藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

藤枝から全国へ!飛躍する若者たち

2012年07月25日 | ちょっと一言
本市の若者は大変元気です。先日藤枝明誠中・高校の、バスケットボール部、空手部、棋道部の皆さんが、そして今日藤枝順心高校の柔道部、サッカー部、管弦楽部の生徒さんたちが、この夏に北陸で開催される全国高校総体・全国高校総合文化祭などの全国大会に向けた意気込みを私に話してくれました。

藤枝明誠中・高校の皆さん


藤枝順心高校の皆さん


部屋の温度が1度上がったかと錯覚するくらいの熱気が選手の皆さんから伝わってきました。両校の皆さん、藤枝の、静岡の代表として精一杯頑張ってきてください。勝敗はとても大事なことですが、全国大会の雰囲気や、実力の拮抗した選手たちから受ける刺激がきっとそれ以上の財産となるでしょう。そして、これらの大会を通じて一回り、二回り大きくなって、その経験を後輩たちに是非伝えてください。
ロンドンオリンピック陸上男子200メートルに出場する飯塚翔太選手(藤枝明誠高出)や男子サッカーに出場する村松大輔選手(藤枝東高出)も本市で高校生活を送りました。選手としての基礎を作り飛躍する大事な3年間、藤枝の土を踏み、藤枝の風を受け、藤枝の景色を見て過ごし、そしてまさに今、世界を相手に戦っています。彼らの才能や努力は計り知れませんが、同じ藤枝で切磋琢磨した近い年代の先輩の世界での活躍は、大変刺激になるのと同時に世界を少し身近に感じるのではないでしょうか。
日頃の練習の成果を十分に発揮し、ベストを尽くして悔いのない戦いを祈っています。若者たちの熱い夏が始まります!

人・企業・地域のパートナーシップ

2012年07月24日 | ちょっと一言
6月21日のブログで、市内企業の本社訪問について皆さんにお伝えしました。経営トップである各社の社長さん達との会談は、本市のかじ取りを任された私にとり非常に参考になり、また刺激になりました。
そして先日、各社の藤枝にある工場や事業所の代表者の方々とお話しする機会があり、そこで意見の交換をするとともに、本市の産業界を支え、また多くの市民を雇用していただいていることなど、本市で企業活動をしていただいていることにお礼を申し上げました。
まちづくりに必要な要素として「人・企業・地域」が挙げられることがあります。これらが相互にパートナーシップを築き、協力し合うことがそれぞれを高め合うことに繋がります。どれかが欠けても、どれかが停滞してもバランスは保てなくなってしまうでしょう。
大きな企業があることで、市としては関連産業の集積などによる地域経済の活性化や雇用機会の確保・拡大、そしてCSR(企業の社会的責任)の取り組みなどが期待できます。一方、企業は利益をあげることが第一ですから、そのためにいかに適地で企業活動ができるかがポイントになります。交通アクセスの利便性や原材料等の入手の便などはもちろんのこと、従業員はじめその家族が安全・安心に暮らせるまちを選択することも大切で、つまり健康・予防、教育、環境、交通安全の日本一を目指し、「魅力的なまち藤枝」を追求することが大変重要なことであると思います。新たな企業を誘致することも大事なことですが、すでに本市で企業活動をしている皆さんの満足度を高めることも欠かせないと思っています。
もちろん大きな企業だけでなく農商工連携・6次産業化推進ネットワーク事業やエコノミックガーデニング事業などで中小企業へのサポートも怠りません。本市に関わる全ての人・企業がwin-winの関係を保てるよう一層努めてまいります。

焼津市長とトップ会談を行いました

2012年07月23日 | ちょっと一言
一昨年からスタートし4回目となる焼津市長とのトップ会談を焼津市役所で行いました。今回は1.東日本大震災を踏まえた危機管理体制の連携、2.シティプロモーションの連携、3.広域公共交通の利用促進、4.事務の共同処理などについて意見を交換しました。
先日ブログでも紹介した「フリーペーパー」を両市で連携して作成し、交流人口拡大を目指すなど、広域での観光客誘致を提案しました。東名高速道路や新東名高速道路を生かした、回遊性のある観光の可能性に手ごたえを感じました。また、災害時の危機管理体制において、避難所の相互利用など防災強化に向けた連携策について意見を交わしました。
そして現在進行しているビッグプロジェクト「消防広域化」について、志太広域事務組合の事務として消防業務がスムーズに発足できるように今回も焼津市長と意見を交換しました。消防の広域化を進めることで「住民の安全・安心を確保」し、「消防体制の効率化」や「消防体制の基盤強化」など、厳しい財政状況下においても、行財政上の様々なスケールメリットを生かして消防力を強化することができると考えています。県内他市でも消防広域化への動きがありますが、調整は難航していると聞いております。「平成25年3月31日」と発足日が確定し、順調に進んでいるのはこの「志太消防本部」だけです。
各自治体が切磋琢磨することは大事なことです。しかし単に自治体間で勝った負けたを争うのは意味があるとは言えません。回を重ねるごとにますます両市の連携の重要さを感じており、生活圏がほぼ同じである両市だからこそ連携することで生じるメリットをこれからも検討し、藤枝市民も焼津市民もお互いに幸せになる関係を築いていきたいと思っています。

「選ばれるまち藤枝」を目指して

2012年07月19日 | ちょっと一言
コミュニティFM「FM-Hi!」の「ひるラジ!静岡情報館」に生出演し、イチオシの夏のイベントについてお話ししてきました。
一つ目は8月7日(火)「はなびの日」に蓮華寺池公園で行われる「藤枝花火大会」です。今年も5,000発の花火が藤枝の夜空を彩ります。花火産業の盛んな本市の花火大会には、毎年工夫を凝らした創作花火が登場しますので、今年はどんな花火が打ち上がるのか楽しみにして欲しいと思います。
もう一つの夏の恒例行事、8月18日(土)、19日(日)に藤枝総合運動公園サッカー場で開催される「全国PK選手権大会」についてもお話ししてきました。今回はPK大会に参加しない人も楽しめ、豪華景品が当たるイベントを予定していますので、是非皆さん会場にお越しいただきたいと思います。

本市は「選ばれるまち藤枝」を目指し、あらゆる方法で藤枝の魅力を発信しており、今回の私のラジオ出演もその一つです。富士山静岡空港を隣に持ち、4月には新東名高速道路が開通し、本市へのアクセスは格段に向上しました。それらを利用し、まずは藤枝に来て、藤枝の魅力を知ってもらい、そしていずれ本市に是非住んでいただきたいと思います。
本市は子育て世代の若い夫婦をはじめ、皆さんが安心して暮らしやすいまちを目指し、健康・予防、教育、環境、交通安全の日本一を市政の大上段に掲げて様々な施策を進めております。徐々にですがそれが「人口増」という形に実を結び始めていると考えています。
一人でも多くの人が「住んでみたい」「一生住み続けたい」と本市を選んでいただけるように藤枝の魅力をさらに高めるべく、私は歩みを止めません。

夏の交通安全県民運動が始まりました

2012年07月11日 | ちょっと一言
今日から7月20日までの10日間は「夏の全国交通安全運動」期間です。交通安全運動の開始式を市役所駐車場で行いました。早朝だというのに、梅雨の合間の照りつける太陽はジリジリと肌を刺し、いよいよ夏本番を感じさせます。藤枝警察署や自治会、交通安全指導員会をはじめ多くの方々が参加し、「交通安全日本一」を誓いました。
本市では市民の皆さんの交通安全への意識の高まりから、交通事故の件数は徐々に減ってきてはいますが、依然として出合い頭や横断中の歩行者の事故など後を絶たないことから、様々な取り組みを行っています。
特に本年度は、本市ならではの施策を推進するため、交通関係団体の方々と市職員によるプロジェクトチームを設置することとしており、先日、市職員による協議がスタートしました。今後は交通関係団体の方々にチームの一員として参入していただき、「交通安全日本一」に向けた、企画の立案・提案をいただき、推進を図っていきます。
もうすぐ子どもたちにとってうれしい夏休みです。例年この期間は小中学生が関係する交通事故が増加する傾向にありますので、地域の皆さんにおいても、特に子どもたちへの交通安全の呼びかけをお願いします。
交通事故はあってはならないことです。子どもたちも長寿者も皆が安全・安心に暮らせるまちを目指し、私自身強い気持ちをもって、関係の皆さんとともに徹底した対策に取り組んでいきます。

市議会6月定例会の一般質問が終了

2012年07月10日 | ちょっと一言
現在、市議会6月定例会が開催されています。7月6日(金)、9日(月)、10日(火)の3日間、一般質問があり、15人の議員の皆さんからの多くのご質問を、私と担当部長などがお答えしました。
私が2期目の初めての議会であることから、1期目の「元気なまち藤枝づくり」の総括と2期目の市政への意気込みについての質問もいただきました。
私は就任以来、「職員が元気になれば市役所が元気になる、市役所が元気になれば本市全体が元気になる」との思いから、職員を大切な宝・財産と考え、市民の視点で仕事を改善する職員の育成に努めてきました。
その結果、徐々に元気が出て、市民のために真に必要な施策は何かを、常に考えて実行に移す職員が増えてきたと感じています。そして、最重要課題として力を注いできた病院経営の健全化やクリーンセンターの整備をはじめ、4つのK(健康、教育、環境、危機管理)の重点施策は、それぞれが一歩ずつではありますが、着実な成果をあげているものと思いを強くしております。
ご質問された議員さんとのやり取りの中で、「市役所からの元気の発信が、市の元気に繋がってきていると感じている」といった激励ともいえる嬉しい所感もいただきました。こうした言葉には、大変重い意味があると感じています。
今後も、市民の皆さんの声を聞きながら、地に足の着いた確かな施策を展開し、将来を見据えた着実な市政経営を進めたいと決意を新たにしました。

この夏は藤枝の“涼”を楽しもう!

2012年07月06日 | ちょっと一言
新東名高速道路が開通し、早3か月が経とうとしています。皆さんはもう利用されましたか?運転しやすさは評判通りで、また山の木々を見ながらのドライブは心が洗われ、まるで森林浴をしているかのようで大変気持ちがいいです。
市民の皆さんが遠出する機会が増える一方で、藤枝を訪れる人も確実に増えています。4月末から5月初めに行われた藤枝市最大のイベント「藤まつり」には県内外からなんと20万人を超える来場者がありました。これはまさに新東名高速道路開通の効果によるものではないでしょうか。
藤枝は夏も魅力いっぱいです。一人でも多くの人に藤枝を訪れてもらい、藤枝の良さを知っていただくために、今回「藤枝の“涼”を楽しもう」と題したフリーペーパーを作成しました。手前みそですが、単なるチラシの域を超えて、まるで旅行情報誌の1ページを切り取ったかのような、いやそれ以上の出来栄えです。
冷たい「朝ラーメン」をつるりとさっぱり、早朝の「蓮華寺池公園」のウォーキングは水辺が目にも涼しく、また日本初の有料トンネルで国登録有形文化財「明治トンネル」はゾクッとするくらいひんやりしていて、暑い夏を楽しく・涼しく、藤枝を満喫していただきたいと思います。
このフリーペーパーは本日発行です。富士山静岡空港や新東名のサービスエリア・パーキングエリアならびに、藤枝市観光案内所や周辺の観光施設、また8月18日、19日に行われる全国PK選手権大会などのイベント会場でも配布する予定です。是非、手にとってご覧いただきたいと思います。
この夏はフリーペーパー片手に藤枝散索、おススメです。

政策基盤の強化(副市長を2人制に)

2012年07月05日 | ちょっと一言
現在、私が市長に就任し、2期目の最初の議会、6月議会が開催されています。その重要な審議案件の1つに、副市長職を現在の1人から2人にする議案があります。
これからの時代は、地方の時代と言われ、今、どの自治体でも、如何に自らの地域を強くし魅力あるまちにしていくか、切磋琢磨して様々な施策を進めています。
そうした中、私は、市長就任以来、14万人余の市政の舵取り役として、「元気なまち藤枝づくり」に、市民の皆さんのご協力をいただきながら一生懸命取り組んでいますが、1期目が終了し、これからの2期目は、これまで以上に地域を牽引していけるような自治体づくりを行っていかなければならないと、強く感じています。
昨今、地域社会は多様化・複雑化し、そして、国政は混とんとしています。そうした状況だからこそ、市民と直結している基礎自治体は、地に足の着いたきめ細かな市政を確実に、そして迅速に進めていく必要があります。
そのためには、私は、確固たる市政の体制づくり、政策基盤の強化、これが何よりも大切だと思っています。
私は、副市長を2人体制にし、いわば、トップマネージメントを強化することにより、将来を見据えた確実な政策展開を進め、市民の皆さんのさらなる厚い信任と期待に応えていきたいと考えています。

若手職員プロジェクトチーム始動!

2012年07月04日 | ちょっと一言
本市には行政上の重要事項について、プロジェクトチーム(PT)を設置し、課題解決に当たる仕組みがあります。昨年は「環境」や「法務」などのテーマについてのPTが設置され、様々な提案を受けました。その中で、とりわけ特色のあるPTが自主的な参加による「若手職員プロジェクトチーム(通称:若手PT)」で、今回のメンバーが私に意気込みを語ってくれました。
若手職員だけでPTを結成することには2つの意義があります。一つは若い職員が部局横断的に集まることにより、柔軟な発想を市政に取り入れることができること、もう一つは若手職員に政策立案する機会を与えるということです。若いうちのこの経験は、本人にとっても、市の将来のためにも大きな財産となるのです。
過去の若手PTからは「人材育成・活用戦略」や「新たな協働推進システムの構築」などの提言を受け、既に本市の施策に具体的に反映させているものもあります。Googleなどのサイトで「若手職員プロジェクトチーム」又は「若手PT」を検索してみてください。本市の若手PTの提言が数あるウェブページの中でも上位にヒットするはずです。是非ご覧ください。そして今回のテーマは「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用について」とのことです。取り入れられるものは積極的に取り入れたいと思っていますので、若手職員ならではの発想で藤枝らしい提案を期待しています。年末頃、皆さんにも提言をお知らせできると思います。