藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

祝 内谷三輪(うつたにみわ)公園 開園!

2013年07月31日 | ちょっと一言
このほど、岡部地区の内谷三輪公園の開園式を行い、オープンを祝いました。
この公園は、地元の皆さんと行政がワークショップを行って、この地域の未来像を描き進めてきた計画を、平成20年度から、周辺の道水路とともに5カ年の歳月をかけて整備を進めてきました。
公園内には、大きな「芝生広場」や、お子さんと遊具で楽しめる「わんぱく広場」、壁打ちやバスケットゴールのある「プレイコート」、「多目的広場」などを設けてあり、駐車場も30台分整備され、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年代の方々が思いのままに楽しむことができる公園となっています。
公園が有する機能は、人々に「憩い」や「安らぎ」を与えるばかりでなく、「健康づくり」や「地域コミュニケーションの場」としての役割があります。また、地震災害が心配される中、避難場所など防災機能としての重要な役割も担っています。
この内谷三輪公園は、これらすべてを兼ね備えた公園として、きっと地域の皆さんに末永く愛されていくことでしょう。
岡部地区には、この公園をはじめ、先に完成した体育館や岡部図書館、そして、来年には内野本陣の歴史的復元が竣工するなど、まちの拠点が次々と整備されてきています。
市民の皆さんも、内谷三輪公園、そして、岡部地区をぜひ訪れてみてください。

もっと安心して住めるまちへ~救急センター起工式~

2013年07月30日 | ちょっと一言
7月25日、藤枝市立総合病院の正面駐車場に建設する「救急センター」の起工式が行われ、関係の皆さんとともに工事の安全を祈りました。
平成7年の藤枝市立総合病院の新築移転以来、当院の救急医療室は沢山の人々の貴い命を救ってきました。昨年度だけでも、のべ4200台以上の救急車、1万7000人を超える救急患者を受け入れました。しかしながら駿河台に移転後、すでに18年余りが経過したことによる老朽化、また現在の救急治療室は少し手狭で、その機能を十分に発揮できなくなりつつある現状があります。
それに加えて、最近の感染症対策のためには、重症救急患者さんを受け入れるための隔離診察室や救急治療室などが求められていることもあり、今回新たに救急センターを建設することになったのです。また、災害時に対応する設備や資材を備蓄する災害拠点病院としての機能も持つ施設にもなります。
このセンターは、救急・災害医療に力を注ぐ本市にとり、シンボルとなる施設とも言えます。藤枝市民はもとより、志太榛原地域の安全・安心をしっかりと支えるために大変意義がある、心強い“地域医療の核”となる施設だと考えています。
地元の皆さん、ご来院の皆さんには工事期間中大変ご迷惑おかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解ご協力をお願いします。
平成27年春、藤枝の“安心”がまたひとつ増えます。


このような建物ができる予定です。

交換学生がペンリス市・楊州市に出発

2013年07月29日 | ちょっと一言
子どもたちは長い夏休みに入りました。この期間、思い思いに楽しく過ごしてほしいと思いますが、使いようによっては、貴重な体験や学習を通して、身も心も大きくなれる大切な期間とも言えます。それぞれが夏休みならではの計画で、有意義な生活を送ってほしいと願っています。
さて、先日、市役所では、この夏休みを利用して、交換学生としてオーストラリア・ペンリス市(姉妹都市)を訪問(7/27~8/16)する高校生4人と、韓国・楊州(ヤンジュ)市(友好都市)を訪問(7/27~8/4)する中学生4人・高校生2人の壮行会を行いました。
交換学生は行き先でホームステイをし、沢山の異文化を学ぶとともに、学生との交流や施設の見学などを行ってきます。
この日は、一人ひとり、私に抱負を語ってくれましたが、どの子も目を輝かせ、海外のことを知ろうとする意気込みがひしひしと伝わってきて、とても心強く感じました。
国際化の時代、海外を訪問し、自分が知らない世界で色々な体験することは、将来を担う子どもたちにはとても大切なこと。こうした交流を通じて、視野を広め、自分を磨き、国際化に対応するグローバルな人間になってほしいと思っています。

ここがみどころ!藤枝の歴史

2013年07月26日 | ちょっと一言
15年間という長きにわたる、本市の市史編さん事業に区切りがつき、その集大成として『図説藤枝市史』が刊行されました。7月2日の販売開始からまだ1カ月経っていないにもかかわらず、既に700冊以上も皆さんに購入していただいていると聞いており、大変うれしく思います。
7月20日(土)には、『図説藤枝市史』刊行記念の公開講座を開催し、150人を超える市民の皆さんにお越しいただきました。参加された皆さんの歴史への関心の高さをひしひしと感じました。
講座の中でもお話がありましたが、この市史編さん事業で歴史を紐解く中で、今までの定説を覆すような発見もあったとのことです。一例を挙げれば、奈良時代の万葉集に「志太の浦を朝漕ぐ船は・・・」という歌が収められています。では、その“志太の浦”とはどこにあったのか。今までは大井川の河口辺りや焼津の海岸部など諸説がありましたが、今回の市史編さんを通じて、数々の文献や地籍図を分析するなかで、もっと内陸部の瀬戸川右岸、現在の藤枝市築地や焼津市小土・小柳津辺りに広がっていた低湿地帯が、志太の浦の位置として有力だということがわかってきたとのことです。まさに“地域史を塗り替えた”研究成果といえるでしょう。
開講に先立ち、編さん事業にご尽力いただいた市史編さん専門委員と顧問の先生方の労をねぎらい、感謝状をお渡ししました。今回の事業を通じ、郷土の歴史に関心をもち、藤枝をますます好きになってくれる人が一人でも増えれば、苦労も報われるのではないでしょうか。編さんに携わってくださった先生方、お疲れさまでした。ありがとうございました。

志太3市のさらなる連携を!

2013年07月25日 | ちょっと一言
このほど、染谷島田市長と中野焼津市長、そして私とで、志太3市の初めてのトップ会談を島田市役所で行い、お互いの連携と協力関係の強化について確認しました。
焼津・藤枝・島田は歴史的に繋がりが深く、また、志太地域として住民の生活圏、経済圏は一体で、私たち基礎自治体は、今後、道州制の導入による役割の拡大や人口減少・超高齢化社会への対応の中で、より一層、自治体間の広域連携が求められてきます。
そのような中、市民サービスの向上や交流の拡大、そして共通する行政課題の解決に向け、この会談で3市長の協力体制を確認できたことは、画期的な出来事であると思います。
具体的な連携の取り組みとしては、まず、住民の安全・安心を確保すること。大規模災害に備え、焼津市と本市で先行実施している被災者支援として、避難所や要援護者福祉避難所等の施設の相互利用など、危機管理体制の連携施策を島田市へ拡大検討していきます。また、浜岡原発との安全協定など、UPZ(緊急防護措置区域)圏域の他市町にも働きかけていきます。
そして、3市には両東名、国道、富士山静岡空港など、主要な交通インフラが集中しています。この地理的利点を最大限に活用し、交流人口の拡大を目指して、3市が協力して広域観光の推進に取り組んでいきます。
次回の会談は本市での開催です。この「志太3市市長会談」を良き機会として、志太地域のさらなる発展を目指して、お互いの連携・協力関係を密にして、施策に取り組んでまいります。

企業訪問&自治会連合会視察研修&深谷市訪問

2013年07月24日 | ちょっと一言
先日、少し厳しい行程でしたが、2日間をかけて東京経由で深谷市(友好都市)に行って来ました。
1日目は、本市で事業を行っている企業の本社(東京)の社長さんへの訪問。これまでも何社か訪れていますが、この日面談したのは(株)明治、日清紡ホールディングス(株)、(株)科研製薬の社長さんです。
新たな企業への誘致活動も大切ですが、私は、現在、本市で事業を展開している企業に、より本市に愛着を感じてもらい、末永く本市で事業展開をしてもらうことが、とても重要であると思っています。
各社長さんとの面談では、多くの藤枝の魅力を発信させていただくとともに、各社長さんからも、いろいろと有意義なお話を聞くこともでき、私自身、大変勉強になりました。
その後、秩父市内の宿泊所で、深谷市への視察研修を終えた本市自治会連合会の皆さんと合流し、膝を交えての意見交換。各自治会長からは、地域を良くしようという気持ちがひしひしと伝わり、大変嬉しく思いました。
2日目は、本市と友好都市である埼玉県深谷市に向かい、小島進深谷市長と面談し、両市の市政経営上の課題などを意見交換するとともに、今後、両市の交流をさらに深めていくことをお互いに確認いたしました。
帰り道、2日間の強行日程でしたが、勇壮で美しい「世界文化遺産」の富士山が、私の疲れを癒してくれました。

祈・優勝!~全国自治体職員サッカー選手権大会~

2013年07月23日 | ちょっと一言
7月27日から秋田県にかほ市で行われる第42回全国自治体職員サッカー選手権大会に出場する、本市サッカー部の壮行会を行いました。42回連続出場で、3大会連続28回目の優勝を目指すこの大会は、市役所サッカー部にとって特別な大会。部長や監督からも「必ず優勝旗を持ち帰ってくる」と力強い言葉がありました。
藤枝市役所サッカー部が外のチームより強く持つもの、それは“誇り・自信・プライド”です。選手は皆ほかの職員と同じように勤務し、練習は平日夜や休日に行っています。限られた時間の中で最大限の力を引き出し、結果を出しているのは、やはり“誇り・自信・プライド”があるからだと思います。
そして強い精神力。酷暑の中で前後半70分間走り続けると、体力的には限界に近づきますが、そんな時、体を突き動かすのはやはり「自分だけが苦しいのではない」という“気持ち”だと思います。心技体の“心”が非常に重要で、“絶対に負けられない戦い”であるという重圧を力に変える、強い気持ちが藤枝市役所サッカー部にはあります。
市内には男女ともにサッカーの強豪チームが数多くありますが、それらチームを、我が藤枝市役所サッカー部が牽引していくんだという気概を持って今大会、そして普段からも臨んで欲しいと思います。
壮行会の最後に、優勝を祈願して万歳三唱をしたのですが、次の万歳は優勝を祝しての万歳になることを信じて、期待しています。 

瀬戸谷温泉ゆらくが10周年を迎えました!

2013年07月22日 | ちょっと一言
皆さん、いつも「瀬戸谷温泉ゆらく」をご利用いただきありがとうございます。
このたび、平成15年7月のオープンから10周年を迎え、記念式典が催されました。10周年に合わせて、この日、皆さんから強く要望のあった「人工炭酸泉(ラムネ風呂)」がお目見えし、「ゆらく」に新たな魅力が加わったことで、楽しみに来られたお客様で駐車場は朝から満車状態でした。
「瀬戸谷温泉ゆらく」は、瀬戸谷地区の観光施設の中心として、市民の皆さんの健康増進と地域の活性化を目的として設立し、現在は指定管理者である㈱ふるさと瀬戸谷が舵取りを行っております。
瀬戸谷地区活性化の中心的施設でもあり、地区全体で10周年を祝おうとイベントも行われ、瀬戸谷小 児童太鼓の可愛らしくも勇壮な演奏や、STYせとやフラガールズ88のダンス披露、せとやコロッケの販売など、瀬戸谷地区を大いにアピール。
訪れたお客様には温泉はもとより、瀬戸谷ならではの食や体験を楽しんでいただき、瀬戸谷地区をもっと知っていただく、よいきっかけとなったのではないかと思います。
「瀬戸谷温泉ゆらく」で、日々の疲れを癒し、心身共にリフレッシュして、明日の活力への糧としていただくよう、これからも市民の皆さんだけでなく、近隣市町からも広くご利用いただき、皆さんから愛され続ける施設となることを期待しています。

局地性の急な強い雨にご用心!!

2013年07月19日 | ちょっと一言
ここ数日、猛暑が続いています。
全国各地で多くの人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されており、熱中症には十分気をつけてほしいと思いますが、同時に、今、日本を覆っている大気の状態は大変不安定で、局地性の強い雨や雷雨が心配されています。
県内でも、17日夜から18日未明にかけ、各地で激しい雨が降り、床上、床下浸水が確認されたほか、土砂崩れによる道路の通行止め、クルマの浸水トラブルなどの大きな被害が出ており、本市でも床下浸水や道路への冠水など、被害が発生しました。
こうした局地性の大雨は、急激な強い雨が降り、降った雨が低い場所に一気に流れ込むため、総雨量は少なくても、十数分で甚大な被害が発生することがあります。
急に天気が崩れる兆しとして、真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなったり、雷音がなったり、雷光が見えたり、ヒヤッとした冷たい風が吹き出したとき、こうした状況となります。
市民の皆さん、空模様の急変には用心をお願いします。また、竜巻などの突風などにも、十分な注意が必要ですね。

一筆入魂~全国高校総合文化祭・書道の部出場~

2013年07月18日 | ちょっと一言
先日、長崎県佐世保市で行われる全国高等学校総合文化祭の書道部門に作品を出品する、静清高校3年の杉本翔さんが大会にかける意気込みを語ってくれました。ご覧のとおり、ダイナミックな“壁”の一字。壁を打ち砕きながら前に進む決意が込められているとのことです。
実は杉本さん、先日のブログ「夏の交通安全県民運動」で“静清高の生徒さんが“交通安全宣誓”をした“と紹介しましたが、その中の一人でもあるので、私とは二回目の対面となりました。
野球の強豪校として静清高校は知られています。春の選抜高校野球出場時には私も甲子園に応援に行き、目の前で嬉しい1勝を見ることができました。書道と野球、文武両道を感じさせる勢いがありますね。
生徒さんたちは、大学・専門学校への願書提出や就職活動時の履歴書作成時など、これから字を書く機会が増えるでしょう。“人は見た目が9割”という研究結果があるそうですが、字も同じだと言えます。せっかく良い内容であっても、字から受ける第一印象でこの後も読み進めようか、やめてしまおうかと判断される場合もあるかもしれません。パソコン・ワープロ全盛の時代ですが、ここぞという時には手書きで気持ちのこもった字が書けるかどうかはとても大事なことだと思います。そのような意味で杉本さんの高文祭出場は大変意義深いものがあると思います。良い結果の報告を是非聞きたいです。
“壁”を打ち破った後に書く字は何でしょう。大変興味があります。