藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

市役所は今日仕事納めです

2012年12月28日 | ちょっと一言
今日で、市役所は仕事納め。明日から年末年始の休みに入ります。市民の皆さんにはこの1年、市政各般にわたりご理解ご協力をいただき、改めて感謝いたします。
振り返ると、あっという間の一年でしたが、様々な施策を展開することができ、濃密に過ごした1年ではなかったかと思っています。
特に、昨年の東日本大震災の教訓を踏まえ、本市の安心・安全に向けて、多様な取り組みを行うことができました。
また、8月から2人体制にした副市長も、それぞれの担当分野で精力的に仕事に取り組まれ、困難な課題も一つ一つ解決されております。
他にもたくさんの事柄がありました。すべてが充実してきたとは言えませんが、市の基本指針である「元気なまち藤枝づくり」さらには「選ばれるまち藤枝」に向け、着実な歩みができているのではないかと感じています。
私自身、色々な場面で多くの方々にお目にかかりましたが、ご意見を伺いますと、「藤枝が好き、藤枝をよくしていきたい」という思いがひしひしと伝わってきます。
こうした皆様の期待に応えられるよう、これからも市民の皆さんとともに、市民の皆さんに真に役に立つ施策を、引き続き推し進めていきますので、市民の皆様のより一層のご協力、ご支援をお願いします。

日ハム栗山監督が子どもたちに夢を・・・

2012年12月27日 | ちょっと一言
クリスマスイブの24日(祝)、プロ野球日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんを生涯学習センターにお迎えし、市内の子どもたちなど約350人を対象に講演をしていただきました。
市では、昨年度から、子どもたちに対し「ドリーム講演会」と称して著名人の方々から「夢を持つことの大切さ」などをお話ししていただいていますが、その一環として今回、栗山さんをお招きしました。
ご存知のとおり、栗山さんは就任1年目でパシフィックリーグ優勝を果たした監督で、野球の技術、戦略はもちろんのこと、ものの考え方、人生観など、人に伝える説得力には卓越した手腕があります。この日の演題は「夢を正夢」。これは栗山さんの座右の銘にされている言葉だそうですが、参加された子どもたちは熱心に耳を傾けていました。
私は、子どもたちの成長の原動力は夢、子どもたちが夢に向かって笑顔で学ぶ姿が大切だと思っています。
藤枝市は「教育日本一」を目指し、教育環境の充実に力を注いでいますが、これからも藤枝ならでは様々な事業で、子どもたちが夢や希望に向かって生き生きと暮らせる学びの環境を作り上げていきたいと強く感じながら、講演会を後にしました。

県市長会が開催されました

2012年12月26日 | ちょっと一言
このほど、静岡市内に県下の市長が一堂に集まり、12月定例市長会議が開催されました。この日も、多くの議題が提案され、各市長により活発な意見交換が行われました。
なかでも「静岡県の教育行政に関する申し入れについて」は、私が前回のこの市長会で提案した議題。広域的な教育行政を担う県に対し、市の教育行政を積極的に支援する姿勢を求めるものです。
いじめや不登校の問題が深刻化する中、藤枝市は、市の施策の中でも、教育施策を大きな柱の1つとして力を注いでおり、国や県の事業を導入しながら、藤枝ならではの様々な施策に取り組んでいます。
しかし、昨今、担当者レベルから国の交付金廃止や事業の見直しなどによりいくつかの事業の廃止・縮小の声が漏れ聞こえています。
本市においては、それらの事業はたいへん効果が上がっている施策。教育環境の整備は市長である私の責務で、教育に力を注いでいる矢先に今回の廃止・縮小は、そのハシゴを外されたようで残念でなりません。
県にも、現場を支えている市や市教育委員会の意見をしっかり聴取し、教育行政で今何が大切か、県としての考えを明確に打ち出し、事業の継続性も含め、適切な判断をしてほしいと思っています。
教育は国・県・市町の行政と、家庭・学校・地域が総がかりで一体となって進めていくことが重要だと強く思っています。

サッカーで気分リフレッシュ!

2012年12月25日 | ちょっと一言
先日、藤枝総合運動公園のサッカー場で、藤枝市議会チームを対戦相手に市部長会チームを率いサッカーの試合をしました。前日から午前中にかけて雨がかなり降ったのですが、水たまり一つない青々としたきれいな芝で、足を取られることもありませんでした。国際ユースサッカーや皇后杯のトーナメントにも使われた、本市が誇るサッカーグラウンドの素晴らしさを改めて確認しました。12月にしては比較的温かかったためとても体が軽やかでした。
今回残念ながら私は得点を挙げることができなかったのですが、後半に両チーム1点ずつ取り合い、1対1で引き分けという結果でした。
皆さんご存知のとおり本市はサッカーを核としたまちづくりを進めています。藤枝にとってサッカーは誇りです。より一層のサッカーの振興とともに経済の活性化や青少年の健全育成、ふるさと意識の醸成、地域間世代間交流など、サッカーを商業、観光、教育など多様な観点からとらえた取り組みを行い、誰もがサッカーに触れ、親しむことができるまちづくりを推進していきます。
少し筋肉痛になりましたが爽やかな一日になりました。

藤枝市は人口が着実に増えています

2012年12月21日 | ちょっと一言
以前にもこのブログでも紹介しましたが、全国的に人口減少が進む中、藤枝市の人口は着実に増加しています。
市には選挙人登録名簿という台帳があります。この台帳を年に4回、3月、6月、9月、12月のそれぞれ2日を基準日として調査し、公表することが義務付けられています。
6月から9月の3ヶ月間の本市人口の伸びが、県下市町で大差をつけてトップというのは、既にご紹介しましたが、なんと、9月から12月の間の本市人口の伸びも県下市町でトップになりました。
本市では、前回と同じく、今回も約300人増加しており、こうして、連続してこれほど人口が増えるのは、全国的にもめずらしく、とてもインパクトがあることだと思います。
この要因は、津波対策による転入もありますが、藤枝市の魅力を知っていただくシティ・プロモーションを積極的に進めている成果と、定住人口拡大に向けた様々な取り組みが評価されているのではないかと思っています。
年齢別に見ますと、主に40歳代と、60歳代が増加をしていると分析結果が出ています。子育て世代の40歳代が増えているのは大変嬉しいこと。これからはもっと若い20、30歳代の人も、藤枝は魅力があり住んでみたいと思うような、そうした施策を行っていかなければならないと強く思っています。
人口の増加は、まちの勢いにつながります。こうした傾向を私たちの市はうまく掴んで、発展につなげていきたいと思っています。

新たに5施設を『福祉避難所』に指定

2012年12月20日 | ちょっと一言
このたび藤枝市は、地震などで災害が起きた際、高齢者や障害者などの要援護者の受け入れ施設として、新たに5つの福祉施設を福祉避難所として指定しました。
今回、指定に至ったのは、市内の介護老人保健施設4施設と特別養護老人ホーム1施設です。この日(18日)は、5施設を代表して、医療法人志太会にご出席をいただき、調印式を行いました。
昨年、東日本を襲った大震災では、死者や行方不明者がおよそ2万人にのぼり、うち65歳以上の人は半数以上を占めると聞いています。また、本地域は、東海地震や南海トラフの巨大地震が想定されていることから、こうした要援護者に対する災害時の避難支援対策は、緊急かつ重要な課題となっています。
そのため、市では、建物の構造や設備がバリアフリー化されている施設を対象に、福祉避難所の指定についての働きかけをしてきました。その結果、5施設のご協力をいただき、本市の福祉避難所は13施設と広がりました。
特に今回の締結は、介護老人保健施設が主であることから、医療的ケアを必要とする要援護者への支援が充実します。
今まで以上に、要援護者のみならず、地域の皆さんにとっても、大きな安心を与えるものではないかと思っています。

静岡産業大学で特別講義を行いました

2012年12月19日 | ちょっと一言
昨日、静岡産業大学情報学部で特別講義を行いました。
藤枝市では、当大学が行う冠講座の一講座を担当しており、10月2日からこれまで12回、教育長をはじめ、様々な分野の課長が講義を行ってきました。そして、最終回を迎えたこの日、私が2期目のマニフェストで新たなキーワードに掲げている『選ばれるまち藤枝』をテーマに講義をいたしました。
最初に、衆議院選挙の直後であり、若い人の投票率が低いという調査結果も出ていたことから、「皆さんは投票所に行きましたか」と問いただし、「選挙権は一人ひとりに与えられた大切な権利で、若い人にはぜひ、投票に行ってほしい!」と強くお願いしました。
その後、将来を担う学生たちには、もっともっと藤枝を知ってもらい、藤枝を好きになってもらい、藤枝に貢献してもらいたいという私の強い思いを伝えました。
また、学生との意見交換では、人生の先輩として、若い学生に対してのエールや若い世代に期待することも話ができ、有意義なものとなりました。
この受講生の中から、将来の藤枝市を担う方が出てきてほしいと思いながら、大学を後にしました。

市議会常任委員会から提言がありました

2012年12月18日 | ちょっと一言
昨日、11月20日から28日間にわたって開会された11月市議会定例会が終了しました。
一般会計等補正予算をはじめ、今回は、市税条例、手数料条例などの一部改正、市内施設の指定管理者の指定など、全部で13の議案を提案し、すべて原案どおり可決いただいたことに、私自身、それらの遂行には気を引き締めて行っていかなければと強く感じました。
また、現在、市議会においては、総務消防委員会、健康福祉委員会、文教建設経済委員会の3つの常任委員会が設置されていますが、今回の議会では、各常任委員会において、本年度の市の主要事業の取り組み状況について、2日間をかけて調査が行われました。
各委員会が、年度途中に、所管の当年度事業について、こうして調査を実施するのは他市でもあまり例はなく、議会の皆さんも「元気なまち藤枝づくり」に向けて本当に精力的に取り組んでいただいていることに、大変心強く思っています。
各委員会の調査は、所管の部課長が対応しましたが、そこで出された様々なご意見やご指摘が提言書にまとめられ、昨日、議会終了後、正副議長並びに各正副委員長から私のところに提出していただきました。
市と市議会はよく「車の両輪」に例えられます。同じ方向を向き、お互いにしっかりと役割を果たさなければ、地に足の着いた市政経営を行うことはできません。いただいたご意見は、今後の取り組みや来年度予算編成に積極的に反映していきたいと思っています。


災害時一時避難・災害復旧活動への協力に関して協定締結!

2012年12月17日 | ちょっと一言
このほど、藤枝市は中外製薬工業株式会社藤枝工場と災害時における一時避難・災害復旧活動への協力に関する協定を結びました。
東日本大震災とその後襲った大津波による惨劇を目の当たりにした焼津市の複数の自治会が、津波被害を避けるため、境界を接する本市内に一時避難場所を希望されたため、広域連携の必要性から、その受け入れに本市が協力することになっております。
しかしながら、大規模な災害が発生した場合には、学校や公園などの公の土地は、その利用目的が決まっているため、避難住民の受け入れには限りがあります。そのため、本市と焼津市との境にある中外製薬工業藤枝工場からの今回のご協力については、本市としても願ったり叶ったりです。
また、住民の一時避難場所としての提供ばかりでなく、飲食料及び生活用品の無償提供や、災害復旧活動における用地としての利活用もご了解いただけるなど、近隣住民への安心感が増すばかりでなく、迅速な災害復旧が図られることが期待でき、今回の協定調印には本当に感謝しています。
市内民間企業のご協力も次々いただき、本市はますます災害に強いまちとなってまいります。


自発光式反射材を着用し事故防止を!

2012年12月14日 | ちょっと一言
明日から31日までの17日間、年末の交通安全県民運動が行われます。今日は、早朝から市役所駐車場に、自治会、交通安全協会、交通安全指導員会、警察署、市老人クラブ連合会をはじめ、関係の多くの皆さんが集結し、開始式を行い、「交通安全日本一」に向けた誓いを新たにしました。
今年を振り返ってみますと、これまで、交通事故の件数やその負傷者は減少傾向でしたが、ここにきて、夕暮れ時の事故が続いており、少し心配な状況になっています。そのため、今回の年末の「一斉街頭指導」は、徹底して行ってまいります。
今回の運動の重点目標は、「子供と高齢者の歩行中の安全確保」。特に、自発光式反射材の活用の推進を行い、市内の全6つの高校に自発光式反射材を配布し、実際に着用していただき、夕暮れ時から夜間における事故防止の向上を図ることとしました。
また、今日の夕方には、市役所と藤枝駅で「ピカッと作戦」を称し、自発光式反射材を配布するキャンペーンを行い、交通事故防止を働きかけていきます。
年末の慌ただしい時期ですが、明るい年末年始のため、ぜひ、安全運転には心掛けましょう。