藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

病院改革・改善プロジェクトチームが提案内容を発表

2011年03月30日 | ちょっと一言

病院改革・改善プロジェクトチームが、「病院(職場)への愛着を高めるためには」をテーマに取り組み、提案をまとめ発表してくれました。

プロジェクトチームのメンバーは、医師、看護師、放射線技師、事務職員の10名で、普段は、市民の皆さんの健康を守る医療の最先端の現場で働く若手職員です。

提言では、余裕を持って仕事ができるよう、特に医療系職員の人員確保策を模索することや職員のケアについての提案と、職員の満足度を向上させる努力が病院発展の鍵になるとの提案がありました。

私は、これまでにも市民の皆さんが安心して安全な医療が受けられるよう、市立総合病院の経営改善に力を入れ、様々な対策を講じてきましたので、職員自らが真剣に病院の改革や改善を提案してくれることを、大変嬉しく思います。

市民の皆さんには、病院経営等についてご心配をいただいていますが、着実に改善が図られてきています。また、病院機能評価についても、全国でも数少ない高い評価をいただいています。これも、市民の皆さんのご協力や支え、職員の努力によるものと思っています。

今後も、より信頼され、頼れる病院づくりに活かせるよう、提案内容を実現していきたいと思います。


“東日本大震災復興支援”bjリーグ公式戦が開催されました

2011年03月28日 | ちょっと一言

日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の浜松・三河フェニックス対秋田ノーザンハピネッツの公式戦が、県武道館で開催されました。

bjリーグの公式戦は、東日本大震災により一時中断していましたが、「日本復興に向け、出来る人間が、出来ることを、出来るときから始めよう。」との浜松・三河フェニックス球団の方針に基づき、地震により活動中止に追い込まれた埼玉ブロンコスに変わり、秋田ノーザンハピネッツとの対戦が実現したものです。

フェニックスチームは、浜松市と愛知県三河地区に本拠地を置くチームです。県中部地区での公式戦は今回が初めてで、試合を楽しみにしていました。この試合を主管した志太榛原バスケットボール協会の計らいで、初めてトスアップを体験しました。コートの外で見る分にはさほど大きく感じなかった選手たちですが、近くで見る選手は皆2mを超える身長で圧倒されます。思い切りボールをあげたつもりでしたが、ジャンプするどころか簡単にはじき飛ばされてしまいました。

会場には、多くのファンやお客さんがつめかけ、特に小中学校の子どもが多かったのには驚きでした。きっと、部活でバスケットボールをやっている子や興味がある子が観戦に来たものと思いますが、試合が始まると1つ1つのプレーに大きな声援を送っていました。そんな子どもの姿を見ますと、スポーツに限らず、第一線で活躍している人たちから、見たり、学んだりする機会を作ってあげることが必要だなと感じました。

私は、プロのバスケットの試合を観戦するのは初めてで、攻守の切り替えのスピード感、パスやシュートの正確さ、格闘技にも似た迫力や力強さなど、いつの間にか試合に引き込まれてしまいました。試合前のアトラクションや試合中のタイムアウト、ハーフタイムなどに、観客を飽きさせないように盛り上げるチアリーダーの存在は、他のスポーツにはない華やかさも感じました。

大震災で私たちの気持ちも沈みがちですが、選手の気迫のこもった試合を観戦して、勇気や元気をもらったような気がします。被災地は、依然過酷な状況が続いていますが、「日本復興に向け、出来る人間が、出来ることを、出来るときから始める。」そんな時期が来たのではないでしょうか。そんなことを思いながら会場を後にしました。


緊急消防援助隊が被災地で救助活動

2011年03月24日 | ちょっと一言

 東日本大震災で被災した方々の救助にあたるため、緊急消防援助隊を被災地に派遣しています。

今回の地震は、規模が大きかっただけでなく、未だかつて経験のない大津波が広範囲で発生し、多くの死者や行方不明者を出しました。一刻も早い救出が求められ、地震発生の3月11日に中部地区5消防本部で編成した緊急消防援助隊として、消防職員11人を現地に派遣しました。その後も、交替で職員を派遣しており、現在、第5次隊が現地で活動しています。

援助隊は、現地で野営し早朝から夜遅くまで過酷の中で活動しています。

現地から戻った職員の報告を聞きますと、テレビで見るより悲惨な状況で、野営地から救助活動をする場所まで行くのにも大変苦労したようでした。また、原子力発電所の事故による放射線レベルにより、救助活動が中止されたりと、救助活動が思うように進まなかった日もあるようです。現地は、まだまだ気温が低く、避難生活も長期化しており、被災者の健康状態が心配されるとの報告もありました。

 本市では、緊急消防援助隊以外にも応急給水応援として、水道職員4名が被災地に向け派遣しています。今後も、この国難を乗り切れるよう支援していきます。

全国各地でまた、各国・各界から救援の輪が広がっております。市民の皆さまも今一度、災害に対する準備をしていただくとともに、温かいご支援をお願いします。


災害時における地質調査等業務委託に関する協定を締結

2011年03月22日 | ちょっと一言

地質調査などを業としている事業所によって組織している、静岡県地質調査業協会と「災害時における地質調査等業務委託に関する協定」を、県及び政令市を除く県内市町で初めて締結しました。

これは、今年の2月に協会から「災害時における応援協力について」のお話をいただき、今回の締結となったものです。

 時あたかも東北地方で大震災があったばかりですので、こうした協定を締結できたことは、市民の生命と財産を守る市としては、大変心強くありがたいと思っています。

 地震をはじめ風水害などの災害が発生しますと、応急対策が必要な場合があります。このようなとき、今回の締結により、市の求めに応じた迅速な調査が可能となり、早期の対策が図れ、市民の皆さんの安全が確保されることになります。

 災害は、いつ起こるかわかりません。毎年、各地で見舞われる豪雨災害、再来周期からするといつ起こってもおかしくない東海地震など、いざと言うときのために普段からの備えが重要です。 

今後も、市民の生命と財産を守るために、いろいろな分野で災害時の協定を結び、各分野での連携を深めていきたいと思います。


被災地の復興応援に職員を派遣しています

2011年03月18日 | ちょっと一言

3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震により、北関東から東北地方の太平洋沿岸地域は甚大な被害を受けました。毎日、テレビで報道される被災地を見ますと、その惨状に心が押しつぶされる思いです。

こうした中でも、全国各地で被災地に対し援助活動などの動きが始まっています。

本市におきましても、国からの要請を受け、地震発生の当日に救急消防援助隊を編成し、消防職員11名を被災地に派遣しました。現在、第3次隊が現地で救援活動にあたっています。また、日本水道協会から応急給水応援の要請があり、本日、水道職員4名が被災地に向け出発しました。

この他にも、被災地での援助をしたいと思っていますが、被災地はまだまだ混乱している状況でもあり、受け入れ態勢が整うまでは、具体的な要請があったものから職員の派遣や支援をしていきたいと思っています。

また、派遣された職員には、体調には十分留意し、与えられた任務を全うして無事に帰ってきてほしいと願っています。

今回の国難とも言うべき災害に立ち向かうには、国民が一丸となって対処しなければなりません。本市も、できるだけの援助や支援をしていきますが、市民の皆さまにおきましても、できる範囲での支援をお願いします。


地元産材の木製ベンチ・テーブルをいただきました

2011年03月17日 | ちょっと一言

このほど、地元産材を使用した木製ベンチとテーブル併せて32基を「森林組合おおいがわ」様から寄贈していただきました。

これは、市内の手の行き届いていない森林を、県の「森の力再生事業」により整備した森林組合が、事業により伐り出された間伐材(スギ・ヒノキ)を使用して製作したものです。寄贈いただいたベンチとテーブルは、市役所ロビーをはじめ市内の小中学校や保育園で大切に使わせていただくことにしました。

渡辺組合長からは、「子どもたちや多くの市民の皆さんが、このベンチやテーブルを通して地元藤枝産木材に親しみながら、森林保全の大切さとこれを支える林業への理解を深めてくれれば。」との期待の言葉がありました。

 これに対し、私からは「木は温かみがあっていい。木材の利用が進むことはいいことで、子どもたちが森林の役割やそこでの作業などを知ることも大切なことです。」と話しました。

 森林の役割は、水の涵養や治山をはじめ二酸化炭素の吸収、野生鳥獣の保護などの重要な働きがあります。今後も、森林の機能が十分発揮できるように対策を講じていきたいと思います。

木製ベンチとテーブルを寄贈していただきました「森林組合おおいがわ」様にあらためてお礼申し上げます。


被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます

2011年03月14日 | ちょっと一言

東北・関東を襲った巨大地震。テレビ画面に映し出される被災地を見ますと、信じられないほどの惨状で、心が押しつぶされます。被災された方々の気持ちを思うと、いかばかりかと言葉もありません。大津波は多くの方の命を奪い、被害を拡大させました。未だ行方がわからない方も多く、一刻も早い救出を祈らずにはいられません。

 今回の地震は、その規模と大津波そしてそれらが一度に広範囲で発生し、想定をはるかに超えるものとなりました。特に、2次的災害ともいえる大規模火災や原子力発電所の炉心溶融など懸念される事象も起こりました。

 本市は、これまでにも東海地震に対する対策を講じてきました。しかしながら、今回の地震を見ますと、想定以上のことが起こり得るということを物語っており、これまで以上に危機管理意識を持って対策を講じていきたいと決意をあらたにしたところです。市民の皆さまにおかれましても、今一度、ご家庭での災害対策や対応について再点検をしていただき、日頃からの備えをあらためてお願いしたいと思います。

 被災地の状況を見ますと、復興には大変多くの時間や労力そして物資などを要すると思います。本市も、国の要請を受けただちに緊急消防援助隊を編成して現地に派遣し、現在、静岡県隊と共に活動をしています。今後も被災地に対しできる限りの支援をしていきたいと考えていますが、市民の皆さまにおかれましても、どうか温かいご支援とご協力をいただきますようお願いします。

 被災者の皆さまが安全で安心して生活できるよう、被災地の一刻も早い復興を念願して止みません。


朝日稲荷神社の初午大祭にて

2011年03月11日 | ちょっと一言

このほど、仮宿にある朝日稲荷神社の初午大祭が行われ、私もお祭りの様子を見に行ってきました。

この初午大祭は、5年毎に開いていて、この地区のお祭りとしては、大きなものです。天候に恵まれたこともあって、お祭り会場には大勢の参拝客で賑わっていました。

日本には、多くの神様とそれを祀る多くの神社があります。その中でも稲荷神社は、古くから「おいなりさん」と呼ばれ、「五穀豊穣」と「商売繁盛」を祈願する神様として、親しまれ信仰されてきました。

今回、このお祭りに行って、仮宿地区の皆様が朝日稲荷神社を、いかに大切に守り続けてこられたかが良くわかりました。また、お祭りをとおして、地域の人が集い、地域のコミュニケーションが深まり、地域の活性化に繋がっていることを感じ、頼もしく思いました。

特に、この地区は新東名のアクセス道路などを中心に、今後、周辺地域が整備され大きく発展、変化していく地域です。お祭りなどの地域文化や伝統を大切にしながら、住みやすい地域に発展していってほしいと願っています。

 お祭りを運営された、朝日稲荷神社氏子総代、仮宿町内会をはじめ関係の皆さん、本当にご苦労様でした。


春がもうすぐそこに

2011年03月08日 | ちょっと一言

今、まさに三寒四温の時節。日差しも和らぎ、春がもうすぐそこまでやって来ているなと、感じます。

蓮華寺池公園や総合運動公園の草花も、春の準備が始まっているようで、河津桜はちょうど見ごろとなっています。遅咲きの梅もまだ間に合いそうです。

これからのシーズンは花が一斉に咲き誇り、私たちの藤枝が、一年で一番美しい季節です。毎年、市内外から多くの観光客が訪れる「金比羅山・瀬戸川 桜祭り」も、今年で33回目を迎え、今月の26日から始まります。26日と27日には、勝草橋と、もう一つの桜の名所である蓮華寺池公園との間をシャトルバスで結びます。本市の2つの桜の名所を存分にご堪能いただきたいと思います。

桜以外にも、市内の草花の情報を「風のたより」と題して、市役所ロビー、藤枝駅北口に写真を掲示し随時お知らせしています。また、市のホームページでも見られますので、是非ご活用いただき、春を探しにお出かけください。


2月定例市議会が開会中です

2011年03月02日 | ちょっと一言

2月定例市議会が開かれています。

2月議会は、先月18日に開会し、来年度予算や22年度補正予算、改正条例など39件の議案を提案しました。

今月1日に再開した本会議では、22年度の補正予算のご承認をいただいた後、代表質問を受けました。

主な内容は、来年度に向けての市政方針、この4月にスタートする第5次総合計画の取り組み、部別包括予算、クリーンセンターの進捗状況、広域連携など、主に来年度の予算をご審議いただく議会でもあるため、多岐に渡りました。

いずれの質問につきましても、市の考えをご理解いただけるように心掛けて答弁をいたしました。

来年度予算を編成するに当たっては、本市が進めています藤枝型新公共経営の一環として、昨年10月に「平成23年度藤枝市戦略方針」を策定し、事前にお示し、この方針に沿った予算編成をしましたから、以前に比べ、ご理解いただきやすいのではないかと思っています。

国の情勢が不安定ではありますが、先ずは、提案した議案を丁寧に説明し、ご承認をいただけるように努めたいと思います。

市議会は傍聴できます。本市の重要な案件を審議する議会に、是非、おでかけください。