せを祈りながら、「選ばれるまち藤枝」に向かって、全力を尽くしたいと改めて誓った一日でした。