藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

新茶初取引

2010年04月30日 | ちょっと一言
3月の凍霜害により、本市においても多くの茶園が影響を受け、茶生産農家は大変ご苦労していますが、迅速な茶園調査や肥培管理など皆様のご努力により、4月28日の早朝に新茶取引が開催されました。大変心配していただけに、先ずはひと安心し、うれしく思いました。
例年、藤枝の初取引は、県内でもいち早く開催され、「藤枝茶ここにあり」を内外に示してきていますが、今年は昨年に比べ10日ほど遅い取引となりました。
当日取引された新茶は100kg。例年に比べ4分の1と数量は少ないものの、品質の良いお茶が持ち込まれ、指値どおり全て取引が成立しました。 皆様の藤枝茶に対する並々ならぬ熱意を感ずるとともに、安堵したところです。
本市の基幹産業のお茶も、昨今の消費者のお茶に対する嗜好の多様化や茶価の低迷など厳しい環境の中にあります。取り組む課題は多くありますが、こうした時期だからこそ、消費者を巻き込みながら茶業関係者、行政機関が知恵を出し合い、一致協力して茶業進行に邁進することが重要です。
今の厳しい状況を乗り越えて、今年が藤枝の茶業界全体にとって良い年になるよう祈りながら、会場を後にしました。

「みどりまつり」に行ってきました

2010年04月28日 | ちょっと一言
先日、蔦の細道公園で行われた「みどりまつり」に行ってきました。
この「みどりまつり」は、毎年この時期に行われていますが、岡部町が合併して新しい藤枝市になってからは、昨年に続いて2回目となり、大変多くの人で賑わっていました。
当日は、地元の観光ボランティアや自治会、道の駅を運営しているホームタウン横添の皆様による、たけのこ汁の振舞いや歴史の道スタンプラリー、岡部吹奏楽団によるレパートーリー豊富な親しみのある曲の演奏、そして出店による名物「業平餅」の販売など、行き交う人達皆楽しんでいました。
ご存知のように、峠にある在原業平の歌碑、「駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人に逢はぬなりけり」で知られる蔦の細道や、この度国の史跡に指定された宇津ノ谷峠、そしてきれいに整備管理されている蔦の細道公園など、癒しや安らぎの新たな藤枝の名所としてクローズアップされています。
皆さんも、是非歩いてみてください。

市内小学生全員をJリーグ観戦に招待

2010年04月26日 | ちょっと一言
このたび、株式会社清水エスパルス様、株式会社中部衛生検査センター様より、藤枝市内の全小学生に対し、Jリーグ観戦の招待券を贈呈していただきました。
当日は、㈱清水エスパルスの早川巌社長様、㈱中部衛生検査センター小澤博美社長様と共に、Jリーグで活躍中の清水エスパルス 岩下敬輔選手・碓井健平選手・大前元紀選手が同行してくれました。
サッカーをまちづくりの核とする本市にとって、非常に喜ばしいことであり、大変感謝しています。
本市は、昨年3月に、「サッカーのまち藤枝ドリームプラン」を策定しましたが、その中で「トップレベルのプレーをみる環境の推進」をひとつの施策として位置づけています。
サッカーに限らず、将来を担う子どもたちが、一流のプレーを間近で接する機会を持つことは、将来の夢や希望、目標を持つことに繋がり大変意義があることだと思いますし、「元気なまち藤枝」にも繋がっていくものと確信しています。そういった意味で、今回のJリーグ観戦への招待は大変ありがたく、早速、市内小学校の子どもたちに配布させていただきました。
清水エスパルスは、現在、首位争いをしており、その活躍は私たちに大きなエネルギーを与えてくれています。試合当日は、是非、多くの子どもたちがスタジアムに出かけて、一流選手のプレーと清水エスパルスの選手の活躍を見ていただきたいと思っています。

藤の季節が到来しました

2010年04月23日 | ちょっと一言
いよいよ藤の季節の到来です。現在、蓮華寺池公園を中心に藤まつりが開催されています。最近の天候不順の影響か、硬かったつぼみもようやく開花し、色づきはじめました。もう少しで見ごろを迎えます。
本市では、市の花「藤」をまちづくりのテーマにした「日本一の藤の里づくり」を推進しています。「日本一の藤の里づくり」は、市民にも広く認知され、この時期、市の施設をはじめ、市内のあちらこちらの家庭でも藤の花を見ることができます。また、市民はもとより東京や名古屋など県外からも多くのお客様が本市に訪れてくれるようになりました。「日本一の藤の里づくり」が着実に進んでいるなと感じているところです。
昨年の富士山静岡空港の開港を機に、本市では、特に、今年度を「藤枝観光大交流年2010」と位置づけました。国内のみならず海外との交流拡大に向け、藤に代表される「花観光」を含め、本市を国内外にPRして、より多くのお客様に藤枝市を訪れていただき、藤枝を元気なまちにしていきたいと考えています。
藤まつりは、蓮華寺池公園を中心に開催され、今年も盛りだくさんのイベントが計画されています。蓮華寺池公園以外でも、JR藤枝駅から出発する「さわやかウォーキング」、滝の清らかな音色と白い藤が楽しめる「白藤の滝・白藤まつり」、茶町周辺で行われる「お茶の香ロード」、また、各商店街でも様々な趣向を凝らしたサービスで皆様をお待ちしています。
是非、皆さん藤枝にお越しください。

地域医療の確保のため、国に陳情

2010年04月19日 | ちょっと一言
藤枝市立総合病院の「医師確保」と「歯科口腔外科の再開」に向けて、厚生労働省に陳情してきました。
本市の自治会では、住民とともに「コンビニ受診を控えよう」などのスローガンを掲げて病院を支援する活動を行っていますが、健康に関る重要な問題として、何かと病院に対する「思い」を国に伝えようと、全市民を対象に署名活動を行ってきました。
この度、この署名簿を持参して、自治会連合会長、市議会議長、藤枝歯科医師会長と共に厚生労働大臣に対してご理解いただくよう陳情書を提出してきました。
この署名は、子どもを含む全市民の実に56%、8万1千人を数えました。
全国的な医師の遍在や不足により、地域や診療科ごとの医師格差が広がる中、藤枝市立総合病院においても、医師の減少とともに産婦人科が休診し、歯科・口腔外科が閉鎖されている現状は、地域住民にとって、極めて深刻な事態であることを伝えました。
当日は、直接担当する厚生労働省保健局医療課医療指導監査室長が対応してくれましたが、真剣に私達の話を聞いていただき、理解を示していただきました。また、関係部署にもその旨を伝えてくれるとのことでした。
その他にも、保険局長、審議官とも面談し意見交換を行い、特に地域医療の現状について現状を伝えました。
今、病院は一丸となって、地域医療の確保と経営の健全化に向け懸命に頑張っています。
今後も、更に病院、行政、議会そして市民の皆様と一緒になって、全力で努力をしていきたいと思います。

国際観光交流推進員を起用しました

2010年04月16日 | ちょっと一言
昨年6月に待望の富士山静岡空港が開港し、まさに大交流時代の幕開けとなりました。空港の開港により、北海道や北陸、九州・沖縄の国内はもとより、ソウル(韓国)や上海(中国)にも手軽に往けるようになりました。ご利用になった方も多いのではないかと思います。
これを機に本市では、とくに、今年度を「藤枝観光大交流年2010」と位置づけ、国内の就航先のみならず海外との交流拡大に向け、国際観光担当を配置し、「国際観光交流推進員」として、韓国仁川広域市出身の卞暢希(ビョン チャンヒ)さんと中国大連市出身の稲葉穎(いなば えい)さんを起用しました。
「国際観光交流推進員」のお二人には、昨年、友好都市提携を結んだ韓国楊州(ヤンジュ)市との相互交流を本格化させることや、本年8月に予定している上海万国博覧会日本産業館内のステージにおける誘客キャンペーンをより効果的なものにすることをはじめ、本市で開催されるイベントや産業文化を紹介して、海外に向け積極的に誘客展開を図っていきたいと思っています。
また、お二人は大変日本語が上手で、職員との意思疎通にも問題がなく、きっと、本市の国際観光交流推進の一翼を担っていただけるものと大いに期待しております。

高柳地区「一社一村しずおか運動」認定式

2010年04月14日 | ちょっと一言
先日、高柳地区「一社一村しずおか運動」認定式に出席しました。「一社一村しずおか運動」とは、企業と農村が協働活動することで、農山村地域の活性化を図る運動で、韓国が国を挙げて実施している「農村愛一社一村運動」をモデルに、静岡県が平成17年に日本で初めて取り組んだ運動です。
本市では、平成21年2月に明治製菓㈱東海工場と葉梨山水会が認定を受けたのを皮切りに、今回、共立印刷㈱と高柳美野里会が協働活動をすることとなり、4件目の認定となります。
高柳美野里会は、「ふじのくに美農里プロジェクト」事業実施団体として平成21年7月発足以来、農地の保全管理や遊休農地を活用した農業体験等の活動を通じて、地域環境の保全にご尽力いただいていました。また、共立印刷は、地域のために貢献できることが何かないか模索していたところ、高柳美野里会の活動を知り、その活動に共鳴し、今回の認定となったものです。
このように、地域の皆様と企業が一体となった活動は、地域コミュニティーの活性化にもつながり、「元気なまち 藤枝」づくりにも貢献するものと大いに期待するものです。
市としても、この取り組みを広く支援し、農村地域の活性化を推進していきたいと思います。

新年度を迎え思うこと(辞令交付式)

2010年04月13日 | ちょっと一言
新年度がスタートし、4月も半月がたち、市役所の中も落ち着きを見せ始めたところです。今回は、私が新年度に迎えて思うこと、特に辞令交付式で話したことを記したいと思います。
今年度の藤枝市の新規採用職員は、一般行政職13人、保健職3人、消防職6人、病院関係では、医師・看護職・医療技術職・事務職等47人そして臨床研修医15人の計84人で、4月1日に新規採用職員の辞令交付を行いました。
私は、この新年度の初日に行う新規採用職員への辞令交付式には、重きを置いています。と言うのも、人は、第一印象で大きく形づけられるといわれます。一説には、97%が決まると聞いたことがあります。ですから、人は第一印象が大変重要であるように、自分の職業観を新たに印象づけるのに大きな影響を与えるのが、職場の第一印象ともいうべき辞令交付式と考えるからです。
この席で私は、「人間は何のために生きるのか」という、人としての根本について話しました。このことは、最近、自分自身に問いかけることがあるからです。
ひるがえって、市の職員としては、市民の皆様の安心した暮らしを守るという行政を担う者として、「この仕事は、何のために、誰のためにするのか」という基本的なことを常に見極め、目的志向の仕事をしなければならないということを話しました。
そして、「市政を担う市役所が元気になれば、藤枝市が元気になる。そのためには、職員一人ひとりが元気にならなければならない。」と、訴えました。
このようなことを、職員全員が常に心掛けて、明るく、自由な雰囲気の中で元気に仕事をしてもらいたいと思っています。

幻想的な夜桜

2010年04月12日 | ちょっと一言
夕暮れ時に、是非蓮華寺池公園に行ってみてください。
今まさに、満開を迎えた桜がライトアップされ、柔らかな光に照らされた夜桜が幻想的に浮かび上がり、何とも美しく輝いています。
さらに、静かな池の表面に映し出され、絵画の中の別世界にいるような感じさえ覚えます。
池畔いっぱいに咲き備わった昼間の桜も美しいですが、このライトアップされた幻想的な夜桜も負けず劣らず素晴らしいですよ。
この桜から今度は市のシンボルの藤へと移っていく蓮華寺池公園は、これからが最も輝く時を迎えます。

春の全国交通安全運動がはじまる

2010年04月08日 | ちょっと一言
4月6日、早朝から藤枝警察署、自治会をはじめ関係機関等の皆様が参集して、「春の全国交通安全運動開始式」を行いました。
当日は、雨上がりで、まだ桜も美しさを残して咲いており、加えて市内小中学校の入学式も行われるということで、何となく華やいだ雰囲気を感じました。
今回の「春の全国交通安全運動」は「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本として、
 ・全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
 ・自転車の安全利用の推進
 ・飲酒運転の根絶
 ・交差点における出合頭事故防止
の4点を重要項目として、6日から15日までの10日間展開されます。
今、私たちの藤枝市は、昨年の7月以降交通死亡事故ゼロが300日と最近の記録を更新しています。
これからは、この記録を更新し続けることに加え、交通事故そのものを減らし、負傷者を出さないことに全力を上げなければならないと思っています。
交通事故の防止は、何と言っても市民一人ひとりが自覚すること、交通安全に関心の高い皆様の粘り強い啓発活動しかありません。
本市も、今後とも交通安全施策の充実に向け一層努力してまいります。