藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

平成21年度最終日

2010年03月31日 | ちょっと一言
今日は3月31日。平成21年度の最終日です。今日、市役所を退職するみなさんの退職辞令交付式を行いました。本年度の退職者は全部で56人。長年勤めた職場を退職するのは、だれでもさびしいものです。苦楽を共にした職員のみなさんとのお別れは、胸に迫るものがあります。第2の人生に幸せ多かれとエールを送りながら、お別れをしました。退職者のみなさん、長い間のご公務、本当にお疲れさまでした。
明日からは、新年度がスタートします。新採職員も登庁してきます。私も、新たな気持ちで「元気なまち藤枝づくり」に邁進します。市民のみなさん、よろしくお願いします。

金比羅山・瀬戸川桜まつり開幕

2010年03月29日 | ちょっと一言
27日から、志太河川敷公園で、金比羅山・瀬戸川桜まつりが始まりました。
桜まつりも、回を重ね、今年で32回目になります。ここ数日は、肌寒い天候が続いており、桜の開花の状況が気になっていましたが、この日は5分咲き。きっと、入学式のころには、満開の桜が、新入生たちを出迎えてくれることでしょう。
藤枝が誇る金比羅山と瀬戸川堤の桜は、約900本。瀬戸川左岸の桜トンネルは延長2キロメートル以上にも及び、県内屈指の桜のトンネルです。さらに、蓮華寺池公園の桜を加えると、県内一だと思います。
私も、この日、志太河川敷公園から対岸の日切りのお地蔵さんまで、桜トンネルを歩いて見ました。身も心もサクラ色に染まったような気分になりました。
日切りのお地蔵さんの前では、商工会議所のみなさんがお茶席を設けており、そこで、お点前のお茶を一服。美しい桜と美味しいお茶で、至極の春のひと時を楽しみました。
当日は、JR東海と志太広域事務組合の共催により、「春爛漫 桜のトンネルを歩く 瀬戸川リバーサイドウォーキング」が同時開催。例年以上に華やいだ雰囲気の中で、オープニングを行うことができました。

「葉梨アーモンドまつり」開催!

2010年03月25日 | ちょっと一言
先日(21日)、葉梨西方活性化施設「白藤の里」で開催された「葉梨アーモンドまつり」に行ってきました。この催しは、地元のみなさんで組織する「葉梨山水会」が主催しました。
きっかけは、昨年2月に、施設周辺の竹林跡地約50アールへのアーモンドの苗木約300本の植樹。苗木は、市内の明治製菓(株)東海工場から寄贈され、葉梨山水会と一般応募のみなさんが、明治製菓(株)東海工場と協働して植えました。
アーモンドは、桜によく似たピンク色の綺麗な花をこの時期に咲かせます。植樹から1年。まだまだ小さな木々ですが、たいへん可愛らしい花をつけていました。私が植えた木も、淡い小さな花が美しく咲いていました。
5年後には、本市の自慢の観光名所の一つになることでしょう。
当日は、アーモンド餅や、手打ちそばなどによるおもてなしや、子どもたちによる一輪車の演技も披露され、訪れたみなさんは、思い思いに楽しい一日を過ごしていました。

パラリンピック出場の福島忍さん、見事、銀メダル獲得!

2010年03月23日 | ちょっと一言
以前、このブログでも紹介しましたが、市内在住の福島忍さんが選手として参加しているアイススレッジホッケー日本代表チームが、カナダ・バンクーバーで行われている冬季パラリンピックで、銀メダルを獲得という偉業を成し遂げました。
福島さんは、チーム最年長の53歳。チームの精神的支柱として頼られる存在です。
1次リーグA組を2勝1敗の2位通過。準決勝では、前回トリノ大会の覇者で開催地チームのカナダを破る大金星を挙げました。決勝は、1次リーグで敗れた米国との再戦でしたが、0-2で残念ながら惜敗。金メダルにこそ届かなかったものの、銀メダルという素晴らしい成績でした。
福島さんは、3大会連続のパラリンピック出場。2002年のソルトレーク、2006年のトリノでは、どちらも5位。今大会は、集大成。メダル獲得をかけて戦うと、お話をうかがっていただけに、今回の結果は、福島さんの熱い思いが現実となり、喜びもひとしおのことと思います。
車イスの営業マンとして働きながら、毎週、長野までの往復6時間の道のりをものともせず、練習を続けてきた福島さん。あきらめずにやり遂げるその精神に、ただただ脱帽です。
笑顔での帰国をお待ちしています。本当に本当におめでとうございました。

大井川農協茶業大会に出席して!

2010年03月19日 | ちょっと一言
一昨日(17日)、藤の瀬会館で開催された大井川農協茶業大会に出席しました。会場には、大井川農協管内の茶農家のみなさん約400人が集合。いよいよ始まる新茶シーズンを前に、集まったみなさんからは、今年のお茶にかける熱気が、ひしひしと伝わってきました。
ご存知のとおり、本市をはじめとする大井川農協管内の市町は、県下有数の茶産地ばかり。各地域で、それぞれの特長を活かした生産方法で、消費者のみなさんに信頼される高品質なお茶を生産しています。
本市では、ジャスミンのような香りが特長の「藤枝かおり」を商品化。その普及に努めていますし、旧岡部町との合併により「玉露」や「てん茶」など、新たな魅力あるお茶が加わり、本市の茶業のすそのは、確実に広がってきています。あとは、いかにPRし、消費拡大につなげていくかです。
昨年開催した「国民文化祭・しずおか2009」では、「お茶」をテーマにしたさまざまなイベントを本市で行いました。これをきっかけに、本市ならではのお茶の魅力を、まちづくりにもつなげていこうという取り組みも始まっています。
茶業経営の安定化やお茶の需要拡大など、取り組むべき課題はたくさんありますが、茶業関係のみなさんとともに、知恵を出し合い、一致協力し、茶業振興に努めていきます。

市役所サッカー部が創部50年

2010年03月17日 | ちょっと一言
市役所サッカー部が誕生して今年で50年、半世紀に及ぶ節目を迎えることから、先日(13日)、創立50周年の記念の会を開催しました。式典には、現役のサッカー部員はもちろん、OBをはじめ、これまで市役所サッカー部の発展に携わった多くのみなさんが駆け付けてくれ、50年の歴史を思い思いに振り返りました。
市役所サッカー部は、創部以来、全国自治体サッカー選手権大会において、これまで25回優勝。全国社会人サッカー大会や東海社会人サッカーリーグでも優秀な成績をあげており、特に、昭和63年には、日本サッカーリーグ2部への昇格も経験しています。
これらの活躍は、1日の仕事を終えてから、時間を惜しみ、練習に汗を流した選手たちの努力はもちろんですが、それを支え続けてくれた後援会や市民のみなさんの温かい応援があったからこそです。
サッカーは大切な藤枝の文化の一つ。多くの市民のみなさんがサッカーに親しんでいます。これからも、みなさんに愛される市役所サッカー部として、「サッカーのまち藤枝」の原動力の一つとして、大いに活躍してほしいと願っています。

「藤枝ドクターズクラブ」を設立!

2010年03月15日 | ちょっと一言
13日(土)、「藤枝ドクターズクラブ」を設立しました。このクラブは、市立総合病院で、初期(医師免許取得後の初年度と次年度)臨床研修を行った歴代(H16~)の医師のみなさんを会員として立ち上げたものです。当日は、静岡市内のホテルに集い、設立記念講演会と情報交換会を行い、私も出席してきました。
平成16年からはじまった国の初期臨床研修医制度も、今年で6年目。市立総合病院で研修を行い、現在、全国各地の医療機関で活躍中の医師のみなさんとの情報交換の場として、また、今後も、市立総合病院とのつながりを大切にしてもらう場として設立したものです。
当日は、13人の初期臨床研修経験者が参加。東京大学医学教育国際協力研究センターの北村 聖 先生の講演後、毛利院長、幹部職員、本院の各診療科の医師と、本地域の医療や本院の現状などについて、さまざまな情報交換を行いました。
ご承知のとおり、医療を取り巻く状況は大変厳しく、医師確保は大きな課題です。全国で活躍中の市立総合病院とゆかりのある医師のみなさんとの横の連携を持ち、和を広げていくことは、市立総合病院にとって大きな意義があるはずです。医師のみなさんの顔をみながら、そう強く感じました。

市議会2月定例会の代表質問・一般質問が終了

2010年03月05日 | ちょっと一言
現在、市議会2月定例会が開催されています。2日から昨日までの3日間、代表質問と一般質問がありました。19人の議員のみなさんからのご質問に、私や担当部長などがお答えしました。ご質問の多くは、新年度の施政方針や予算案に対するものです。
私が市長に就任し、1年9ヵ月になります。就任以来、本市が進めてきた「元気なまち藤枝づくり」の進捗状況についてのご質問もありました。私は、「市の元気は市役所から」との考えのもと、まずは、市役所を活性化すべく、藤枝型NPM(新公共経営)を導入し、推進していますが、さまざまな取り組みを行うことで、一定の成果が出てきているものと思っています。
ある議員さんのご質問の中で、「職員をはじめ、市政が元気になってきたと実感している」という、うれしい所感もいただきました。「元気」ということは、大変重い意味があります。施政方針である「元気なまち藤枝づくり」に向かい、着実に歩みを進めていると考えている私の実感を、裏打ちする発言であり、力強い応援の言葉と受け止めました。
今後も、現状に満足することなく、引き続き、元気なまち藤枝づくりに取り組んでいきます。

「子ども見守りカメラ」の稼働始まる!

2010年03月03日 | ちょっと一言
先日(26日)、駅南図書館で、「子ども見守りカメラシステム運用開始式」が行われました。
式典には、地元の青島地区防犯まちづくり推進協議会のみなさんをはじめ、市や警察の関係者など約50人が出席。私も出席しました。
駅周辺地域は、BiVi藤枝、オーレ藤枝のオープンや、飲食店をはじめとした商業施設などの集積により、たいへんな賑わいとなっています。しかし、反面、不特定多数の人たちが集まることで、非行や犯罪などの発生が懸念されています。
今回のカメラの設置は、警察庁の「子どもを犯罪から守ための環境づくり支援モデル事業」を導入し行うもので、県内での運用は本市が初めてとなります。
カメラの設置場所は、駅周辺の通学路や子どもが利用する道路や公園など。開始式で、映像記録装置のメインスイッチが押され、25台のカメラが一斉に稼動を始めました。
駅周辺地域では、これまでも、多くの防犯ボランティアのみなさんが活動しています。「子ども見守りカメラシステム」の導入は、こうしたみなさんの活動を補完し、より安心して暮らせるまちづくりを行うために、大いに役立ってくれるものと期待しています。

アンニョンハセヨ!韓国・楊州(ヤンジュ)市のみなさんが来藤

2010年03月01日 | ちょっと一言
昨年の富士山静岡空港の開港を契機に、本市との友好都市提携を結んだ韓国・楊州市からの訪問団が、2月24日(水)から26日(金)にかけて、来藤しました。訪れたのは、楊州市総務課総務チーム長のチョ・ヨンテさん、同交流担当のソン・テクスンさん、そして、楊州市国内外交流協議会委員の渡辺敦子さん(藤枝市出身)。今回の訪問の目的は、来年度の両市の観光・スポーツ・文化イベントなどに関する情報交換と、それに基づく交流推進のための意見交換を行うためです。
3人が市長室を訪れたのは、到着してすぐの24日お昼すぎ。折しもバンクーバー冬季五輪で後半戦の最大の見どころといわれた女子フェギュアスケートのショートプログラムの競技中。しかも、韓国代表のキム・ヨナ選手が華麗な演技を披露し、世界中を魅了、ショートプログラムで首位に立ったすぐ後でした。訪問団のみなさんは市長室に入ってくるや否や、話題はキム・ヨナ選手のショートプログラムの話に。自分たちが移動中で、彼女の演技を見られなかったため、その結果がたいへん気になっていたとのこと。こちらから結果を伝えると、3人からは笑みがこぼれました。
昨年8月の友好都市の提携以後、行政同士の交流関係を図ってきましたが、来年度も、さまざまな交流事業を計画しています。市民のみなさん同士の交流の輪も、徐々に広がりつつあります。静岡富士山空港の開港を活かすことで、本市と韓国との距離はぐーんと近づきました。まさに、大交流時代が始まったと実感しています。