藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

藤枝市茶振興協議会総会を開催!

2013年05月31日 | ちょっと一言

※写真はジュニアお茶博士の皆さんによる呈茶の様子

このたび、第22回となる藤枝市茶振興協議会通常総会に会長として臨みました。
本協議会は、藤枝市の特産である「茶」が消費者に喜ばれ求められるよう、生産者・農協・茶商・行政等の関係機関が一体となって、特色と伝統ある「藤枝茶」の消費拡大宣伝や、「茶どころ藤枝」の名声を高めることを目的として組織しています。
今年の一番茶はほぼ終了しましたが、残念ながら、低温や霜、ひょうの影響で、例年に比べ茶の生産量は大幅に減少しているそうです。痛手を受けた生産者の皆さんのことがとても気に掛かります。
茶業界の苦境を乗り越えるためには、茶業関係者が一丸となって知恵を出し合い、需要を喚起する様々な事業への取り組みが必要です。
今年度は、さらなる宣伝普及策として、市内に支店や営業所がある企業の首都圏本社を対象にしたグリーンツーリズムの開催や、県外で開催される食品展示会などへの出展助成、そして皆さんに大変好評いただいている「ジュニアお茶博士」の活躍の場をさらに増やして、藤枝茶の販路拡大に向けたPR活動を強化・拡大していきます。また、藤枝茶を使った新商品の開発や新パッケージのデザイン開発へも積極的に支援していくことで意思統一いたしました。
基幹産業である茶業を活性化していくことは、本市の死活問題でもあります。この協議会の活動が「茶どころ藤枝」を盛り上げていく原動力となることを確信しています。

“ムーブメント教育”をご存知ですか?

2013年05月30日 | ちょっと一言
市立前島保育園では、昨年度から“ムーブメント教育”に取り組んでおり、本日その様子を見てきました。
園では、発達が気になる児童とその他の児童がともに成長できるエンパワメント(力を引き出す・元気になる)に取り組み、障害の有無を問わず児童の成長を支援しています。そのための根拠となる理念に「ムーブメント教育」を取り入れています。
「ムーブメント教育」とは、遊びを原点とし「からだ(動くこと)」「あたま(考えること)」「こころ(感じること)」の統合的な発達を目指すものです。しかも、これらをそれぞれ別々に行うのではなく、「からだ・あたま・こころ」のすべてを丸ごと含んだ活動です。また、発達が気になる児童には、個別支援計画を作成したり、小グループ活動を取り入れたりしています。
本日のムーブメントは、カラーマットを使用して「色の識別」や「空間認知」などの課題を友達や保育士と一緒に体を動かしながら楽しく取り組んでいました。どの子も「どんなことをやるのかな?」「どうすればいいかな?」「こんなやり方があるよ!」「先生見て!」「できたよ!」と生き生きと参加していました。見ている私も思わず笑顔になり、子どもたちと一緒に“わくわく感”を味わうことができました。

姉妹都市・楊州市(韓国)から交換学生が来藤!

2013年05月29日 | ちょっと一言
姉妹都市である韓国楊州(ヤンジュ)市から、このたび、9人の学生さん(中学生3人、高校生6人)が、私のところに表敬訪問をしてくれました。
一行は今月24日から8日間、市内の家庭にホームスティし、沢山の日本の文化を学び、本市の学生との交流や市内施設の視察を行っています。
この日は、一人ひとり、私に自己紹介をしてくれましたが、流暢な日本語で会話が出来る生徒もいて、びっくり。藤枝市の印象については、新緑の茶畑に囲まれた自然豊かなまちや、サッカー日本代表のキャプテン長谷部誠選手の出身地で、サッカーが盛んなまちとして、韓国の方たちにも藤枝市の特徴がよく知られていることに大変うれしく感じました。
今夏には、本市の学生たちが楊州市を訪問します。異文化に触れ、自分が知らない色々なことを体験することは、将来を担う若者にとってとても大切なこと。昨年度から始めた学生交流事業ですが、こうした交流を通じて、子どもたちがお互いに視野を広め、多くの子どもたちが世界に羽ばたくきっかけになることを期待しています。

輝け藤枝の星!

2013年05月28日 | ちょっと一言
皆さん歴史的瞬間を目の当たりにするのではないでしょうか。勝つか引き分けで5大会連続ワールドカップ出場が決まる、サッカー日本代表対オーストラリア代表の一戦が、6月4日さいたまスタジアムで行われます。初めてホームで出場を決める時までもうすぐです。  
ワールドカップ出場に向けて市内を盛り上げようと、本市出身の日本代表のキャプテン長谷部誠選手を応援するコーナーを、市役所1階ロビーに設けました。実際に長谷部選手が使ったスパイクや直筆サイン入りのユニフォーム、そして南アフリカ大会の時に市民が寄せ書きした大きな日の丸が目に飛び込んできます。6月21日まで展示していますので是非皆さんご覧ください。
また発行部数134万部を超える著書「心を整える」も展示してあります。書店に並ぶ本は青いカバーなのですが、ここに展示してあるものはカバーが「藤色」。以前長谷部選手が開催したチャリティーイベント会場で販売された限定本なのです。「心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。」周りのボルテージは上がりますが、長谷部選手は力を抜いて自然体で試合に臨み、きっとブラジル行きの切符を掴んでくれると思います。頑張れ長谷部選手!輝け藤枝の星!!また笑顔でお会いしましょう。

藤枝市青少年問題協議会を開催

2013年05月27日 | ちょっと一言
本日、平成25年度の第1回藤枝市青少年問題協議会に会長として臨みました。
協議会の委員には、教育長、警察署長、小・中・高の校長などの関係行政機関や、教育委員、PTA連絡協議会、保護司会など、学識経験者で組織する団体の代表者で構成されています。
協議では、青少年の非行防止や健全育成に向けた、各団体の今年度の活動計画を発表し意見交換を行いました。
最近は、携帯電話やインターネットの普及に伴って、青少年が被害に遭う事例が多発しており、深夜徘徊や脱法ハーブなどの非行や不良行為、さらには風俗絡みの犯罪など、青少年に関する事件報道も後を絶ちません。
その要因の一つとしては、社会生活での基本ルールの軽視や、他人への配慮や責任感の欠如などのほか、家庭や学校、地域での人間関係が希薄化していることなども、現代社会の悪しき風潮として、マスコミでもよく取り上げられています。
青少年の健全育成には、地域の絆づくりなどを通じて環境を整備していくことが必要であり、本協議会のように関係機関・団体が連携して問題意識を共有し、解決策を講じていくことが重要な意味を持つと考えます。
本市の未来を担う若者たちが、豊かな社会性と優れた創造性を培い、心身ともに健康でたくましく成長できるよう、より一層の力を注いでまいります。

“不法投棄監視パトロール出発式”を行いました

2013年05月24日 | ちょっと一言
今日、早朝に、不法投棄監視パトロール出発式を行いました。
市では、毎年、この5月下旬から6月にかけて、「ごみ削減推進・不法投棄キャンペーン」として、環境美化及び不法投棄撲滅への取り組みを強く推進しています。
市としては、不法投棄については絶対許す訳にはいきませんので、その取り締まりには、環自協(環境衛生自治推進協会)の皆さんに大変なご尽力をいただき、力を注いでおります。
そのため、昨今件数は減少していますが、環自協会長さんに伺うと、「相変わらずのところに、相変わらず不法投棄がある」ということで、一部の人のそうした不法行為には、本当に残念に思います。
不法投棄は、景観を損ねるのはもちろんのこと、自然環境にも悪影響を及ぼすことが懸念されており、「環境日本一」を掲げる本市として、このような住環境や自然環境を脅かす行為を見過ごさず、厳正な態度で望んでまいります。
不法投棄の防止・撲滅には、早期発見・早期対応による未然防止と拡大防止が大変重要で、そのためには、市民の皆さんの厳しい目が大きな抑制力となります。
市民総ぐるみで、不法投棄撲滅に向けて、取り組んでいきましょう。

土曜会を開催しました

2013年05月23日 | ちょっと一言
本日出席した会議の名前は「土曜会」といいます。「木曜日なのに土曜会?」と思われるでしょうが、以前土曜日が「半ドン」だった時に、午後の時間を使って会議を行っていたことに由来します。
さてこの土曜会、どのような会議かというと、“国・県・市町等の施策等について情報交換を行い、相互の理解と連携を高め、地域の振興に寄与する”ことを目的に、年に3回ほど開催しています。藤枝総合庁舎内の県の機関の長、警察署長や公私立の高校の校長先生、郵便局長、税務署長など、本市に関係する官公署等の長、大学・高等学校の長及び県議会議員が会員であり、大変多岐にわたります。恐らくこのような集まりは他市には無いのではないでしょうか。
一見業務上関わりが無い様な会員同士でも、ジャンルにとらわれず様々な分野の情報交換ができるのがこの会の特徴。今回、市からは先日のブログでも紹介した「ふじえだ教師塾」について、他の会員からは静岡空港の事、多発する自転車事故のこと、県議会ホット情報などなどたくさんの情報を交換しました。
各機関のトップ同士が顔なじみであり、色々話せる間柄というのは様々な施策を進める上で大変重要なポイントだと思います。これからも横の連携を大事にし、物事を柔軟に対応していける体制を作っていきたいと思います。

出水期を前に、水防訓練を実施しました!

2013年05月22日 | ちょっと一言
本格的な出水期を迎えるにあたり、藤枝市消防団、市内建設業組合の皆さん、そして関係する市職員が参集し、自治会、町内会の皆さんが見守る中、水防訓練を実施しました。
昨年は、7月に九州北部を中心とした最多雨量816ミリを記録する九州北部豪雨が発生し、26名の尊い生命が失われました。気象庁が最大級の警戒を呼びかけたことは記憶に新しいかと思います。 
幸い本市では、ここ数年大きな水害は発生していませんが、局地的なゲリラ豪雨や台風などに加え、竜巻と思われる気象現象も発生するなど、自然災害はいつ、どこで、どんな形で猛威を振るうか推測は困難であり油断できません。適切な監視が必要です。
今回の訓練に参加された皆さんは、ご自分の仕事の傍ら、いざ災害が発生した時には、昼夜を問わず、防災活動に従事してくださる方々です。皆さん真剣な面持ちで、本番さながら、水防工法に取り組んでいただきました。
6月に入りますと、本格的な出水期となり、なお一層の警戒が必要となります。今回の訓練が、いざという時、市民の皆様の尊い生命と財産を守るため、訓練に参加された皆さんのますますのご精進に期待しております。そして訓練お疲れ様でした。

東海市長会に出席しました

2013年05月21日 | ちょっと一言
第116回東海市長会通常総会に出席しました。
この会議は、東海地区の市長が様々な情報交換や国への要望等を決議するため、毎年、5月と10月に開催されています。
今回は静岡市が幹事市。静岡市内のホテルに愛知・岐阜・三重・静岡の市長が一堂に会し、活発な意見交換が行われました。
現在、地方自治体を取り巻く状況は厳しいものがあります。地方分権改革の推進や社会保障制度改革への対応、地方公務員給与制度の問題など、基礎自治体単独では解決できない課題があります。
会議ではそうした課題、全部で10議案の審議を行い、国に要望していくことになりました。なかでも次の2つ、「真の地方分権の推進に関する決議」と「地震・津波等防災対策の充実強化に関する決議」には、今回の大きな柱です。本会の決議とし、国に強く訴えていくことになりました。
こうした諸課題への対応については、個々の自治体では限界があり、各自治体が力を合わせて連携を密にし、頑張っていく必要があります。
この日は、会場のホテルから世界文化遺産への登録が近づいた富士山も綺麗に眺められ、のどかな穏やかな気候でしたが、東海地区の市長が、しっかりと国に進言をしていくための固い決議が行われた、大変有意義な会議になった一日でした。

続・合言葉は「もったいない」!!

2013年05月20日 | ちょっと一言
5月18日19日の両日、蓮華寺池ホールにて、環境フェスタ“もったいない”2013 in ふじえだを開催しました。
“楽しみながら環境について考える”をコンセプトに「循環型社会の構築」「低炭素社会の実現」「自然共生」の3つの基本理念に基づいた、環境行動を起こすきっかけづくりのイベントです。“古着リメイクファッションショー”や、不用品交換“ふじえだクルクル市場”、形が不揃いないわゆるB級野菜が景品の“もったいないスタンプラリー”など多くの親子連れで大賑わいでした。
この「もったいない」という言葉、私もそうですが、皆さん普段何気なく使っていますよね。しかしこの言葉、日本人の心の美しさを表すとても素敵な言葉だと言われています。「もったいない」とは、先日のブログでも紹介した、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)の“環境3R”を一言で表すだけでなく、命の大切さや、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉で、他国の言語にはこのような言葉は無いようです。
本市は、「もったいない」をキーワードに、すべての市民が環境問題に「気付き」「学び」「行動する」日本一の環境行動都市を目指しています。日本人の心の深層に流れる「もったいない」の精神をクローズアップし、この藤枝から地球の環境を守っていきたいと思います。