藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

滝ノ谷不動峡で もみじまつり

2009年11月30日 | ちょっと一言
29日、本市の紅葉の名所、瀬戸ノ谷の滝ノ谷不動峡で開かれた「もみじまつり」に行ってきました。藤枝市観光協会が主催する催しで、今年が19回目。
会場である滝ノ谷不動峡までは、不動峡入口からの道路が狭いため、当日は片側交互通行を実施。私も、車を降りて、ウオーキングを楽しむことにしました。少し歩くと、もうそこは秋色に染まった世界。はらはらと落ちる色づいた葉っぱに目をやりながら、秋の風情を満喫し、会場に向かいました。
藤枝の秋の風物詩として、すっかり定着したもみじまつり。あいにくの曇り空にもかかわらず、市内外から多くのみなさんが訪れていました。会場では、地場の農産物や、シイタケの串焼き、ヤマメの塩焼き、せとやコロッケなどが販売され、藤枝太鼓のみなさんによる演奏が雰囲気を盛り上げていました。私も、楽しいひと時を過ごすことができました。
もみじ広場では、「わらべ像」のお披露目も行われました。これらの像は、この地で活躍する彫刻家の杉村 孝さんの指導で、一般の人たちが制作した力作を寄贈いただいたもの。本年5月から作られたという貴重な作品を寄付いただいたみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。かわいらしい、このわらべ像たちは、滝ノ谷不動峡の新たな魅力の一つになってくれることでしょう。

手作り商品が好評!市役所ロビーで障害のあるみなさん自らが製品販売

2009年11月27日 | ちょっと一言
24日から今日(27日)まで、市役所ロビーの特設ブースで、障害のあるみなさんが手作りした商品を自ら販売しました。
この取り組みは、障害のある人たちが作った商品について、多くの人たちに知ってもらい社会参加を支援しようと、人の集まる市役所ロビーを利用して、実施したものです。
今回販売したのは、市内に5つある障害福祉サービス事業所のみなさんが作ったパンや焼き菓子、手ぬぐい、シャツ、手芸品、雑貨など。心のこもったさまざまな商品に、来庁した多くの市民のみなさんは足を止め、商品を手に取ったり、購入したり。臨時の売り場は、ホットな交流の場ともなっていました。商品の中でも人気のあったのは、手づくりパン。私も、昼食時に何種類かのパンを購入し、美味しくいただきました。
障害者福祉施設のみなさんにとっては、自主製品の販路拡大と社会参加は大きな課題。今回は、試験的に市役所に販売所を設置しましたが、この結果を検証し、来年度の販売所の設置に向けた検討をしていきたいと考えています。

クリスマスライブ&イルミネーションの点灯式

2009年11月25日 | ちょっと一言
すっかり藤枝の風物詩となったJR藤枝駅南北両側のクリスマスイルミネーション。
その点灯式が一昨日(23日)、行われました。このイルミネーションは、藤枝商工会議所と藤枝駅周辺商店街、(株)まちづくり藤枝が主催。点灯式にあわせ、クリスマスライブも行われました。
これまでは、駅北と駅南で、別々に実施されていましたが、今年は、南北の一体感を高めようと、連携した事業として実施。点灯式は駅北で行われ、カウントダウンの後に、一斉にイルミネーションが灯され、駅周辺はすっかりクリスマスの装いに。点灯と同時に、市民吹奏楽団の方々による心温まるライブコンサートが行われ、引き続き、駅南で、幻想的なイルミネーションにピッタリのゴスペルの美しいハーモニーが響き渡りました。
訪れた人たちには、少し早いクリスマス気分を味わってもらえたことと思います。
本市では現在、駅周辺の活性化に取り組んでいます。駅南では、建設という目に見える形で着々と整備が進んでいますし、駅北でも、賑わいづくりの動きが見え始めています。今後、駅周辺は、志太榛原地域の賑わいの拠点になると確信しています。

市立総合病院の若手からの提案

2009年11月20日 | ちょっと一言
先日(11日)、市立総合病院の講堂で、市立総合病院の若手職員による病院改革・改善プロジェクトチーム“わかてん”の提案発表会がありました。当日は、病院職員はもちろんのこと、市役所職員、議員のみなさんなど、多くの関係者がその発表に耳を傾けました。
本年5月に、「若手の発想を病院改革・改善に活かそう!」と、医師・看護師・事務などの職種の異なる市立総合病院の若手職員10人で、プロジェクトチームを結成。若者が10人ということで、若者の“わか”と10が英語で“テン”であることから、プロジェクトチーム名は“わかてん”に。
市立総合病院の経営の健全化は、本市の喫緊の課題です。若手たちが、どんな発表をするのか、楽しみにしていました。2組に分かれての発表でしたが、どちらも病院を元気にするよく考えた内容で、改革への強い熱意を感じました。県内初の試みでもあり、たいへん嬉しかったです。
提案された内容は大きく2つ。1つは、市民に愛される病院であるためには、まず、知ってもらうことで、広報体制の見直しが必須。もう1つは、働きやすい職場環境への改善として、院内フリーエージェント制の導入など、いくつかの具体策が提案されました。従来のやり方にとらわれない若者ならではのユニークな発想から生まれたものです。
今回の提案は、まさに、現場の若者の生の声で貴重な提案です。すぐに取り掛かれるものもあれば、調整が必要なものもありますが、実現に向け、積極的に取り組みたいと思います。

オーストラリア・ペンリス市を訪問しました

2009年11月17日 | ちょっと一言
先週、10日から、昨日(16日)までの間、オーストラリア・ペンリス市を、議長、国際友好協会のみなさん、さらには一般市民のみなさんと一緒に訪問してきました。
今回の訪問は、ペンリス市主催の市制50周年式典と、本市との姉妹都市提携25周年を記念した公式行事に参加するためのものです。本市のほか、ペンリス市と友好都市の提携を結んでいる石川県白山市や韓国、中国の都市も集結し、盛大に記念式典が行われるとともに、ウィアー公園で友好の植樹も行いました。また、日本文化展オープニング式典、市長主催のチャリティ舞踏会などにも出席し、ケビン市長をはじめ、市や友好協会の関係者、その他大勢のペンリス市民のみなさんと友好を深めることができたと思っています。
私は、これらの公式行事への出席とともに、次の4つの視点を持って、今回の交流事業に臨みました。1つ目は、これまでの交流がどこまで深まっているのか、交流の熟度です。2つ目は、お互いの国際友好協会を中心とした交流が、ペンリス市全体では、どの程度の範囲で広がりを見せているのか。3つ目は、文化・芸術・市民交流のほかに、産業・経済交流の可能性の糸口をつかむことができるか。4つ目は、議会・行政の制度は大きく異なりますが、両市間における何らかのパートナーシップを持つことが可能かどうかです。こうしたことについて、これから少しレポートとして、まとめてみようと思っています。このブログでも、紹介していく予定です。

「市立総合病院を考える市民フォーラム」を開催

2009年11月10日 | ちょっと一言
11月8日(日)、市立総合病院を考える市民フォーラムを、生涯学習センターで開催しました。このフォーラムは市が主催し、市男女共同参画推進センター運営協議会と県中部健康福祉センターが共催となり実施。会場には180人のみなさんが詰め掛けました。テーマは“みんなで守り育てる地域医療”。最初に、千葉県立東金病院のサポーターとして有名なNPO法人地域医療を育てる会の藤本理事長と、浜松医科大学附属病院の小林副院長のお二人に基調講演をお願いしました。その中で、藤本理事長は、地域の病院が直面している厳しい現状を地域の人たちに伝えるため、定期的に情報誌を発行していることや、若手医師と地域住民がひざを交えて話し合う場を設けていることなど、自分たちの取り組みを語ってくれました。

第2部は、パネルディスカッション。私もパネラーとして参加しました。
市立総合病院の平成20年度決算を見れば、確かに平成19年度に比べると5億円以上赤字が減少しています。しかし、地域医療の崩壊の波は大きなうねりとなって、市町の域を超えて、押し寄せています。もはや、一市立病院だけの問題ではありません。公立病院は「命を守る最後の砦」、そして「住民みんなの財産」です。医師の不必要な負担をなくし、医師が疲弊してしまわないように、病院、行政、市民が一丸となって取り組む必要があります。地域全体で公立病院を守り育てていくことが大切です。市民のみなさんの行動に期待をしています。

さて、話は変わりますが、私は、今日から16日までの1週間、市国際友好協会のみなさんとともに、本市を代表し、オーストラリアのペンリス市を訪問してきます。姉妹都市提携して今年で25周年、ペンリス市市制50周年。記念式典に参加してきます。今回の訪問で、ペンリス市のみなさんと、さらなる親交を深めてきます。帰国後のブログをお楽しみに!!

来年度の予算編成に向け、全事業の総点検を行っています

2009年11月09日 | ちょっと一言
現在、国では、マニフェストに掲げた事業をなんとか実施しようと、必死になって事業仕分けを行い、予算を捻出しようとしています。また、県でも、101の事業を抽出し、民間委員による事業仕分けを行い、事業の要・不要を判断しています。
厳しい財政状況の中、本市では、既に7月から、限られた財源を有効に使おうと、事務事業の総点検を始めています。国・県とは違い、住民に密接に関係した事務事業を行う市町村では、事務事業そのものが不要というものはありません。しかし、その一つ一つについては、「効率的に行われているか?」、「市で行うべきか?民間に任せることはできないのか?」などといった視点で、事業のあり方も含め、点検することは必要です。
1,360件の全事業を洗い出し、既に、各部長のヒヤリングは終わりました。現在は、財政課で本格的な査定作業を行っています。この査定結果を受けて、本年7月に新しく設置した、民間委員のみなさんによる行政サービス評価委員会に諮問します。ここで、ご意見いただいた後、「元気なまち藤枝づくり」に向けた来年度の予算としてまとめます。

「東海道岡部宿・藤枝宿にぎわいフェスティバル/東海道シンポジウム」を開催

2009年11月06日 | ちょっと一言
11月3日、「国民文化祭・しずおか2009」の藤枝市事業の4つ目の大きなイベント「東海道岡部宿・藤枝宿にぎわいフェスティバル」を行いました。
その一つとして、市民ホールおかべで開催したのが「東海道シンポジウム」です。
第一部は、街道歩きが趣味だという落語家の桂歌助さんの寄席。“笑い”は、健康の源で、人間関係を円滑するといわれますが、美容にもいいとのこと。宿場町に関する創作落語を披露し、大ホールに集まった観客を笑いの渦に巻き込んでいました。
第二部は、「宿場力の創出に向けて」をテーマとしたパネルディスカッション。私もパネラーの1人として参加しました。この中で、私は、旧岡部町との合併で、市内には宿場町が2つとなり、歴史・文化資源がますます豊かになったこと、本市の文化力が一段と高まる可能性があること、これから本市が伸びていくキーワードの1つが文化であることなどを主張しました。
文化力があるところは、地域力もあります。藤枝市のこの豊かな街道文化を保存するだけではなくて、本市の新たな個性として、積極的に活用していくことが大切だと考えます。

平成21年度市表彰式を行いました

2009年11月04日 | ちょっと一言
昨日(11月3日)、平成21年度の藤枝市表彰式を市役所で行いました。この表彰は、長年にわたって市の発展に貢献いただいた人や団体をたたえるために行っています。受賞関係者をはじめ、市議会議員、国会・県議会議員、自治会役員など、多くのみなさんにお集まりいただきました。
本年度は、幼児教育の振興や保健衛生の向上などに、長年ご尽力いただいた個人3人と、民俗芸能の伝承に寄与いただいている1団体を表彰しました。その功績をたどってみますと、いずれもが献身的な活動を長年にわたり続けていただいており、本当に頭が下がります。
昨今、自治体を含め、社会情勢を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。こうした世の中ですが、受賞者のみなさんをはじめ、地域社会に貢献しようと、一生懸命汗を流してくれている市民のみなさんが大勢います。
「元気なまち藤枝づくり大賞」を今年度創設したのも、そうしたみなさんを表彰したいという思いからです。たくさんのご応募を、お待ちしています。

元気なまち藤枝づくり大賞
http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki_ichiran_hishokoho_boshu_boshu1.html

勇壮な和太鼓の響きに感動!!

2009年11月02日 | ちょっと一言
昨日(11月1日)、「国民文化祭・しずおか2009」の藤枝市事業の目玉の1つである、「和太鼓フェスティバル」を、静岡県武道館で開催。市民のみなさんをはじめ、全国から、勇壮な和太鼓の響きを聴こうと、大勢のみなさんが会場に詰め掛けてくれました。全国各地から選りすぐられた和太鼓集団17組のバチさばきと、プロ3組の迫力ある演奏が会場に響き渡ると、おしみない拍手や大歓声が送られていました。
和太鼓演奏は、古来から日本人に親しまれ、現在は、音楽の一分野を確立しています。その響きは、確かに日本人の心に訴える力を持っていると思います。私も、和太鼓の響きは大好きです。来場されたみなさんは、きっと、観て・聴いて・体感して、出演団体のみなさんと、心触れ合う時間を共有したことでしょう。
特に、フェスティバルの大トリの藤本吉利さん、今福優さん、炎太鼓さんの3組のプロによる競演は圧巻。誰もが感動をおぼえ、和太鼓の楽しさや魅力を実感したのではないでしょうか。その中の一人の全国太鼓会の第一人者、藤本吉利さんは、来年、還暦だそうです。藤本さんの和太鼓技術の高さと、その熱い思いには、感服しました。私も負けてはいられません…。