藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

市立総合病院の若手職員による「病院改革・改善プロジェクト」が始動

2009年05月29日 | ちょっと一言
20代、30代の若手医師、看護師、技師、事務職10人が一丸となって、プロジェクトチームを立ち上げ、この度、私と病院長に対して、病院改革に向けての決意表明を行ってくれました。
地域医療の確保・病院経営の健全化は、本市の最重要課題であり、私自身、その課題解決に心血を注いでいます。それだけに、若手職員の「われわれ一人ひとりの手で、病院改革を実現しよう」との熱意と行動力に、同じ方向を向いていることを実感し、本当に嬉しく思いました。
プロジェクトリーダーの鈴木一周 心臓呼吸器外科長が「積極的に病院経営に参画し、病院を変革する原動力とならなければならない。若さと情熱でチャレンジしていく。」との決意表明文を、私の前で読み上げました。その姿を見ているうちに、感動で、思わず込み上げてくるものがありました。
市立総合病院の経営改善への取り組みは、今が正念場です。若手職員のみなさんのこの取り組みが、市立総合病院に新しい風を吹かせてくれるものと確信しました。

藤枝順心中学校・高等学校で、講話をしました

2009年05月28日 | ちょっと一言
藤枝順心中学校・高等学校からの招きにより、先日(25日)、同校の講堂で講演してきました。同校の後援会長に私がなっている縁で頼まれたものです。授業の一つとして、中学1年から高校3年までの全校生徒を対象に講話をしました。
12歳から18歳の子どもたちが対象なので、どんな話をしたら興味を持ってくれるか、あれこれ考えました。いろいろある題材の中で、今回は、私を変えた幾つかの出会いを紹介しながら、「人との出会いの大切さ」についての話をしました。
人は一生のうちに多くの人たちと出会いますが、一つひとつの出会いがとても大切です。その出会いが人生に大きく影響したり、自分を変えるきっかけになったりすることがあるからです。
講話のはじめは、生徒さんたちの硬さをどうほぐそうか、少し戸惑いましたが、話しているうちに、表情も徐々に柔らかくなり、目も少しずつ輝いてきているのをひしひしと感じ、私自身、ホッとすると同時に、とてもうれしく思いました。
中学や高校で講話をするのは初めてでしたが、同校の生徒さんたちの授業を受ける態度は、とても素晴らしく、感心させられました。
あっという間に授業終了の時間に。私の思いをどれだけ伝えることができたでしょうか。とわいえ、将来を担う子どもたちと、直接触れ合うことができたことを、とてもうれしく思い、学校を後にしました。

『祝』長谷部誠選手、ドイツ一部リーグ優勝おめでとう!

2009年05月26日 | ちょっと一言
藤枝市出身のプロサッカー選手・長谷部誠さんが所属するドイツ一部リーグのヴォルフスブルクが、リーグ初優勝を目指し最終戦でブレーメンと対戦。長谷部選手は先発出場し、先制ゴールにつながるアシストをするなど大活躍。ヴォルフスブルクは5対1で勝ち、見事なリーグ初制覇を成し遂げました。長谷部選手、本当におめでとう。
6月6日には、ワールドカップアジア最終予選のウズベキスタン戦があります。長谷部選手の熱いプレーが、きっとサッカー日本代表をワールドカップに導いてくれることでしょう。
長谷部選手のドイツでの優勝の祝福と、これからの活躍を願った特設コーナーを市役所玄関ロビーに設置しました。
本市は、県内では初めて日本サッカー協会と協定し、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」を実施しています。この教室は、小学校に元Jリーガーやスポーツ選手などを特別講師「夢先生」として迎え、夢を持つことの大切さや失敗を乗り越えて努力することの大切さなどを教えてもらいます。先日、第1回目として、朝比奈第一小学校で、元サッカー日本代表の澤登正朗さんを迎えて、「夢の教室」を実施しました。
子どもたちが輝くまちは、私の進める「元気なまち藤枝づくり」の大きな柱です。これからも、子どもたちが夢を持って健やかに育つことができるまちづくりに、一生懸命努力していきます。

水害に備え、藤枝市水防訓練を実施

2009年05月25日 | ちょっと一言
昨日(24日)、出水期を前に、水防活動における指揮・命令系統の徹底と水防技術の向上を目的とした水防訓練を、瀬戸川ふれあい大橋下流の河川敷で行いました。
訓練には、消防団員、市建設業組合の組合員、市消防署員、市職員など、およそ700人が参加。堤防決壊のおそれを想定し、改良せき板工法や月の輪工法、積み土のう工法などの工法訓練に取り組みました。
訓練開始時から小雨が降っており、途中からは雨脚も強くなるという悪天候。参加者は激しい雨の中、本番さながらに、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
もうじき梅雨に入ります。これからの時期、長雨や集中豪雨などによる災害が心配されます。昨年は、全国各地でゲリラ豪雨が発生し、大きな災害に見舞われた地域もありました。今年は、そうしたことのないよう、切に願っています。
市役所でも、大雨注意報が発令された時は、休日、夜間にかかわらず、職員が待機をしています。みなさんも、万一の風水害に備えた危機管理をお忘れなく。

富士山静岡空港の内覧会に参加しました

2009年05月22日 | ちょっと一言
いよいよ6月4日に富士山静岡空港が開港します。それに先立ち、今日、関係者を対象とした旅客ターミナルビルの内覧会が行われ、私も出席してきました。
参加者は約250人。内部については関係者への初公開です。
本施設は鉄骨3階建てで延床面積は1万1,400平方メートル。1階は、総合案内所やチェックインロビー、到着ロビー。2階は、出発ロビーや搭乗待合室、そして、土産物店。店内では県内各地の名産品がところ狭しと並べられていました。本市で一押しの藤枝茶:「藤枝かおり」や「藤枝めぐみ」も陳列されています。3階は、食堂と展望デッキ。あいにくの小雨模様で、富士山は見えず残念でしたが、晴れていれば、美しい富士山が堪能できるとのこと。
施設内では、職員が忙しそうに準備に追われており、開港間近のムードがひしひしと伝わってきました。
展望台から一望をした折、マスコミ2社からインタビューを受けましたが、「この空港事業の一端を担ったものとして、感慨ひとしお、胸に迫ってくるものがあります。」と答えました。
ぜひ、富士山静岡空港が多くのみなさんに利用され、喜ばれることを切に願っています。
6月8日には、本市との友好交流を進めている韓国の楊洲(ヤンジュ)市訪問団が、ここ富士山静岡空港を利用し、来藤します。身近に空港ができたことで、これからは、国外との関係をも視野に入れた行動も必要となってきます。大交流時代の始まりを肌で強く感じながら、空港を後にしました。

友好都市の深谷市から「ゆり」が届きました

2009年05月19日 | ちょっと一言
先日、埼玉県深谷市から「ユリ」の切花が届きました。深谷市は、旧岡部町との合併時に締結をした新しい友好都市です。
以前、旧岡部町が、埼玉県岡部町(おかべまち)と同じ名前という縁で友好都市の締結をしており、その岡部町(おかベまち)が深谷市と合併。その縁で、今年1月1日、旧岡部町との合併時に、あらためて深谷市と藤枝市が友好都市の提携をしました。
深谷というと、白い部分が柔らかくておいしい「深谷ねぎ」の産地というイメージですが、実は切花の産地でもあり、いろいろな花が生産されているようです。なかでも、「ユリ」と「チューリップ」に関しては、全国でも指折りの一大生産地とのこと。
いただいた「ユリ」は、花びらがレモン色、甘~いやさしい香りがします。ここ数日、華やかな「ユリ」の甘くてやさしい香りに包まれて仕事をしています。
深谷市でも、「藤枝茶」の爽やかな香りに包まれていることと思います。
今日でブログが丁度、百回目。その記念となるブログが友好都市の深谷市からの百合の話で、百回目に合った話で、うれしく思います。

「新型インフルエンザ」が国内で発症

2009年05月18日 | ちょっと一言
神戸、大阪での新型インフルエンザの発症を受け、本市においても、本日早朝、関係部局長などを集め、対策本部会議を開催しました。
国は、国内での発症に伴い、新型インフルエンザ行動計画の対策レベルを第2段階(国内発生早期)に移行することを決定しました。第2段階は、国内発生早期との位置づけで、国内の感染拡大を出来るかぎり抑えることが目的です。本市でも、今後、国、県と十分連携を図りながら、新型インフルエンザの発生に備えた対応をしてまいります。
今回の新型インフルエンザの一番の特徴は、まだ免疫を持っている人が少ないため、普通のインフルエンザよりも多くの人たちに感染しやすいことです。感染しないためには、私たち一人ひとりの普段の生活の中で、予防を心掛けることが大切です。
みなさん、外出先から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう。また、外出時に、マスクを着用することも有効な予防手段の一つです。
発熱とか咳などのインフルエンザが疑われる症状がみられる人は、慌てて病院に行く前に、まず、中部保健所(644-7410)か市健康推進課(645-1111)にご連絡ください。

「中部看護専門学校」で載帽式を行いました

2009年05月12日 | ちょっと一言
今日、5月12日は「クリミアの天使」と言われ、近代看護学の普及に尽力したナイチンゲールの誕生日。日本では、『看護の日』になっています。この日に合わせ、中部看護専門学校で戴帽式を行いました。
戴帽式は、看護学生となって1年、看護師の道への決意を新たにする式典です。ナースキャップを与えられた生徒たちが、キャンドルをかかげ、看護する相手の立場に立ち、思いやりの心をもった看護師になることを誓います。
今年、戴帽式に臨んだのは男1人、女40人の計41人。戴帽生の代表から誓いの言葉があり、看護師の象徴であるナースキャップを与えられた感激や、真摯に看護の道を目指している彼女たちの気持ちがジーンと伝わってきて、私も感動してしまいました!!
これから本格的な現場実習が待っていますが、辛かったり、悩んだりすることもあるでしょう。でも、今日の気持ちを忘れずに、患者さんに信頼される優しい看護師を目指し、頑張ってほしいと思います。
本地域の健康を守る一翼を担う彼女、彼らに大いに期待しています。
医師不足、看護師不足が叫ばれている昨今、中部看護専門学校の大切さを改めて感じた一日でした。

「藤枝市防犯協会」の総会を開催しました

2009年05月11日 | ちょっと一言
今日、藤枝市防犯協会総会を藤枝警察署で開催しました。昨年の藤枝市内における犯罪の発生件数は約1,300件。そのうち、自転車盗、車上狙い、空き巣、部品狙いなどの窃盗犯罪や落書きなどの器物損壊の街頭犯罪が、全体の7割以上を占めています。それ以外では、不審者事犯やお年寄りを狙った振り込め詐欺事犯の報告もありました。
こうした身近に起きる犯罪を抑止するためには、「地域のことは地域で守る」という市民一人ひとりの自主防犯意識の高揚が大切です。
本市では、地域全体の防犯意識を高めるために「防犯まちづくり条例」を制定し、4月1日から施行しました。また、市民にタイムリーな防犯情報を提供するため、「藤枝パス&シュートメール」の配信も、防犯協会が中心となって、同日(4/1)日から開始しました。このメールは、会員登録をした人の携帯電話に、変質者や不審者などの出没情報、空き巣などの犯罪発生情報をすばやく配信するものです。どなたでも会員登録ができますので、ぜひ、ご利用ください。(会員登録の方法の詳細は市のHP(防災・防犯速報)をご覧ください。)
今日は、午後7時から青少年補導員の委嘱式もあります。補導員のみなさんには、本市の防犯活動の一翼を担っていただき、繁華街や公園の夜の見回りなど、大変なご尽力をいただいています。
「誰もが安心して暮らせるまち」は本市の基本方針「元気なまち藤枝づくり」の大きな柱。
今後も、市民のみなさんの力を結集し、安全で安心なまちを築いていきましょう。

「あんすこ」って何か知っていますか?

2009年05月08日 | ちょっと一言
みなさんは、「あんすこ」という言葉を聞いたことがありますか。「あんすこ」とは、地域包括支援センターの愛称である「安心すこやかセンター」をさらに縮めた略称のことです。
「あんすこ」は、介護の悩みや健康への不安など、福祉について、日頃感じている問題の身近な相談窓口です。市が業務委託し、現在、本市には、地域ごとに7ヵ所(グリーンヒルズ藤枝、開寿園、ふじトピア、市社会福祉協議会、第2開寿園、愛華の郷、亀寿の郷)の施設内に設置しています。それぞれの「あんすこ」で、主任ケアマネージャー、保健師(看護師)、社会福祉士の3人が専門職チームを組み、みなさんからの相談に総合的に当たっています。
 知っているよという人も多いでしょうが、「あんすこ」そのものの認知度は、低い気がします。
高齢化が進む中、高齢者のみなさんが住みなれた地域で、いきいきと暮らすための環境づくりは、本市にとって重要な施策のひとつです。今後も、市の取り組みを、もっともっと、みなさんに知っていただくよう、さまざまな機会を通じて情報発信していきます。
福祉についての悩みや相談事がありましたら、お近くの「あんすこ」にお気軽にお立ち寄りください。