藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

9月定例議会が終わって

2010年09月30日 | ちょっと一言
9月2日に開会した9月定例議会が本日閉会しました。
9月議会は、決算議会とも言われ、平成21年度の一般会計をはじめ、特別会計・事業会計の決算について十分な時間をかけ、ご審議いただきました。
今までは、決算の審議につきましても、関係の委員会がそれぞれ審議していましたが、今議会より「成果主義の視点から決算の評価と審査を厳正に行う。」「議会として課題や論点を絞り込み、効果的な予算編成に向けた提言を行う。」などを目的に、決算特別委員会を設置し、集中審議していただきました。決算特別委員会からいただいたご指摘やご意見は、今後の施策や来年度予算編成に反映したいと思います。
また、補正予算につきましては、特に、来年度から始まります「第5次総合計画」がスムーズに実施に移れるよう、その土台作りと、緊急雇用創出事業の
積極的な取り組み、公共施設の整備のほか、焼津市との連携などを提案し、原案通りご承認いただきました。厳しい財政状況の中ですが、今後も実効性のある効果的な施策を進めていきたいと思います。
さて、早くも10月を迎えます。今年の夏は、記録的な猛暑で、9月に入ってからも残暑が続きましたが、ここに来てようやく、秋めいてきました。各地区で秋祭りが行われていますが、10月1日から3日間、「藤枝大祭り」が行われます。今年は、3年に1度の大祭りの年で、14町内の屋台が曳き回され、地踊りが披露されます。また、16日には、2年に1度の「朝比奈大龍勢」が行われます。今年の龍勢は、昼打ち17本、夜打ち13本が打ち上げられ、秋空に龍が舞います。
これらのお祭で、まちは今、活気に満ちています。ご来場のお客様におもてなしの心でお迎えし、お祭を通して、「元気なまち藤枝」を発信していきたいと思います。

「おばあちゃん劇団ほのお」がうつ・自殺予防を訴える

2010年09月27日 | ちょっと一言
この度、うつ・自殺予防対策を分りやすくお伝えするため、「おばあちゃん劇団ほのお」と協力して「生きる 生かされる ありがとう」と題した新作劇を公演しました。
劇の内容は、妻子と母、会社員の主人公の4人暮らしという、ごく普通の一般家庭をモデルにしています。主人公が、課長昇進による環境変化からストレスを抱え、うつ状態に陥り、自殺を考えるも家族や友人に支えられ元気になっていくというストーリーです。
公演には、多くの皆様にご来場いただき、改めて「おばあちゃん劇団ほのお」の人気と、うつ・自殺予防対策に対する市民の皆様の関心の高さが伺われ、大きな笑いの中にも自分の家庭でも起こり得る身近な問題として、真剣に見入っていました。
現在の日本の自殺者数は、警察庁の統計によりますと平成10年以降12年連続で3万人を越えています。この数は、交通事故による死亡の5~6倍にのぼり、大きな社会問題にもなっています。
自殺は、さまざまな要因が関係していますが、多くの場合うつ病が関係しているといわれており、自殺を未然に防ぐにはうつ病の早期発見と早期治療が不可欠です。
これらのことから、本市では「元気なまち ふじえだ」を実現するための重点事業として「こころの健康づくり事業」を立ち上げ、昨年度より「働き盛り世代の睡眠キャンペーン」と称し、うつ・自殺予防対策事業を進めています。
今回の公演もこの事業の一環として行ったものです。
うつ病は、適切な治療を受ければ治る病気です。「最近ちょっと眠れない」「気力がわかない」などの気になる症状ある方は、専門医に相談しましょう。
この公演に際し全面的にご協力いただきました、「おばあちゃん劇団ほのお」の皆様に心から感謝いたします。

秋の全国交通安全運動の開始式

2010年09月21日 | ちょっと一言
秋の全国交通安全運動が始まりました。
今回も、早朝より、藤枝警察署、自治会をはじめ関係機関等の皆様が参集して、開始式を行いました。
藤枝市交通安全対策協議会では毎回、全国交通安全運動にあわせ、様々な事業を計画して、交通安全の啓発に努めています。今回の運動では、新しい試みとして、市内の高校がローテーションを組み、生徒の代表が開始式に参加して、交通安全に対する決意を表明していただくこととしました。
早速、藤枝東高校の生徒の代表4名が、今回の開始式に参加してくれました。
生徒からは、「警察署をはじめ自治会の方々など、多くの市民の皆さんが交通安全運動に係っていることを始めて知りました。自分達も、社会の構成員の一人として自覚を深め、交通ルールとマナーを守ります。」と、宣言されました。是非、宣言どおり交通ルールとマナーを守り、特に小中学生の模範となってほしいと思います。
また、交通安全の期間中は、毎回、自治会・交通安全指導員会・交通安全協会の皆さんが、市内主要交差点などに立ち街頭啓発を行っていただいております。このような、皆さんのたゆまない活動が、市民の皆さんに浸透し、交通安全意識が高まり、結果的に交通事故が減っていくものと確信しています。
交通事故防止は、私たち一人ひとりの気持ちや意識が重要です。市民の皆様も自ら率先して交通安全に心掛けて下さい。

「敬老の日」にあわせお茶の寄贈を受けました

2010年09月17日 | ちょっと一言
この度、敬老の日を迎えるにあたり、藤枝茶商工業協同組合様とJA大井川藤枝茶流通センター様から、敬老のお茶を寄贈していただきました。
当日は、宮崎理事長さんと森谷組合長さんが市役所にお越しくださり、「お年寄りの皆さんのために役立ててください。」と緑茶や玄米茶などを届けてくれました。
これは、市内の高齢者に藤枝の特産であるお茶を楽しんでもらおうと、毎年、緑茶等を寄贈していただいているもので、今年も、大変ありがたくいただきました。
私からは、「毎年、市内の特別養護老人ホームと円月荘にお届けしており、皆さんに大変喜ばれています。今年も有効に活用させていただきます。」と、お礼とともに感謝状を贈りました。
統計によりますと、本市の平均寿命は、県内で男性が第1位、女性が第2位で、本市は、まさしく「長寿のまち」となっています。このことは、茶産地でもある本市の市民の皆さんが、日常的にお茶を好んで飲んでいることが「長寿のまち」につながっているのではないかと思っています。
今回の、藤枝茶商工業協同組合様とJA大井川藤枝茶流通センター様のご厚意に感謝するとともに、今年もお茶をプレゼントされた長寿の方々の喜ぶ顔が目に浮かびます。

「元気な藤枝の子どもたち」が表敬訪問 Part2

2010年09月16日 | ちょっと一言
以前、各種のスポーツの大会で優秀な成績を収め、全国大会などに出場する「元気な藤枝の子どもたち」をご紹介しましたが、今度は、文化活動において優秀な成績を収め、関東地区・東海北陸大会に出場する「元気な藤枝の子どもたち」をご紹介します。
今回訪問してくれたのは、いずれも西益津中学校の選抜合唱の代表2名、中学生創造ものづくり教育フェア・「ロボットコンテスト(授業内部門)の部」の2名、「アイディアバッグの部」の2名、「あなたのためのお弁当の部」の1名、計7名です。どの部の子どもたちも、この夏に開かれた静岡県大会で、金賞・優勝・最優秀賞等を獲得し、上位大会に出場します。
出場者からは、それぞれ「(合唱に選抜されたため)所属の部活動もあり練習する時間が取れなく苦労した。」「昨年の反省から、ボディーの軽量化と馬力アップの工夫をした。」「機能性を重視しながらも、時間内で完成させるよう練習を繰り返した。」「地産地消を念頭に、地元産の食材をふんだんに取り入れた。」など、栄冠を手にするまでの苦労や工夫などの報告がありました。そして、皆さん口々に、次の大会も良い成績を取り、全国大会に出場したいと抱負を述べてくれました。
その他にも、上位大会に出場が叶いませんでしたが、多くの中学校で各種の大会に出場し、銅賞や優秀賞など成績を収めています。
本市は、「元気なまち藤枝づくり」を基本理念に掲げ、それを実現する施策の1つとして「子どもが元気に育つ環境づくり」に力を注いでおり、「日本一の教育のまち」を目指しています。こうした中、未来を担う子どもたちが、スポーツに文化活動に頑張ってくれることは、大変うれしく、頼もしい限りです。
是非、大会に出場する皆さんには、練習の成果を十分に発揮すると同時に、楽しんできて欲しいと思います。そして、「元気なまち藤枝」を全国に発信して来てください。
皆さんのご健闘を心より祈念します。

障害者スポーツ大会が開催されました

2010年09月14日 | ちょっと一言
藤枝市障害者スポーツ大会が、市民体育館で開催されました。
当日は、残暑厳しく、会場の市民体育館も参加者の熱気も相まって、かなりの暑さで、皆さん汗だくになりながらも、笑顔で楽しく頑張っていました。
この大会は、今年で46回目を迎える歴史と伝統のある大会です。毎年、奉仕活動を行っていただいている多くのボランティア団体の皆さんや各事業所及び関係者の皆様に支えられて、この大会が無事に開催されていますことに、敬意を表しますし、大変ありがたいと思っています。
まだ、記憶に新しい今年の3月には、本市在住の福島忍さんが、バンクーバーパラリンピック大会・アイススレッジホッケーで見事に銀メダルを獲得しました。福島さん活躍は、私たちはもちろんのこと、障害を持った方々にも大きな勇気と感動を与えてくれました。
本日の大会も、皆さんが必死で頑張る姿、楽しそうな姿を見ていますと、福島さんの活躍に勝るとも劣らない力強さを感じ、大変頼もしく思いました。そして参加された皆さんには、これからもいろいろな面で、是非、頑張って欲しいと思いながら会場を後にしました。
この大会の運営にご尽力いただきました、関係者の皆様に心から感謝いたします。

加藤まさをの音楽世界

2010年09月09日 | ちょっと一言
♪月の 沙漠を はるばると ……♪ で、はじまる童謡「月の沙漠」。同報無線の音楽としても流していましたから、だれもが、親しみを感じ、また、口ずさむことができる童謡の1つではないでしょうか。作詞者は、本市で生まれ育った「加藤まさを」。現在、郷土博物館・文学館では「加藤まさをの音楽世界」と題した企画展を開催しています。
「まさを」は、大正から昭和初期にかけて、竹久夢二らとともに抒情画の全盛期を築き上げましたが、音楽にも深いかかわりをもち、自らも作曲したり、バイオリンを奏でたり、楽譜の装丁をするなどその多彩ぶりがうかがわれます。
企画展では、「まさを」が手がけた挿絵や楽譜、彼の詩に曲をつけた作曲家を紹介するほか、当時の蓄音機なども展示しています。また、お孫さんにあたる加藤万太郎さんから寄贈を受けた直筆原稿・関連書籍などの一部や、初代市長山口森三氏から寄贈された「月の沙漠」の掛軸も今回初公開しています。いずれも貴重な資料で、大変見ごたえのあるものばかりです。抒情画家と知られる「加藤まさを」の音楽とのかかわりを確認できる、またとない機会だと思いますので、是非、「加藤まさをの音楽世界」展にお出かけ下さい。
今回の企画展の開催に際し、「加藤まさをの会」の皆様に多大なご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。

最新式の消防車両を配備しました

2010年09月06日 | ちょっと一言
 この程、市消防団13分団1班(岡部町内谷地区を担当)に最新式の消防車両を配備するため、新車両の引渡式を行いました。
今回配備した車両は、総務省消防庁が救助等に関する消防団員の技術の向上と活動の充実を図る目的で、全額国費により無償貸与されたもので、県下6台の中の1台です。
この車両は、小型動力ポンプなどの消火活動を行うための資機材のほか、発電機や投光器、油圧カッター、自動対外式除細動器(AED)、担架などの救助用・救急用資機材を備えた多機能型の消防車です。
この車両の配備により、現在第13分団が使用している車両を、第11分団に移設配備することにより、急傾斜地の集落であります廻沢地区にも軽消防車両を配備することができました。これにより、廻沢地区の皆さんの安全と安心が増すとともに、全ての班に消防車両が配備できました。
消防車の出動は、あまり良い事ではありませんが、火災や水害などの災害時にはきっと大活躍をしてくれるものと確信しております。

大盛況だった「梨果ちゃんフェアー」

2010年09月03日 | ちょっと一言
この程、藤枝市梨業振興会主催による、梨果ちゃんフェアーが生涯学習センターで開催されました。
このフェアーは、今年で22回目を迎え、市民の皆様にもすっかり定着した感があります。当日は、多くのお客様が朝早くから会場につめかけ、会場は超満員で大盛況でした。
フェアーに先立ち、前日には、公募で選ばれた市民16人の方による豊水の品評会が開かれ、出品数19点に対し、金賞1点・銀賞3点が選ばれ、当日その表彰が行なわれました。今年は、カメムシの被害等で例年より出荷量が減ってしまったものの、猛暑のおかげで糖度が高い梨に仕上がっていると伺っておりましたので、選定するのが難しかったのではないかと思います。
受賞者の皆さん、本当におめでとうございます。
さて、梨業振興会の皆さんのご努力で、昨年、藤枝産の梨ブランド「藤里梨」が立ち上がりました。2年目の本年も、その普及推進に会員各位がご尽力いただいています。「藤里梨」が品質の高い梨として、皆さんに愛され定着していくよう期待するとともに、市も支援していきたいと思います。